
スマホも財布も斜めがけが正解
暑くなってアウターを着なくなると、財布のしまいどころに困る。ズボンのポケットに入れると、ズボンのシルエットが崩れるし、バッグに入れると出し入れが面倒だ。いっそスマホみたいに肩から斜めがけにしてみてはいかがだろうか。試してみると、これがなかなか調子がいい。
斜めがけ前提の回転カン付き
試してみたのは、BE-PAL OUTDOOR PRODUCTSの「撥水レザーのミニウォレット」。これは斜めがけすることを前提にして作られているので、ミニカラビナ部分に回転カンが付いている。ここにお気に入りのストラップを付けて使用する。今回は、同ブランドの「ショルダーストラップ」を付けてみた。登山用ロープのように太くて丸い、肌当たりのよいストラップだ。

BE-PAL OUTDOOR PRODUCTSの「撥水レザーのミニウォレット」と「ショルダーストラップ」。

プラスチック製ミニカラビナの下部に回転カン(ボール状のパーツ)が付いている。これによって財布が360度自由自在に回転する。
手元でいつも使いやすい角度に
斜めがけにすると、ちょうど手元でくるくると回るので、財布を手にとったときにすぐに表側にすることができる。回るだけでなく、財布の向きを自由自在に変えられるから、ファスナーをちょうど開きやすい角度にできる。逆さにして小銭をパッと手のひらに出すこともできる。何にもつながっていない、宙に浮いた財布を想像していただければオーケーだ(それでいてストラップにつながっているから、取り落とす心配がない)。

回転カンによって、ストラップをねじることなく、財布を使いやすい角度に保つことができる。
カード、紙幣、小銭が絶妙の配置で収まる
その他のディテールも見ていこう。外側のカードポケットは、カードがちょうど隠れる深さなので、斜めがけにしていても他の人から見えず、落としにくい。ファスナーは二辺にまたがって開くので、紙幣が取り出しやすい。また、財布の深さに余裕があるので、ファスナーを開け閉めしたときに紙幣が引っかかって破れる心配がない。

表側に深いカードポケット。色は2種類あり、これは「グリーン」。

「キャメル」。

左が「グリーン」の背面、右が「キャメル」の背面。

内部の両側にもカードポケット。中央にコインポケットがあり、それを挟むようにして紙幣を2つ折りで入れられる。

日本有数の皮革の産地、兵庫県たつの市でなめされた牛革を使用。植物由来のタンニンなどでなめしているので、風合いが自然で、使い込むほどにやわらかくなり、色も深みを増していく。表面にオイルを塗った「オイルスムース」の革だから撥水性もある。急に雨に降られたときも安心。
ストラップはスマホ直付けができる
最後に「ショルダーストラップ」とセットで使うことのメリットを紹介しておきたい。このストラップには、スマホを直付けするためのフックが付属しているので、財布をぶら下げると同時にスマホもぶら下げることができる。最近は、ポイントはスマホで貯めて、支払いはカードや現金でという場面が多い。財布&スマホをダブルで斜めがけ。これが賢い選択です。

スマホを直付けする場合は、フックをスマホとスマホケースの間にはめ込んで固定する。

「ショルダーストラップ」の色は、「グリーン×オレンジ」と「ブラック」の2種。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
撥水レザーのミニウォレット/BE-PAL OUTDOOR PRODUCT 6,820円(税込み)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA5540500710/
ショルダーストラップ/BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 2,200円(税込み)