季節の変わり目だからこそ愛犬の「寒さ対策グッズ」は大事
寒暖差が激しいこの時季。体が付いていけず風邪を引く人が多いだろうが、一方で愛犬の寒さ対策は万全だろうか? しかも、日中は暖かくても日が暮れたら急に寒くなる、なんてことはザラにあり、愛犬につらい思いをさせたくない人も多いはず。今回は、愛犬の急な寒さ対策にバッチリなアイテムを紹介する。
さっと取り出してパッと着させられる!犬向け便利ベスト
今回紹介するのは、モンベルから発売されている中綿入りのベスト。キルティングの中に化繊中綿・エクセロフトを封入したあったかそうなウェアだ。カラーは蛍光色のような明るいイエローのみ。
中綿ベストの魅力は、十分な暖かさと、収納力の高さ。エクセロフトは暖かい空気を蓄えるのに長けており、特に毛が長い犬であればちょっと動いただけですぐに暖かくなる。また、付属の収納袋に入れると直径8×12cmと非常に小さくなるため、お散歩バッグにすっぽり収まる。
また、化繊中綿は水に濡れてもロフトがほぼ変わらないため、ダウンのように縮んで保温性が半減する心配もない。さらに、生地には撥水加工もされているため、まさに愛犬のアウターには便利だ。
それ以外にも、愛犬の着心地を上げるためにドローコードやバックル付きのゴムバンド、リフレクターなど、着心地や安全性に配慮した機能が備わっている。長年犬グッズを手がけているモンベルだからこそ誕生したアイテムとも言える。
実際に愛犬にベストを着させてみた
ひと通り機能を紹介したところで、筆者の愛犬に着させてみた。タイトスーツの上にハーネスを着させ、その上にベストを着用したところ、窮屈そうになくドッグランであちこち走っていた。
トップ部の中央にはリードを通せる穴があるので、ロープ状も平たいものも問題なく使えた。さらに、両サイドのゴムバンドは長さ調整ができるため、ゆとりがある際は縛ることでフィット感を調整できる。
今回のようにタイトスーツを着させなくても、ベストだけで十分使えるので、その日の気温に合わせて使い分けてもいいだろう。水に濡れても大丈夫な中綿素材、撥水性、そして持ち運びのしやすさなど、個人的には買ってよかったと感じた。
【気になるところ】しっかり調整しないと下がたるんでしまう
実際に使ってみて気になったのは、ゴムバンドの調整がうまくできていないと、下がたるんで地面についてしまいそうになること。しかも保温性素材は体に密着しないと機能しないため、たるんだ状態では意味がない。バックルを留めたあとは、バンドをしっかり絞って調整しよう。
寒い時季やアウトドアに超便利なベスト
犬用ウェアは、アウトドアブランドも含め数多く販売されているが、収納サイズや機能、そして価格面で見ると今回紹介したモンベルのベストは実にバランスが取れている。ただし、サイズはかなり重要なので、しっかり把握してから購入しよう。
ちなみに、今回紹介したベストは小型〜中型犬向けだが、大型犬向けの「ドッグサーマラップ ベスト Large」(¥6,820)もあるので、気になる人はモンベルのWEBサイトをチェックしよう。
商品概要
モンベル「ドッグサーマラップ ベスト Small」
価格:¥6,050
サイズ:34、38、42、46
収納サイズ:直径8×12cm
重量:72g
商品サイトはこちら
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1134155
「ドッグサーマラップ ベスト Large」の商品サイトはこちら
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1134156