
イベントテーマは「#バイクでココロがオドル!」

3月23日(金)10時からの「プレスタイム」に行ってきました。
モーターサイクルショーは毎年春の3日間にわたって開催される国内最大規模のオートバイ、部品、用品の見本市です。第51回の総来場者数は11万3,905人だったとか。
このイベントを訪れるバイク好きな大人の場合、「今回はどんな車両が発表されただろう~」とか、「気になるEVバイク事情は?」とか興味があると思うんです。子どもはいったいどんなことに心なびくでしょうか。
①警視庁ブース

会場に到着後、屋内会場アトリウム内にある警視庁ブースに直行しました。
大人にとっては路上で急に出会うとドキッとすることも多い白バイ隊員ですが(笑)、いつだって彼らは子どもたちの正義の味方なんですね。次男はちょっと緊張気味で一緒に記念撮影していました。

現役で活躍中の白バイが展示。跨ることも写真撮影もOKでした。
いかついカウルやパニアケースやスクリーンなどが装着されている白バイです。パッと見クルマのような存在感ですが、跨ってみると意外と足つきもよくコンパクト。女性白バイ隊の皆さんもかっこよく乗りこなしていますものね。
プレスタイムにお邪魔したので見られませんでしたが、交通安全ステージや、警視庁女性白バイ隊「クイーンスターズ」によるドリル走行や、現役白バイ隊員のワンポイントレッスンも開催されたそうです。
②バイクにもまたがれるキッズ体験コーナー

次男にちょうどいいサイズ(笑)のポケバイ。
長いエスカレーターを上った先、西-4エリアでは実際に使用されるポケバイレース車両に跨ることができました。

ブース内には「電動バイク子ども試乗会」のコースも。直接バイクの魅力に触れられるなんて最高。
この日は朝一番に行ったので準備中でしたが、午後からはコースを走れたみたいです。直線だけですが…。いやいや、その一本道が楽しいんですよね。自転車にはないスピード感やトルクを感じて。アクセルをひねる感覚もワクワクします。
③「TAMIYA」プラバンアクセサリー工作

真剣な表情で製作に励む次男です。ふだん運動野郎なのでジッと何かをするのは珍しい光景(笑)。
ポケバイと同じフロアには、静岡県静岡市に本社を置く世界有数の模型・プラモデルメーカー「TAMIYA(タミヤ)」のブースがありました。ここでプラバンアクセサリー工作教室が開催されていました。
プラバンとは薄くのばされたプラスチック板の総称です。何パターンかあるオートバイのイラストのなかから好きなモノを選び、輪郭を写して描き、自由に色やデザインを加えていきます。絵付けが完成したらスタッフさんが形に添ってプラスチックをカット。オーブントースターで加熱をするとキュッと縮んでかわいいアクセサリーが完成です。

モーターサイクルショーの思い出が形になりました。

同じブース内ではRCバイク操縦体験もできましたよ。自分で車両を運転する喜び。
わが家は子どもにゲームを渡していないので、操作がヘタクソすぎてびっくりしましたが(笑)、初めての操縦体験を夢中でやっていました。さぁ、次行きましょう!
子どもはどんなオートバイが好き?

いきなり次男が跨ったのが、ハーレーダビッドソンのロードグライド。排気量はクルマのような1,923cc。
シャークスキンブルーという、いま流行のくすみカラー。約400万円の車両でございます。

老舗アメ車メーカー=インディアンのスポーツチーフ。
こちらも車両300kgオーバーの大型クルーザーです。ウインカーなどハンドル周りのスイッチを夢中でカチカチ押していた次男(好きですよね)。突如「パーン!」と大きな音が。あ、ホーンの存在を見つけちゃいましたね…。

ヤマハのビッグスクーター、XMAX。
スクーターもハンドル周りはスイッチの宝庫(笑)。私も跨ってみたところ、157㎝の小柄体格にはちょっと足つきは不安でしたが、見た目がシャープなスタイリングでかっこよかったです。

大きなシート下収納。これで旅に出たら快適そう。

KTM の250デューク。
日曜朝にやっているなんとかレンジャー(戦隊モノ)みたい! と、気に入っていました。こちらはカタチから入ったようです。ビビッドなオレンジが目を引くKTMはオーストリアのメーカー。競技に直結したオートバイを多くラインナップしており、見た目がシンプルでカッコイイ。新開発の250ccエンジンを搭載したマシンは次男が乗ると2,000ccくらいに見えました。

中国メーカー=FELO TechnologyのEVバイク。こちらは原付二種クラスのSic 58 Limited edition。
男の子の直感でしょうか。EVバイクがあると吸い込まれるように跨りに行きました(笑)。このオートバイ、街乗りからオフロードまで楽しめるというコンセプトで、なんと最高80km/h出るそうですよ。乗ってみたい。
で、どんなバイク好きなのよ? と次男にたずねても、カタチとかジャンルじゃなくて、結局光ったり音が出たりするものが好きなようでした。つまり赤ちゃんのオモチャの延長。でもオートバイなんてそんなものですよね(笑)。大人の娯楽です。
朝10時にビッグサイトに着いて、気づいたら13時近く。モーターサイクルショーは5歳児でもみっちり3時間も楽しめる場所でした。いろんなブースでお土産を配っていたり、子ども限定のパスポートをもらったり、ステッカーもいろいろ。そりゃ絶対楽しいですよね。この日小学校の終了式だった10歳の長男も「いいなー!」と悔しがっていました。
子どもとタンデムを楽しめるグッズ
キッズ用ヘルメット

ARAIのキッズヘルメット。
フルフェイスをかぶった次男は3~5頭身くらいになりました。帽体はパッと見、大人と変わらないサイズですが、持ってみるとものすごく軽かったです。子どもの首への負担が軽減されています。
インカム

B+COMのBluetoothインカム。
タンデムしながらクリアな音質で会話が楽しめるインカムは、すぐ眠くなる子どもとのツーリングの必需品。こちら一度仕事で試してみたことがありますが、ふつうに会話ができてビックリしました。きれいな景色を見て感動を共有したり、「お昼何食べるー」なんて相談もできて便利でしたよ。
足つきのいいオートバイ

スズキ/Vストローム250。
見ためはまぁまぁゴツいスポーツアドベンチャーツアラーですが、跨ってみると足つき抜群。

スニーカーでもこんな感じなので、カカトのあるライディングブーツを履いたらべったり足が着きます。

足つきの良さで女性ライダーに大人気のホンダ/Rebel250。
春休みの思い出に、来年はぜひ小さなお子さんを連れてモーターサイクルショーに遊びに行ってはいかがでしょうか。子どもも大人も大満足すると思います!
イベント情報
- 名称:第51回 東京モーターサイクルショー
- 会場:東京ビッグサイト
- 開催日:2024年3月22日(金)~3月24日(日)
- 主催:東京モーターサイクルショー協会
- URL:https://www.motorcycleshow.org/
