はたして炊き上がりは…。ドキドキしながら羽釜の木蓋を開けてみるとそれはもうお見事!
見てくださいこの炊き上がり。水分が均一に対流した証のカニ穴もあいてます!
そして、しゃもじで切るようにご飯をほぐして試食。その瞬間、「うまっ! !」。スタッフたちの第一声だ。これはホントに掛け値なしの感想である。
蒸しかまどで炊いたおいしいご飯を食せば、きっと誰もが「日本人でよかった!」という気持ちも味わえることでしょう。
小田製陶所/
ミニ蒸しかまど 1.5合炊き
蒸しかまどを復刻したのは、創業明治6年(1873年)の小田製陶所の6代目当主、小田正雄さん。当初は大きめな一升と三升炊きで木炭を熱源に使うものだけだったが、新たに固形燃料で家庭でも使えるミニシリーズを開発。ほか3合、5合炊きもある。
¥27,000
●サイズ=幅23×高さ35㎝
●重量=7.5㎏
●付属品=専用羽釜、固形燃料(5個)
◎構成/坂本りえ ◎撮影/永易量行