HARIOのコーヒーミルの特徴
HARIOのコーヒーミルを、一度は目にしたことのある人は多いでしょう。HARIOのメーカーとしての特徴や、独自ブランドのZebrangとは何かを解説します。
耐熱ガラスメーカーならではの高品質ガラス
HARIOは1921年、耐熱ガラスメーカーとして創業した日本企業です。日本で唯一の耐熱ガラス工場を持っており、耐熱ガラスの品質の高さが評価されています。
HARIOの耐熱ガラス『HARIO Glass』は温度変化への強さと、化学薬品に対する耐久性の高さが特徴です。その秘密は、珪砂(けいしゃ)・硼砂(ほうしゃ)・硼酸(ほうさん)・アルミナという、4種類の純粋な素材のみを原料にしているところにあります。
コーヒーギアをはじめ、主に食器や理化学用品など、耐熱ガラスが効果を発揮する分野の製品を製作する、国内屈指のガラスメーカーです。
アウトドア仕様のギアも多く販売
HAIROでは、アウトドアシーンでの使用を想定したコーヒーギアとして『HARIO outdoor』というシリーズを販売しています。環境への配慮からプラスチックを一切使わず、代わりにステンレスをベースとしているのが特徴です。
フックに引っ掛けられるドリッパーや、スタッキングが可能なマグカップなど、アウトドアでの利便性を高める工夫が凝らされています。
持ち運びに便利な収納袋や、ギアのセットも販売されているので、キャンプ用のコーヒーギアを一気にそろえられるのが魅力です。
独自ブランドZebrangも展開
HAIROはコーヒーギアにとどまらず、アウトドアに特化したギアを販売するZebrang(ゼブラン)というブランドを立ち上げました。Zebrangではコーヒーギアはもちろん、ライスオーブンや電動自転車などのアウトドアギアも販売しています。
製品の特徴は、白と黒を基調として作られている点です。これには『相反するものを調和する』というブランドコンセプトが込められており、ブランド名も『ゼブラ企業』が由来となっています。
シックで高級感のあるギアを探している人は、ぜひZebrangのラインアップもチェックしましょう。
HARIOのおすすめコーヒーギア
HARIOのおすすめコーヒーミルを二つと、便利な電動モーターを紹介します。アウトドアでも家庭でも使える便利なものがそろっているので、詳しく見ていきましょう。
セラミックコーヒーミル・スケルトン N
セラミック製の臼と耐熱ガラス製の粉受け、シリコン製のふたやカバーを採用し、全体を水で洗えるコーヒーミルです。日常的に使っても清潔さを維持しやすく、使用後の手入れも簡単です。
ふたをすれば、挽きたてのコーヒー粉を保存する容器としても使えます。滑り止めカバーを付けることで安定した挽き心地を実現し、コーヒー豆の挽き具合も自在に調整できます。
約17.3×9.6×21cmのコンパクトサイズで、約600gの軽量設計のため、アウトドアでの持ち運びにも便利です。約100gのコーヒー豆を入れられ、自宅でのリラックスタイムやアウトドアでのコーヒーブレイク、どちらでも新鮮な香りを楽しめるでしょう。
- 商品名:HARIO「セラミックコーヒーミル・スケルトン N」
- 公式サイト:商品はこちら
コーヒーミル・スタンダード
昔ながらのデザインと、現代の機能性が融合したコーヒーミルです。レトロな外観とは裏腹に、セラミック製の臼を採用することで摩擦熱の発生を抑え、コーヒー粉が劣化しにくい設計になっています。
サイズは約14.8×9.8×21cmで、約10gのコーヒー豆を収容できるため、1杯分のコーヒーを作るのに向いています。重さは約600gと軽量で持ち運びやすく、アウトドアにもおすすめです。
本体とハンドルツマミには天然木を使用し、手になじむ感触とともに、使うほどに愛着が湧く一品です。純喫茶のバリスタのようにガリガリと豆を挽きたい人は、ぜひ手に取ってみましょう。
- 商品名:HARIO「コーヒーミル・スタンダード」
- 公式サイト:商品はこちら
モバイルミル スティック
リュックにすっぽり収まるサイズの、HARIOの手挽きコーヒーミル用に作られた電動モーターです。
硬いコーヒー豆もすいすいと挽けるパワフルなモーターを搭載し、従来の手挽きミルにかかる手間や時間を大幅に削減します。「手挽きも楽しいけれど、毎回は疲れる」という人にぴったりです。
リチウムイオン蓄電池を内蔵しているため、充電すれば好きな場所でいつでも挽きたてのコーヒーを楽しめるでしょう。
本体の重さは約300gと軽量で、素材にはABS樹脂やシリコンゴムなどが使われており耐久性にも優れています。
- 商品名:HARIO「モバイルミル スティック」
- 公式サイト:商品はこちら
HARIO outdoorのおすすめコーヒーギア
HARIO outdoorのコーヒーギアを、三つ紹介します。アウトドアでの使用を想定している人におすすめです。
V60 メタルコーヒーミル
耐久性に優れた、ステンレス製のコーヒーミルです。コンパクトサイズでありながら臼部分を洗えるため、いつでも清潔に保てます。
サイズは約13×4.7×16cm、重さは約300gと軽量です。コーヒー豆は約17gを挽くことができます。ヘアラインシルバーの高級感あるカラーは、キャンプサイトで注目の的になるでしょう。
ステンレスとセラミックの組み合わせが耐久性と使いやすさを実現し、どこでも本格的なコーヒーを楽しめます。
- 商品名:HARIO「V60 メタルコーヒーミル」
- 公式サイト:商品はこちら
V60 アウトドアコーヒーフルセット
HARIO outdoorのコーヒーギアのフルセットです。『V60 メタルコーヒーミル』をはじめ、ドリッパー・フィルター・ケトル・コーヒーサーバー・マグが含まれており、必要なものは一式そろいます。
全ての器具はステンレス製で、外観の統一感だけでなく、耐久性にも優れています。セットの収納バッグは約33×29×17cm、容量は約14L、全体の重さは約1,900gです。
バッグがあるため持ち運びしやすく、キャンプ中に本格的なコーヒーを楽しみたい人におすすめです。
- 商品名:HARIO「V60 アウトドアコーヒーフルセット」
- 公式サイト:商品はこちら
ハリオ
V60 アウトドアコーヒーフルセット
V60 アウトドアコーヒーバッグ サイズ:幅330×奥290×高170 容量14L V60 メタルドリッパー1-4杯用 サイズ:幅145×奥120×高90 口径120 V60 メタルドリップケトル・ヴォーノ500mL サイズ:幅215×奥115×高140 口径7 V60 メタルコーヒーサーバー500mL サイズ:幅170×奥126×高120 口径78 V60用ペーパーフィルター02 M 40枚 V60メタルコーヒーミル サイズ:幅130×奥47×高160 口径47 V60メタルスタッキングマグ 2点 サイズ:幅116×奥87×高85 口径87
キャンプで本格コーヒーを!「HARIO outdoor」シリーズが激かっこいいぞ|BE-PAL
Zebrangのおすすめコーヒーギア
より高級感のあるギアを探している人には、Zebrangがおすすめです。アウトドア特化のブランドがどのようなコーヒーギアを販売しているか、詳しく見ていきましょう。
コーヒーミル ステンレスカッター
片手で持てるサイズのコーヒーミルです。持ち運びの利便性を高めるため、ハンドルは本体の横に収納可能で、省スペースを実現します。
ステンレス製の刃は粒度の調整と切れ味に優れており、従来のおよそ半分の時間で、雑味の少ないクリアな味わいのコーヒーを楽しめます。サイズは約14×5.5×16.5cm、重さは約320gで、容量はコーヒー豆約20gです。
素材にはポリプロピレンやABS樹脂・ステンレス・シリコンゴムが使用されており、アウトドアでの使用にも耐える設計です。マットなブラックカラーが高級感を演出します。
- 商品名:Zebrang「コーヒーミル ステンレスカッター」
- 公式サイト:商品はこちら
V60 フラットドリッパー 02 PLUS Zebrang
丸めて収納すると、ポケットサイズになるドリッパーです。通常のドリッパーは丸くてスペースを取りがちですが、シリコン製で形を自由に変えられるため、持ち運びのしやすさが格段に上がっています。
ドリッパーとホルダーには小さな穴があり、フックに掛けたり乾燥させたりする際に便利です。円錐形のデザインと大きな一つ穴、内側のスパイラルリブ構造が特徴です。これによりコーヒー粉の層が厚くなり、お湯の流れを最適化して豊かな香りと味を引き出します。
ドリッパーのサイズは約12×8.5cmで、重さは約70gです。荷物を減らしたいソロキャンパーには特におすすめです。
- 商品名:Zebrang「V60 フラットドリッパー 02 PLUS Zebrang」
- 公式サイト:商品はこちら
まとめ
HARIOは1921年創業の耐熱ガラスメーカーで、現在はコーヒーギアをはじめとした耐熱ガラス製品を販売しています。アウトドアでも家庭でも、本格的なコーヒーを楽しめる製品がそろっている点が魅力です。
ステンレスを使用したアウトドア仕様のコーヒーギアや、機能性とデザイン性を兼ね備えた独自ブランド『Zebrang』のコーヒーギアも見逃せません。
コンパクトで持ち運びやすいコーヒーミルから、便利な収納バッグ付きのフルセットまで、キャンプでのコーヒータイムを充実させるアイテムをぜひチェックしましょう。