朝がゆでほっこり山ごはん。軽食にもおすすめ!ささっと作れるおかゆ2品
春といってもまだまだ肌寒い日が多く、体調を崩しやすい季節です。おかゆには、カラダを温める効果、消化に負担をかけずに栄養をカラダへと届けてくれる効果があります。山歩きで疲れたカラダの栄養補給にもぴったりの食べ物です。
自宅でおかゆを温めて保温容器に入れて持参すれば、温め用の水(湯)の必要もなく、ゴミも出ません。おかゆも温まっているので、燃料も少なくてすみます。
【桜の抹茶がゆ】
【材料】1人分
- おかゆ 1人分
- 桜の塩漬け 2~3個
- 抹茶 少々
<作り方>
(1)桜の塩漬けを塩抜きします。
(2)おかゆに桜の塩漬けの戻し水を少量加えて温めます。おかゆを入れる前に、シェラカップの内側を濡らしておくとこびりつきを防げます。
(3)おかゆが温まったら、塩抜きした桜を中央に飾り、抹茶を振ります。
【桜エビと揚げ餅おかきのおかゆ】
【材料】1人分
- おかゆ 1人分
- 桜エビ 大さじ1
- 九条ネギ(なければ青ネギ) 1/2本分
- 揚げ餅おかき 適量
- 塩 少々
- ごま油 少々
<作り方>
(1) 桜エビをシェラカップ(小鍋)で香ばしく乾煎りし、一旦取り出します。
(2) 空いたシェラカップ(小鍋)にごま油を少々入れ、斜め切りにした九条ネギを軽く炒め、塩をします。
(3) おかゆを温めます。おかゆは入れる前に、シェラカップの内側をぬらしておくとこびりつきを防げます。
(4) 温めたおかゆに、桜エビ、炒めたネギ、揚げ餅おかきをトッピングします。
山ごはんにおかゆ
おかゆはレトルトのもの、生米から作るおかゆ、炊いたごはんから作るおかゆ、スープジャーで作るおかゆなど、いろいろな方法があります。山ごはんにも取り入れやすい食品です。温めずに食べることができるレトルトのおかゆは非常食用に準備しておくのもおすすめです。
山頂でいただくおかゆ
今回は、レトルトのおかゆを使った簡単レシピを紹介しました。自分で炊いたおかゆを保温容器に入れて持参するのもいいですね。自家製のおかゆを山頂でいただくおいしさはまた格別です。時間に余裕があるときはもちろん、あえて忙しいときにおかゆをゆっくりコトコト炊く、ゆったりとした時間を作ってみるのも気分転換になっていいかもしれません。機会がありましたら、おかゆ作りからはじめてみてください。
ちなみに、全がゆの作り方はこちらです。
【全がゆのレシピ】
【材料】
米 1/2合
水 4合分
<作り方>
(1)米を研ぎます。米の表面が傷つくように米粒をこすり合わせて洗います。これを3回ほど繰り返し、水切りします。
(2)鍋に(1)と水を入れ蓋をして中火で炊きます。
(3)沸騰したら蓋を開けて弱火で炊きます。このとき焦げつかないように底の部分は時々かき混ぜながら20分ほど炊きます。
(4)水分がうっすら残る程度まで煮えて、全体がとろりとしてきたら火を止め、蓋をして5~10分ほど蒸らします。
今後、スープジャーで作るおかゆの作り方なども紹介できたらと思っています。