スノーピークのアメニティードームSは初心者から安心して使える!おすすめのポイントや設営方法まで解説
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    2024.04.13

    スノーピークのアメニティードームSは初心者から安心して使える!おすすめのポイントや設営方法まで解説

    スノーピークのアメニティードームSは初心者から安心して使える!おすすめのポイントや設営方法まで解説
    キャンプで使うアウトドアギアの中では、最も重要とも言えるテント。フィールドで過ごす際の拠点となるテントは、耐久性・耐水性・快適性など、様々な性能が求められます。そこで今回は、日本を代表するアウトドアブランド・スノーピークから、入門テントにおすすめの「アメニティードームS」をご紹介します。

    キャンプ初心者におすすめ!アメニティードームS

    アメニティドーム

    1958年に創業して以来、アウトドアギアをはじめとしたアイテムを展開する人気ブランドのスノーピーク。

    高品質で永く使い続けられるスノーピークのテントの中で、入門用モデル(エントリーモデル)としてラインナップされているのが「アメニティドーム」です。

    アメニティドームには、サイズが2種類あります。デュオからファミリーでの使用を想定した広さの「アメニティドームM」と、今回ご紹介する、ソロからデュオでの使用を想定した広さの「アメニティドームS」です。

    アメニティードームSのおすすめポイントは?

    アメニティドーム

    手を出しやすい価格帯

    アメニティドームSは高機能なのにも関わらず、手を出しやすい価格で入手できるのがポイントです。

    様々なブランドがエントリーモデルのテントを販売しておりますが、その性能には大きな差があります。そのため、エントリーモデルだからと言って何も考えずに購入すると「使ってみたら思ったものと違った」という事態にもなりかねません。

    アメニティドームSは高い耐久性と快適性を備えながらも、41,800円という価格(2024年4月時点)で入手可能。高いコストパフォーマンスを誇ります。

    アメニティドーム

    テント内には、スマートフォンや小物の収納に便利なポケットが付いています。

    持ち運びやすいコンパクトサイズ

    アメニティドーム

    アメニティドームSの収納サイズは、58×18×23(h)cm。ソロやデュオキャンプはもちろん、ちいさな子どもひとりを含めたファミリーキャンプにちょうどいいサイズです。

    インナーテントだけでなく前室もしっかりと確保されているアメニティドームSをこのサイズに収納できるのは、コンパクト設計である、と言えるでしょう。さらに、重量も5kg程度にまで抑えられているため、持ち運びも1人で問題なくできます。

    大型のテントだと積載する車両も大型にしなければならない、ということがありますが、これほどコンパクトなら車両サイズの制約も少なくなるでしょう。

    フライシートやベンチレーターで快適な空間に

    アメニティドーム

    内部で過ごすインナーテントを風雨から守る「フライシート」。

    高い耐水性を持つべきフライシートですが、エントリーモデルのテントだと耐水性と引き換えに内部が蒸れてしまうことも。夏場はテントより外のほうが過ごしやすいというほどだった、という話も珍しくありません。

    アメニティドーム

    その点、アメニティドームSのフライシートは大きく開くサイドドアパネルや、通気するためのベンチレーションが備えられており、蒸れ対策は万全。夏から冬まで使える安心のテントなのです。

    アメニティドーム

    さらに、インナーテントも必要に応じて開閉可能なメッシュ部があります。

    天井部にはループがあり、ランタンや小物を吊り下げるのに便利。

    雨を防ぎながらも快適な空間を確保してくれ、外の過酷な環境から私たちを守ってくれます。

    高い耐水性

    アメニティドームSのフライシートは高い耐水性を持っています。耐水圧は1,800mmミニマム(最低でも1,800mm以上)。これは、雨からインナーテントを守るための十分な耐水性があることを示しています。

    さらに、アメニティドームSは生地のどこを計測しても耐水圧が最低1,800mmとなっています。雨で一部分の浸水を許すことなく、全方位を高い耐水性で保護してくれています。これがエントリーモデルだ、ということに驚かされます。

    アメニティドーム

    インナーテントとフライシートの間にしっかりと空間を設け、テントとフライをポールに固定することで、きわめて高い防水性と耐風性を確保しています。突然の夕立やゲリラ豪雨でもしっかり耐える安心の構造です。

    初心者でも簡単に設営可能

    「キャンプで、初めてテントの設営をした時のことを忘れる人はいない」。キャンプ好きの間では、笑い話まじりによくそんな会話が交わされますが、初心者のテント設営には不安や緊張がつきものです。

    その要因のひとつは、複数あるフレームを決められた場所に通さなければならず、間違えれば外してやり直さなければならない、というテントの設計によるものでしょう。

    アメニティドームSは、この初心者泣かせのテントの仕組みに配慮が施されています。フレームエンドが色分けされており、本体の同色部分に通せば、間違いなくテントを自立させることができるようになっているのです。

    アメニティドーム

    重要なポイントは緑色/黄色で色分けされているので、設営の際に迷いません。「インナーテントにフライシートをかぶせる際の向きを間違えた!」という、ありがちな失敗も避けられます。

    筆者は、この点だけででもアメニティドームSを選ぶ価値があると思っています。

    リビングスペースなど様々な活用が可能

    アメニティドーム

    アメニティドームSは、フライシートを活用することで、リビングスペースを設置することができます。

    ソロなら広々と快適に、デュオならちょっとした作業に十分なスペースを作ることができるのです。

    開口部を全て閉じてプライベートな作業をしたり、反対に開放してフィールドとの一体感を楽しんだり、などの多彩な使い方が可能なのはアメニティドームSの魅力です。

    アメニティードームSの設営方法

    アメニティドームSの設営は、非常に簡単。インナーテントを広げてから、指定された場所にフレームを通して自立させます。

    インナーテントにフライシートを被せ、ロープとペグでテントと地面を固定したら完了です。

    アメニティドーム

    アメニティドームSのインナーテント。3本のポールを交差させたドーム型テントで、強風や暴風雨に耐えうる高い剛性をもっています。

    アメニティドーム

    インナーテントのメッシュスリーブ部分。すべりがよいので、するするとポールを通すことができます。フレームの端とメッシュスリーブの端に色が付いており、色を合わせることで迷いなく設営できるように設計されています。

    アメニティドーム

    緑色のテントポールを、インナーテント下部にある緑色のテープが付いた金具のピンにさし込む仕組み。同じ箇所のフライシートの端にも緑色の長さ調節テープがあり、この端にペグを打ちこみます。

    初めてテントを設営する時は時間がかかる場合もありますが、事前に練習しておけば、初心者でも設営がスムーズに行えますよ!

    アメニティードームSで初心者からキャンプを楽しもう!

    アメニティドームSはスノーピークが誇る高機能を備えながらも、手頃な価格で入手できるおすすめのエントリーモデルです。

    しかし、エントリーモデルといいながらもそのしっかりとした作りは、キャンプの相棒として永く使うことができます。

    アメニティドームSで、ぜひ快適なキャンプを始めてみてください。

    アメニティドーム

     

    Snow Peak(スノーピーク)
    アメニティードームS

    対応人数:3人
    収納サイズ:58×18×23(h)cm
    重量:5kg
    室内高:120cm
    フライ・ボトム耐水圧:1,800mmミニマム


    著者プロフィール

    私が書きました!
    アウトドアライター
    北村一樹
    関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

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