そんなニトリの数あるお掃除道具の中から、一つは忍ばせておきたいアウトドアにおすすめのアイテムがニトリの「マジカルお掃除わた」です。
一見、手芸用品のようにも見えますが、実はこれが思った以上に便利!使い方やアウトドアでの活躍シーンなど、詳しくご紹介します。
マジカルお掃除わたはアウトドアとの相性も抜群!
ニトリのマジカルお掃除わたは、ポリプロピレン素材(ナノファイバー)で作られたお掃除アイテムです。
1袋に約24g入っており、ハサミや手でちぎって使います。
商品名のとおりまさに「綿」のようにふわふわしていて、とても軽いのが特徴です。
簡単に手でちぎることもできますが、手荒れをしていたり、冬場に静電気が気になりやすかったりする方は手にまとわりつく感じがあるので、ハサミでカットしたほうがスムーズだと思います。
頻繁に使うときはあらかじめカット、もしくはちぎったものを丸めておくとすぐに使えて便利です。
1袋で1200ml程の油を吸収できるようなので、揚げ物を調理したあとの後片付けにも重宝します。
油を吸ったあとは、各地域のごみ収集ルールにしたがって処分するだけです。
軽くてかさばらないので、小分けにしてジップロックになどに入れてギアケースに忍ばせておけば、アウトドアでも活躍してくれる期待のアイテムです。
アウトドアでも活躍するマジカルお掃除わたの使い方
ここからは、アウトドアでのマジカルお掃除わたの使い方をご紹介します。
油料理の後片付けに
まずは、油料理の後片付けに。
先ほども少し触れましたが、串揚げやキャンプ飯の定番でもあるアヒージョなどの油を使った料理の後片付けに、ニトリのお掃除わたは便利です。
今回は、試しにスキレットに残った約150mlの油を吸収させてみました。
一般的な大きさのシェラカップに収まる程度のマジカルお掃除綿を使います。
ぐんぐん吸い取ってくれますが丸めた状態ではなく、少しほぐし広げたほうが吸収スピードが早いです。
油を吸収するとゲルポリマーのようにぷるぷるとした見た目で、白色だったマジカルお掃除綿も半透明になります。
油を吸うとマジカルお掃除わたはシェラカップいっぱいに膨らみました。
あとはごみとして処分するだけなので、アウトドアでの油料理のハードルも低くなったような気がします。
アウトドアテーブルのお掃除に
マジカルお掃除わたは、アウトドアテーブルの油汚れもきれいに拭き取ってくれます。
油汚れだけでなく、ソースやタレの固まった汚れも少し擦るだけできれいに取れました。
ウェットティッシュだけでは落ちにくい食後の頑固な汚れは、マジカルお掃除わたが解決してくれます。
汚れたキャンプギアのお手入れに
マジカルお掃除わたは、撤収時のアウトドアチェアやペグの土汚れもサッと拭き取ってくれます。
マジカルお掃除わたは少量でもたくさんの汚れを取ってくれるので、ウェットティッシュよりもコスパが良いかもしれません。
マジカルお掃除わたを使うときの注意点
マジカルお掃除わたを使うときの注意点をご紹介します。
シーズニングはできない
マジカルお掃除わたは油を吸収するお掃除アイテムですが、シーズニングには向きません。
筆者は試しにチャレンジしてみましたが、シーズニング程度の油の量だと拭き取る際にマジカルお掃除わたの繊維がスキレットに引っかかって残ってしまい、次回使用するときに安全面が気になりました。
安全のためにも、やはりマジカルお掃除わたは「お掃除」にだけ使用するのが安心です。
水は吸収できない
マジカルお掃除わたは油はぐんぐん吸い取りますが、水は吸収できません。
こちらも試してみましたが、テーブルにこぼした水はまったく吸えませんでした。
水を弾くマジカルお掃除わたは、油系の処理にのみ適していることがわかります。
50度C以上の高温の油には使わない
マジカルお掃除わたは、高温の油には使用できません。
そのため油を使った料理をしたあとはしばらく温度が下がるのを待ってから、マジカルお掃除わたで掃除をしましょう。
パッケージの注意書きには「50度C以下推奨」と記載があります。
もちろん、火に近づけるのも危険なので注意が必要です。
マジカルお掃除わたでアウトドアのお掃除もスマートに!
今回は袋に入ったコンパクトタイプのマジカルお掃除わたをご紹介しましたが、同じ内容で大容量のボックスタイプもあります。
お家のキッチン周りのお掃除はもちろん、アウトドアの後片付けにも活躍するマジカルお掃除わた。アウトドア道具の一つにしてみてはいかがでしょうか。
ニトリ|マジカルお掃除わた
材質:ポリプロピレン(ナノファイバー)
重量:約24g
サイズ:約28×28cm