ストーブファンはなぜ電気不要で動く?仕組みやおすすめ商品を紹介
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    暖房器具

    2024.03.19

    ストーブファンはなぜ電気不要で動く?仕組みやおすすめ商品を紹介

    ストーブファンはなぜ電気不要で動く?仕組みやおすすめ商品を紹介
    キャンプでストーブを使っているのに、足元が冷えて困っている人はいませんか?足元の冷えには、ストーブファンを使うのがおすすめです。ストーブファンの仕組みやキャンプに向いている理由、おすすめのモデルを紹介します。

    ストーブファンとは?仕組みや注意点も解説

    ストーブファンは電気不要で動くと聞き、どのような仕組みになっているか気になる人は多いでしょう。そもそもストーブファンとはどのようなギアなのか、電気不要で動く理由や使用中の注意点を解説します。

    ストーブの熱を部屋全体に循環させるギア

    ストーブファンとは、ストーブの上に置き、ファンを回して暖気を部屋に循環させるアイテムのことです。ストーブを使っていても、暖気は室内の上部にたまってしまうため、足元が冷えてしまいがちです。

    そんなときにストーブファンがあれば、効率良く部屋全体を暖められます。天板が平らで熱くなるストーブであれば、薪や石油などタイプは問いません。

    サイズもコンパクトで、ストーブの大きさによっては天板での調理も邪魔しないため、持っておくと重宝するアイテムです。

    ゼーベック効果を使って電力不要で動く

    ストーブファンは、『ゼーベック効果』によって動きます。ゼーベック効果とは、温度差を利用して電流を発生させる熱電効果のことです。

    ストーブファンをストーブの上に置くと、接している下部の方からストーブの熱を吸収します。すると、ストーブファンの下部は熱で温まりますが、上部は下部ほど温まらないため、温度差が生じます。

    ストーブファンの中に配置された二つの半導体に温度差が生まれることで、電気エネルギーが発生するというわけです。発生した電流がファンの羽根を回す動力となるので、外部から電力を供給しなくても動くという仕組みです。

    使用中の注意点

    ストーブファンを使う際は、以下の点に注意しましょう。

    • 使用中は素手で触らない
    • 耐熱温度以上で使わない

    ストーブファンの使用中は、本体が高温になります。触るとやけどをするので、冷めてから持ち運ぶ必要があります。位置を調整したい場合は、軍手やグローブをはめて動かしましょう。

    また、ストーブファンには耐熱温度が設定されています。耐熱温度を超えて使用すると、ファンが故障する可能性があるため、持っているストーブとストーブファンの温度が適合するかをよく確認しましょう。

    キャンプにストーブファンがおすすめの理由

    ストーブファンは、キャンプとの相性が抜群です。なぜキャンプにストーブファンが向いているのか、その理由を二つ解説します。

    効率良く室内が温まる

    ストーブファンを使えば、効率良く室内を暖められます。ストーブファンがなければ、暖かい空気ほど上に行ってしまいます。

    「ストーブをつけているのに、足元が冷えて寒い」という思いをしたことのある人は、多いのではないでしょうか。しかし、ストーブファンがあれば、上部にたまった空気を循環させられます。

    また、暖房効率が上がることで、少ない燃料で部屋が暖まりやすくなります。ストーブファンは、燃料の節約にもつながるのです。

    電源が不要でどこでも使える

    ストーブファンは、動くのに必要なエネルギーを自ら生み出せるため、電源のないキャンプサイトで活躍します。薪ストーブとの組み合わせなら、電力に全く依存せずに使えます。

    キャンプだけでなく、停電や災害時の非常用暖房器具としても有効です。もちろん、インテリアとして置いても違和感はありません。

    エコで経済的、かつ実用的なストーブファンは、アウトドアライフの質を大きく向上させるアイテムです。1台持っておいて損はないでしょう。

    ストーブファンの選び方

    ストーブファンを選ぶときには、いくつかポイントがあります。ストーブファンを選ぶときに注目すべきポイントを、二つ解説します。

    パワーはファンの枚数をチェック

    パワーの大きさを確認するときは、ファンの枚数をチェックしましょう。ストーブファンのパワーは、ファンの枚数と大きさで決まります。

    ファンの枚数は、2~6枚程度が一般的です。4枚のモデルが多い傾向にありますが、コンパクトなサイズだと2枚のものもあります。

    強力なパワーを求めるなら、5枚以上がおすすめです。性能の高いものでは、ファンが二つ付いたモデルも販売されています。室内の広さや求める風量に応じて、ファンの枚数を決めましょう。

    便利機能の有無をチェック

    ストーブファンの中には、快適に使うための便利機能を備えているものがあります。具体的には、以下のような機能が挙げられます。

    • 過熱保護機能
    • 保護カバー
    • 静音設計

    過熱保護機能とは、本体の温度が上がりすぎるのを防ぐ機能です。本体は金属製なので、過熱状態になると変形して故障の原因になります。過熱保護機能があれば、故障を未然に防げて長く使えるでしょう。

    保護カバーは、子どもやペットが誤って本体に触れたり、落下して破損したりするのを防ぐのに役立ちます。

    静かにキャンプを楽しみたい人や、薪ストーブのパチパチ音をじっくり堪能したい人は、静音設計のものを選びましょう。

    キャンプにおすすめの定番ストーブファン

    スタンダードなデザインで、ファンの枚数も一般的な4枚タイプのストーブファンを三つ紹介します。どれも静音設計で、静かなキャンプを邪魔しないモデルばかりです。

    FIELDOOR「STOVE FAN」

    エレガントなデザインと、卓越した性能を兼ね備えたストーブファンです。ブラックとシルバーの2色展開で、どのようなストーブにもなじむでしょう。

    サイズはコンパクトながら、4枚のファンで最大風速3m/sを誇り、約60~340℃の幅広い温度で動作します。軽量で持ち運びやすい約530g、アルミ製で耐久性に優れているのもポイントです。

    加熱保護プレート付きで安全性も抜群、静音設計で約25dBと、使用中の騒音も気になりません。空間を均一かつ効率良く暖め、燃料消費も抑えられる、冬のキャンプをサポートする強い味方です。

    FIELDOOR
    STOVE FAN

    サイズ:(約)幅12cm×奥行10.5cm×高さ22cm※ファンの直径:(約)19cm 重量:(約)790g


    Mt.SUMI「Stove Fan」

    静音設計で、稼働中の騒音が気にならないストーブファンです。家族が眠る夜も、静かに暖かい空気を循環させます。

    消耗したモーターは交換可能(別売り)なため、長きにわたって使えるのも魅力の一つです。約85〜350℃の温度範囲で動作し、約902gの軽量設計で場所を問わず持ち運びが可能です。

    選べるカラーはブラック・ゴールド・シルバーで、ステンレスの見た目が力強さを感じさせます。ファンは4枚で、パワーも十分です。

    Mt.SUMI
    Stove Fan

    サイズ : W21 × D21× H12.5cm  重量 : 902g


    FUTURE FOX「FOX-FAN」

    性能はもちろん、見た目にもかっこいいストーブファンです。4枚の羽根により最大風速約2m/sの心地良い風を生み出し、稼働中の騒音量はささやき声よりも静かな約25dBを誇ります。うたたねの邪魔をせず、部屋を暖めてくれるでしょう。

    温度が上がると自然に回転数が増え、効率良く室内を暖められます。安定性を向上させたい場合は、別売りのヒーターアタッチメントを使いましょう。ヒーターアタッチメントは、穴が模様になっており、ストーブの炎でおしゃれな光源にもなります。

    耐熱温度はモーターで約170℃、土台で約300℃です。全体をブラックで統一したデザインは、キャンプだけでなく、家庭のインテリアとしてもなじみます。軽量で持ち運びしやすい、約390gの重量も魅力です。

    FUTURE FOX
    FOX-FAN

    サイズ:12×17.5×19.5cm


    機能性に優れたストーブファン

    ファンの枚数が多いものや首振り機能など、キャンプをより快適にする機能を持ったストーブファンを三つ紹介します。中には、けが防止用のガードが付いたモデルもあるので、詳しく見ていきましょう。

    FIRESIDE「カームフロー スウィングエア」

    5枚のファンで、力強い風を送るストーブファンです。約323m3/hの強力な風量で、広範囲に暖かい空気を循環させます。さらに、可動角度約60°の首振り機能を備えており、室内をまんべんなく暖められます。

    サイズは約20×11.6×21.4cmで、重さは約726gと扱いやすいでしょう。アルミ製で耐久性に富み、耐熱温度は約60〜345℃です。

    モーターが消耗したら、別売りの交換キットにて交換できます。適切にメンテナンスをすれば、末永く使える1台です。

    • 商品名:FIRESIDE「カームフロー スウィングエア」
    • 公式サイト:商品はこちら

    FIRESIDE
    カームフロー スウィングエア

    サイズ : W200×D116×H214mm 風量 : 323m2/h 重量 : 726g


    ホンマ製作所「ガード付ストーブファン」

    安全性と機能性を兼ね備えたストーブファンです。4枚のファンが、薪ストーブの暖かい空気を効率良く循環させ、暖房効率を向上させます。

    ファンを囲むけが防止ガードが付いており、家族みんなが安心して使用できる設計になっています。サイズは約17×11×17cm、重さは約620gで、適正温度範囲は約90~320℃です。

    アルミ製の本体・ファンとステンレス製の持ち手、鉄製のガードを採用し、耐久性も申し分ありません。デザインが統一されている、ホンマ製作所のストーブとの相性も抜群です。

    • 商品名:ホンマ製作所「ガード付ストーブファン」
    • 公式サイト:商品はこちら
    • ホンマ製作所
      ガード付ストーブファン

      サイズ:幅17×奥行11×高さ18cm (持ち手含め) 重量:620g


    Re:Gear「HEAT WAVY 2.0」

    クラウドファンディングで大ヒットを記録したストーブファンです。求めるパワーによって、ファンの枚数は5枚と6枚から選べます。

    首振り機能付きで、暖気をムラなく循環させます。首振り機能は、背面スイッチでオン・オフを切り替えられ、任意の角度でオフにすれば、本体に触らずとも角度調節が可能です。

    また、アナログ温度計が付いているので、温度管理もしやすいでしょう。ブラックとシルバーの2色展開で、暖房効率の向上と環境への配慮を両立した冬キャンプの必需品です。

    Re:Gear
    HEAT WAVY 2.0

    サイズ:高さ227mm × 横幅:198mm × 奥行:110mm  重量:約1.05kg(5枚羽)/約1.30kg(6枚羽) 


    まとめ

    ストーブファンは、キャンプでの足冷え問題を解決するアイテムです。ゼーベック効果により、電気不要でストーブの熱を利用して動くため、ストーブがあるところならどこでも使用可能です。

    ストーブファンを使えば、燃料の節約につながるため、環境にも優しいでしょう。ストーブファンのスペックは、ファンの枚数や大きさ、便利機能の有無で異なります。

    パワーを求める人はファンが多くて大きいものを、使い勝手・安全面を重視する人は過熱保護機能やカバー付き、静音設計のものがおすすめです。ストーブファンを手に入れ、冬のキャンプをより快適にしましょう。

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