そんな中で今回紹介するのは、LAST FRONTIER DESIGN(ラストフロンティアデザイン)というブランドの「Ultra Light Square Sack(ウルトラライトスクエア サック:以下ULスクエアサック)」です。
このスタッフサックの魅力を、レビューしていきます。
スタッフサックとは
そもそもスタッフサック(または、スタッフバッグ)とは、登山やキャンプなどのアウトドアにおいて、アイテムを整理収納するための袋のことを指します。
英語で「スタッフ」は「もの」、「サック」は「袋」という意味。つまり、「ものを入れるための袋」です。
アウトドアで、着替えやギアを種類別などで分けて収納する際に役立ちます。
そんなスタッフサックは、サイズや素材、そして形状が多種多様です。購入する際は、何を入れるかといった目的を明確にして選ぶ必要があります。
Ultra Light Square Sackの魅力
今回紹介するULスクエアサックは、8Lと4Lの2種類のサイズがあり、筆者はどちらも使っています。
それでは、ULスクエアサックの魅力を紹介していきます。
重さはわずか11g
ULスクエアサックは、その名の通りウルトラライト。超軽量です。
その重さは4Lサイズのものだと、わずか11g(実測、公称値ともに11g)。例えば筆者が所有している他メーカーの5Lサイズのスクエアサックは26gなので、半分以下の軽さということになります。
8Lサイズでも、実測でたったの16g(公称値は17g)です。
筆者所有の他メーカー10Lサイズのスタッフサックは36gでしたので、やはりこちらも半分以下の軽さになります。
超軽量・防水素材のシルナイロンを使用
超軽量の秘密の一つは、20デニールの超軽量シルナイロンを使っていることにあります。
シルナイロンとはシリコンを染み込ませたナイロン生地のことで、この素材は超軽量でも高い防水性と強度を備えているのが特徴です。
劣化しにくく長く使える
通常、防水仕様のスタッフサックは、素材にPUコーティングという加工がされたナイロンを使用しているものが多いのですが、ULスクエアサックに使われているシルナイロンは、PUコーティングのナイロンに比べると劣化が起こりにくいです。
縫い目にはシームテープなどの防水処理はされていないため、ULスクエアサックは完全防水ではありません。しかし、防水性が高く、劣化しにくいシルナイロンを使ったULスクエアサックは、アウトドアでの使用にぴったりだと言えるでしょう。
角形、底浅で整理しやすい
一般的なスタッフサックは口が狭く深底タイプのものが多いですが、ULスクエアサックは開口部が広くて底が浅いです。
開口部が広くて底が浅いことにより、荷物の出し入れが簡単にできて使いやすいのも筆者のお気に入りポイントです。
開口部に指を入れて開くだけで、簡単に口を開けることができるのもありがたいポイント。
閉じる時もコードストッパーを引っ張るだけなので、とてもスムーズ。ストレスなく開閉動作を行なうことができます。
収納力も抜群
ULスクエアサックは、もちろん収納力も抜群。
4Lサイズには、Tシャツ2着・薄手パンツ・ソックス・アンダーウェアなどの1日分の着替えが入ります。
クッカー・バーナー・カトラリーなどの調理用具一式や、衛生用品などを入れるのにもちょうどいい大きさです。
8Lサイズは、Tシャツ2着・フリース・パンツ・ソックス2足・アンダーウェア2セットが一度に入れられます。また、ランニングシューズや、2人用の山岳テントも入れられる大きさです。
筆者は、ULスクエアサックを着替えなどの衣類を入れるのによく使っています。ただし完全防水ではないため、汚れ物や濡れものはビニール袋に入れてからULスクエアサックに入れるようにしています。
使えばきっとハマります
超軽量で、使いやすい素材を採用したULスクエアサック。一度使ってみると、ストレスフリーの便利さに驚くと思います。
ぜひ、新たな収納体験にハマってみてください。