肩を中心に立体的な裁断と縫製が行なわれている。これでますますフィット感がアップ。
今回は野外のキャンプ場でテストしてみたが、土や泥で汚してしまうのがもったいない。僕ならば当分のあいだは街着として楽しみ、アウトドアで本格的に着るのは少し先にしたくなる。
サムホール付きの袖。親指をかけるとグローブのように手を温め、ウェアのズレもなくなる。
同社は今年からイギリス人デザイナーのナイジェル・ケーボンとのコラボも始めた。この機能とファッション性を融合させる流れは、今後ますます加速していくかもしれない。
ピークパフォーマンス/
シビルミッドジャケット
アウトドアウェアらしからぬ、モノトーンで上品な風合いのミッドレイヤー。素材はポリエステル82%、ポリウレタン10%に加え、ウールを8%混紡し、速乾性や保温性は上々だ。そしてなにより伸縮性が非常に高く、細身のシルエットながら、動きやすさはもちろん、フィット感もすばらしい。
¥24,000
●サイズ:S~XL
●素材:ポリエステル、ポリウレタン、ウール
●重量:360g
https://www.peakperformance.jp/
年々、自宅で保管しているアウトドアウェアが増殖し、もはや溢れそうに。
そろそろ収納方法を根本的に見直そうと考えている。
著書に『山道具 選び方、使い方』など。
◎撮影/加戸昭太郎