パセコの石油ストーブは1980年から製造されており、いまや40か国を超える国々で愛用されています。とくに中東ではNO.1のシェアを誇っている、知名度の高いメーカーです。
日本国内でも発売と同時に人気が高まり、キャンパーの間では石油ストーブを購入する際の選択肢の一つに入るのが普通となっています。
パセコのストーブは、お求めやすい価格にも関わらず、高品質で扱いやすく手軽に暖をとれる点が魅力。
今回は、国内で手に入るパセコのストーブと、その魅力を詳しくお伝えします。
パセコのストーブラインナップ
対流形石油ストーブ JKH-1【最新モデル】
「JKH-1」は、2023年発売の最新モデル。
キャンプサイトに溶け込む抑えめなカラーと、レトロでおしゃれな見た目が魅力の石油ストーブです。
旧モデルのWKH-3100S(後ほど紹介します)との違いは、耐震自動消火装置が作動した後、自動で復旧する機能が追加されている点。旧モデルのWKH-3100sには自動復旧の機能はありません。
2つのストーブを比べると、見た目にほとんど違いがありませんが、こちらのJKH‐1は素材・形状・組み立て方法を変更したことにより、品質や耐久性が向上しています。
PASECO (パセコ)
対流形石油ストーブ JKH-1
出力:3.0 kW/h
タンク容量:5.3L
燃焼時間:約18時間
製品サイズ:Φ325×441(mm)
重さ:5.3kg
カラー:ブラック、グレー、タン、アルパイングリーン
対流形石油ストーブ CAMP-25
無骨な見た目が魅力の「CAMP-25」。モノトーンなサイトに似合うブラックと、軍物のテントとも相性のよいアーミーグリーンの2色展開です。
最大の特徴は上部をスライドさせて小型化できる、驚きの仕掛けがある点です!
収納時には小型化して、積載スペースを節約できます。
また、出力が6.4kW/hと高いため、大型の2ルームテントなども難なく暖められるスペックがあります。
PASECO (パセコ)
対流形石油ストーブ CAMP-25
出力:6.4kW/h
タンク容量:7L
燃焼時間:約10時間
製品サイズ:Φ445×440~570[ゴトク取り付け時:615](mm)
重さ:11.5kg
カラー:アーミーグリーン、ブラック
対流形石油ストーブ WKH-3100S
「WKH-3100S」は、2022年モデルのパセコストーブ。
先ほど紹介したJKH‐1の旧モデルになります。若干重さが軽く、展開カラーも違います。
PASECO (パセコ)
対流形石油ストーブ WKH-3100S
出力:3.0 kW/h
タンク容量:5.3L
燃焼時間:約18時間
製品サイズ:Φ325×441(mm)
重さ:5.2kg
カラー:ブラック、ホワイト、グレー、タン、サンドベージュ
パセコのストーブが人気の理由
長い燃焼時間
パセコストーブは、燃焼時間が非常に長いのがメリット。
最新モデルのJKH-1と旧モデルのWKH-3100Sは、タンクを満タンにした状態で18時間の連続燃焼が可能です。
長時間使用できるため、1泊2日のキャンプならば、ほぼ1日中点けっぱなしにしておけます。キャンプ中に燃料を追加する手間が省けますし、余分な燃料を持って行かなくてもすみます。
荷物が多くなりがちな冬キャンプの積載スペースの節約にもなりますよ。
簡単な操作
パセコストーブは、操作方法がシンプルで扱いやすいのも魅力です。点火は直感的に操作ができます。
JKH-1とWKH-3100Sの点火は、たったの3ステップ。
1.火力調節つまみを右いっぱいに回し、芯を引き出す
2.燃焼筒つまみを上に持ち上げる
3.芯にマッチやライターで直接火を点ける
マッチやライターを使用するため、注意は必要ですが、操作自体は簡単で誰でも点火ができます。
CAMP-25は自動点火装置がついているため、さらに扱いがラク。ボタンひとつでワンタッチ点火ができます。
手の出しやすい価格帯
パセコのストーブは高品質にも関わらず、価格が抑えられているのも嬉しいポイント。
JKH-1とWKH-3100Sは19,800円。石油ストーブは2~3万円ほどの価格が主流なので、アンダー2万円はお求めやすい価格と言えます。
上位モデルのCAMP-25は48,950円ですが、熱量がJKH-1とWKH-3100Sの倍以上ある点から、妥当な価格だと思います。大型のテントでも難なく暖をとれるスペックですね。
コンパクトで持ち運びやすい
JKH-1とWKH-3100Sは、径32.5cm高さ44.1cmのコンパクトサイズ。溶剤などの運搬に使うペール缶より、8cmほど高いサイズ感です。
重量はともに5kgほど。上部に付属している吊り手をつかんで片手で持ち運べます。
CAMP-25は使用時のサイズが径44.5cm、高さ57cmで、収納時には高さが44cmになります。
11.5kgとそこそこの重量がありますが、本体両側にハンドルがあるため、両手を使って難なく持ち運びができますよ。
あなたに合ったパセコのストーブはどれ?
コスパを重視するならば、JKH-1とWKH-3100Sがおすすめです。アンダー2万円を切る価格が魅力だからです。
厳冬期のキャンプに出掛ける方や、グループキャンプに出掛ける方にはCAMP-25がおすすめです。出力が強いため、難なく暖をとれますよ。
パセコのストーブは、料理好きのキャンパーにとっても使い勝手がよいストーブです。どのストーブも天板の上にクッカーなどをのせて調理が可能です。
暖を取りながら、シチューやおでんなどの煮込み料理を楽しめます。
パセコのストーブで冬キャンプを快適に!
秋冬のキャンプを快適に過ごすためには、欠かせない石油ストーブ。
次第に暖かくなるこれからの季節も、夜間や朝方にはまだまだ冷え込むため、大活躍することは間違いありません!
パセコのストーブはデザイン、機能が優れているにも関わらず、低価格なのが魅力です。
ぜひ導入して、家族でぬくぬくのキャンプを楽しんでくださいね。