現在発売中の11月号(2017年10月10日発売号)の「craft BEER-PAL」コーナーでは、「スプリングバレーブルワリー京都」を紹介いたしました。
「京の台所」ともいわれている「錦市場」の近くにあり、築約100年の町屋をリノベーションした醸造所兼ダイニングバーです。
「スプリングバレーブルワリー」は、代官山と横浜にもありますが、関西には初出店。京都店だけで味わえる「kyoto2017」というオリジナルクラフトビールもあります。
誌面では、その「kyoto 2017」に合わせた料理「焼き生麸の白味噌ディップ」と定番ビールの中から「アフターダーク」に合わせて、スイーツを紹介しました。どちらも料理人兼フードコーディネーターである蓮池陽子さんのオリジナル料理です。WEB版の「craft BEER-PAL」では、そのレシピを紹介したいと思います。
「焼き生麩の白味噌ディップ」
【材料】
・生麩(よもぎ麩、粟麩、紅葉麩など)適量
・肉みそ
白甘みそ 大さじ2
鶏ひき肉 50g
砂糖 大さじ1/2〜1
みりん 大さじ1/2
サラダ油 少々
【作り方】
1.生麩は5cmほどの厚みに切り、竹串にさせるよう2~3cm角に切る。
2.シェラカップにサラダ油を熱し鶏ひき肉を炒めて色が変わったらみりん、砂糖、味噌を入れてよく混ぜ火を止める。
3.竹串に生麩を2つずつさして、火で炙りこんがりとした焼き色をつける。
4.肉みそにつけながら食べる。
「kyoto 2017」は、小麦麦芽や京都産コシヒカリ、米麹などを使用し、柔らかでふくよかな味わいにななので、生麩と白味噌のシンプルな料理にも合うんです!
ちなみに生麩は、元禄2年創業の「半兵衛麩」のものを使用しています。(お取り寄せも可能!)
「バナナと羊かんのゆばサンド」
【材料】
バナナ 1/2本
羊羹(薄切り) 3〜4枚
板ゆば(約10cm×5cm)2枚
砂糖 大さじ1/2
白味噌 小さじ1〜2
マスカルポーネクリーム 大さじ2
【作り方】
1.フライパンにサラダ油(分量外)を熱しゆばをパリッとするまで焼く。
2.バナナは1cm幅の斜め切り、砂糖、白味噌、マスカルポーネはよく混ぜ合わせる。
3.ゆばにクリームを塗り、バナナ、羊羹をのせ、その上にゆばをのせ、あれば粉砂糖をふりかける。
スプリングバレーブルワリーで定番ビールのひとつ「アフターダーク」は、ラテのような香りとふくよかな飲み口で、ビールなのにスイーツとの相性がいい! これはクセになる味だと思いますよ。
詳しい店舗情報は、BE-PAL本誌でご確認ください!
「スプリングバレーブルワリー京都」
住所:京都府京都市中京区富小路通錦小路上る高宮町587-2
TEL:075-231-4960
営業時間:11:00~23:00
休:年末年始
http://www.springvalleybrewery.jp/kyoto/
文=中山夏美 撮影=猪俣慎吾