生地を袋状に織り上げ
表と裏で中綿素材を替える新手法
ザ・ノース・フェイスのサミットシリーズとは、その名のとおり頂上を目指すクライマー向けのラインアップ。その新しいモデルに導入された技術がスゴイ!
なによりビックリしたのは、「トリプルバッフル」という構造。生地自体があらかじめ袋状に織り上げてあるのだ。しかも表と裏に中綿を封入する袋があるから、表と裏で中綿素材を替えることもできる。
生地自体を袋状に織り上げた三重織りバッフル構造。外側と内側のそれぞれに適した中綿を使えるというのも大きなメリット。
この「トリプルバッフル・ビレイ・パーカ」の場合は、表にプリマロフトインサレーションダウンブレンド(ダウン54%、ポリエステル40%、その他の羽毛6%)、裏に光電子プロダウン(ダウン72%、ポリエチレン20%、その他の羽毛8%)を使用。中綿を封入した部分は無縫製だから、従来よりコールドスポットが格段に少ないのもポイントが高い。