せっかくフィールドで飲む至福のコーラタイムを過ごすのだから、コーラにもこだわってみるのはいかがでしょうか?
そこでおすすめなのが、“クラフトコーラ”です。マイコーラを自宅で仕込めばキャンプのコーラタイムもまた一段階アップするのは間違いありません。思ったよりも超簡単につくれるクラフトコーラの元のレシピを紹介しちゃいます!
ハセベ式クラフトコーラレシピ
今回紹介するのは、完全に僕好みのレシピになります。試しにつくってみて「自分ならこの香りを増やしたい」「甘さ控えめにしたい」など、オリジナルレシピを開発してみてください。
材料(クラフトコーラ(原液)およそ15杯分)
・三温糖:250g(200gと50g分けておく)
・カルダモン(ホール):5g
・クローブ(ホール):6g
・シナモンスティック:2.5本
・レモン:2/3個 ※できればノンワックスのもの
・水:350ml
・バニラエッセンス
※目安の杯数は飲むときにつかうカップや好みの濃さなどで変わります。
※甘さ控えめにしたい方は、砂糖を150g(100gと50gに分けておく)もオススメです。
つくりかた
1:シナモンを折る
シナモンの香りや風味がしっかりと出るように、半分に折ります。
丁寧に刃物で半分にするよりも、「バキッ」と雑に折った方が美味しくなります。
2:カルダモンを潰す
カルダモンの上に包丁を寝かせて乗せ、上から力を加えるイメージで押しつぶします。
これもあまり丁寧さは気にせず潰していく方が美味しくなります。
キャンプ場でつくる場合はペグハンマーで叩くのもストレス発散になって楽しいです。
次の写真の様にカルダモンの中身が出ていればOK。
3:レモンをスライスする
レモンを水で洗い、5mm幅程度にスライスします。
皮から出る苦みがまたコーラに最適なのでそのままにしておくのがオススメですが、渋みが苦手な方は果肉だけ使用するのもありです。
種は気にならない人はそのままでOK
4:材料を煮込む
鍋に水350mlを入れ、三温糖50gを残した200g、カルダモン、クローブ、シナモンスティック、レモンを全て入れて、ひと煮立ちさせます。
沸騰後吹きこぼれに注意しながら、弱火で3分ほど煮込んだら火を止めます。
この工程に入ってくると、コーラの香りがより引き立ってきて喉がゴロゴロ鳴りコーラを飲みたくなってきます。
煮込みすぎるといろいろな雑味が出るので注意。
5:バニラエッセンスを入れる
煮込んで火を止めた「4」に、バニラエッセンスを加えます。オススメは4〜5滴ですが、好みで増減してください。
ただ、あまり入れすぎてしまうとバニラエッセンスの香りと味に他の素材が負けてしまうので少量にしておきましょう。これでコーラの素はほぼ完成です。
6:カラメルをつくる
この作業があのコーラ色の秘密になります。
水大さじ1.5杯を鍋に入れて温め、事前に取り分けておいた50gの三温糖を入れて弱火でカラメルになるまでよく混ぜながら軽く煮詰めます。
カラメル色になったら火を止めて次のステップに入ります。
カレメルは煮詰めすぎてしまうと焦げて味も色も鍋もとっても悲しい気持ちになってしまうので注意が必要です。うまく煮詰められたカラメルは次の写真のような色になります。
7:カラメルをコーラの素に混ぜる
「4」でできたコーラの元が冷めてしまうとカラメルがうまく溶け込んでくれないので、一度温めてからカラメルを流し込みます。また、カラメルも冷めてしまうとコーラの元に溶け混まなくなってしまうので素早く作業をしましょう。
カラメルを流し込む際は、コーラの素をよくかき混ぜながら少しずつ溶かしていくように入れていくのがコツです。
8:保存容器にコーラの素を入れて完成
「7」の作業が終わったら、コーラの素の鍋を外気でしっかりと冷まして保存容器に入れます。冷蔵庫で冷やしたら完成です!
飲み方
コーラを飲むのに最高のシチュエーション。つまりキャンプ中やアウトドアアクティビティー後にクラフトコーラをガブガブ飲みましょう!
飲む際は、カップに氷をたっぷりと入れ、しかりと冷やしたコーラの素を適量、そして炭酸水を入れます。最後にスライスレモンを添えたら完成です!
クラフトコーラはコーラとしてはもちろん、ウィスキーやラムを入れても美味しいです。このレシピを参考に、マイクラフトコーラの元をつくって夏のキャンプを楽しく過ごしてみてください。