今回は、そんな春キャベツがモリモリ食べられるキャンプ飯レシピを2つご紹介。
どちらも素材の特徴を生かし、包丁いらずで作れる簡単レシピに仕上げているので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
春キャベツとあさりのボンゴレのレシピ
材料(2人分)
- スパゲッティ 160g
- 春キャベツ 2枚(約120g)
- オリーブオイル 大さじ1
- おろしにんにく 小さじ1
- 輪切り唐辛子 小さじ1
- 白ワイン 50ml
- 水 400ml
- あさり缶詰 1個(180g)
- 塩コショウ 少々
- 乾燥パセリ 適量
1品目はパスタレシピの「ボンゴレ」。
あさりは缶詰を利用、ワンパンで作れて調理も簡単です。
春キャベツとあさりのボンゴレの作り方
まずは、春キャベツを食べやすい大きさにちぎります。
春キャベツは冬キャベツよりも水分が多く、葉が柔らかいので簡単に手でちぎることが可能。
しかし、その分加熱すると縮むので、食感を残すためにある程度大きさを残しておきましょう。
なんと、下ごしらえはこれで終了です。
続けて、フライパンにオリーブオイル、おろしにんにく、輪切り唐辛子を入れ、弱火で香りが立ってくるまで加熱しましょう。
油がはねると危ないので一度火を止め、白ワインを加えて沸騰させてアルコールを飛ばします。
水を加えて混ぜたら、スパゲッティを割り入れましょう。
さらに、あさりの缶詰を汁ごと加えて混ぜて……
煮立たせたら弱火にし、フタをしてスパゲッティの表記時間より1分短めに茹でます。
フタを取ったら春キャベツを加えて混ぜ、水分を飛ばしながら中火で加熱しましょう。
仕上げに塩コショウで味を調えたら火から下ろします。
お皿に盛り付けて、乾燥パセリをちらして完成!
春キャベツの緑に、唐辛子の赤がアクセントになって見た目も鮮やかです。
具材をしっかり絡めて頬張ると、口の中に春キャベツの甘みとあさりのうま味がブワッと広がります。
また、調味料を少なめにしているおかげで、にんにくや唐辛子、白ワインの芳醇な香りも引き立つボンゴレに。
まるでワンパンで作ったとは思えないような味わいの一品に仕上がりました。
ちなみに、今回は白ワインで「ボンゴレ・ビアンコ」に仕上げましたが、トマト缶で作って「ボンゴレ・ロッソ」にしても美味しいですよ。
春キャベツのバター蒸しのレシピ
材料(2人分)
- 春キャベツ 約150g
- カニカマ 50g
- コーン 50g
- 無塩バター 20g
- 酒 大さじ2
- しょうゆ 小さじ1
2品目はメスティンで作るバター蒸し。
こちらも調理はシンプルに、さらにカニカマやコーンを利用して、見た目も春らしい彩りに仕上げます。
春キャベツとカニカマのバター蒸しの作り方
まずは焦げ付きを防ぐため、メスティンの底と側面に無塩バターを塗りましょう。
写真のように、フォークに刺すと塗りやすいですよ。
続いて、春キャベツを食べやすい大きさにちぎってメスティンに入れます。
さらに、カニカマとコーンを加えましょう。
ちなみに、カニカマはスティックタイプよりもサラダ用の商品の方が、華やかな見た目に仕上がります。
具材をメスティンに詰めたら、酒を回しかけましょう。
なお、材料に「酒」とある場合は、塩分などが含まれていない清酒が使われます。
料理酒と違って調味されていない清酒は雑味がなく、素材の風味を生かすのが得意。
そのため、バター蒸しのようなレシピにピッタリなんです。
あとは無塩バターを乗せて……
フタをして弱火で5分ほど加熱しましょう。
フタを取ったら仕上げにしょうゆを回し入れて、ざっくりと混ぜて火から下ろし……
食卓に出したら完成!
カニカマのピンクとコーンの黄色のおかげで、より春らしい彩りになりました。
一口食べてみると、春キャベツとコーンの甘みに、カニカマの塩気とバターのコクが絡んでやみつきの味わい。
後味のしょうゆの香ばしい香りで、お箸の止まらない一品に仕上がりました。
春キャベツは意外とキャンプ飯との相性ピッタリ!
みずみずしい食感と甘みが特徴的な春キャベツは、パスタや蒸しレシピはもちろん、サラダにもピッタリ。
葉が柔らかく調理も手早く済むので、じつは意外とキャンプ飯との相性もいい食材なんです。
ぜひ、春キャベツを持ってキャンプに出かけ、うららかな陽気を楽しんでみてください!