もち米に雑穀を混ぜてぷちぷち食感が楽しめるおこわに、砂糖は使わずやさしい甘さが特徴の「発酵あんことみりんあんこ」の2種類のあんこを準備しました。
そのほか、きな粉と黒ゴマのぼたもちと計4色のぼたもちのレシピです。
アウトドアでも食べやすいひと口サイズの4色ぼたもち
春分の日は、先祖供養のほか、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として国民の祝日に制定されています。山でキャンプで、ぼたもちをほおばり、のんびりと自然の中で過ごしてみるのはいかがでしょうか。ちなみに「おはぎ」と「ぼたもち」と、呼び名は違いますが、同じものを指します。秋彼岸には、萩に見立てて=おはぎ、春彼岸には、牡丹に見立てて=ぼたもちと呼ばれています。
「発酵あんことみりんあんこ」の作り方はこちらからご覧ください。
ぼたもち作りは、まず、もち米を炊いておこわ作りからはじめましょう。
おこわの作り方
【材料】作りやすい分量 約12個分(ひと口サイズ)
- もち米 1合
- 雑穀 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 水 1合+大さじ2
(1)もち米をボウルに入れ、たっぷりの水で手早く洗います。
(2)洗ったもち米は、水の濁りがなくなるまで水を2~3回かえて研ぎます。
(3)ざるにあけ、水けをきり、分量の水と雑穀、塩ひとつまみを入れて普通に炊きます。
(4)蒸らし終えたらボウルにあけ、粗熱をとります。
ぼたもちの大きさを均等に仕上げるコツ
おこわを事前に計量しておくとほぼ同じ大きさになります。
おこわを量り終えたら、次にあんこ用に約15~20g、きな粉、黒ゴマ用(おこわの中に入れる分)に10g量ります。
<あんこ>
- 発酵あんこやみりんあんこ(好みのもの) 1個15~20g
<きなこ>
【材料】
- きな粉 大さじ2
- 砂糖(好みで) 適量
- 塩 少々
すべての材料を混ぜ合わせます。
<黒ゴマ>
【材料】
- 黒すりごま 大さじ2
- 砂糖(好みで) 適量
- 塩 少々
すべての材料を混ぜ合わせます。
まとめて作って冷凍保存
ぼたもちは、作った当日中にいただくのが一番。ただ、作り立てよりも少し時間経った2~3時間後くらいが食べごろなんだそう。ぼたもちを手作りするときは、多めに作って冷凍保存しておくのもおすすめです。ぼたもちをひとつずつラップに包んで冷凍保存袋に入れて冷凍庫へ。この方法なら1か月程度は保存可能です。食べる2~3時間前に室内へ出して自然解凍します。
冷凍ぼたもちを持ってアウトドアへ
「冷凍ぼたもち」なら形が崩れてしまう心配もなく、持ち運びにも便利なので、山やキャンプへ持っていくのもおすすめです。気候にもよりますが、自然解凍で約3時間で食べごろです。手土産にも、きっと喜ばれますね。