車中泊用テーブルの選び方
車用のテーブルにはいくつかの種類があるため、用途に合ったものを選ぶのがポイントです。車中泊に適したテーブルの選び方を解説します。
用途に合った種類を選ぶ
車用のテーブルは、設置方法によって以下の種類に分けられます。
- 折りたたみテーブル
- ハンドルテーブル
- 座席固定テーブル
折りたたみテーブルは、いわゆる通常のアウトドアテーブルのことです。車中泊以外でも使えて、汎用性が高いのが特徴です。固定する場所がないときには、膝に乗せて使うのもよいでしょう。
ハンドルテーブルは、ハンドルに引っ掛けて使うタイプです。運転席でご飯を食べたり、PC作業をしたりするときに活躍します。
座席固定テーブルは、主に後部座席用のテーブルです。運転席・助手席のヘッドレストに固定して使います。使わないときは折りたためて、邪魔になりにくいタイプもあります。
使わないときのコンパクトさをチェック
車内にテーブルが常に置いてあるとスペースを圧迫するため、使わないときには邪魔にならないよう、コンパクトに収納できるものがよいでしょう。
折りたたみテーブルは、使わないときにコンパクトに収納でき、取り回しも良好です。ハンドルテーブルは着脱が可能で、シートポケットやドアポケットに入れておけるものが多くなっています。
後部座席用の固定テーブルを選ぶときは、都度取り外しをしなくて済むよう、折りたたみが可能なタイプを選びましょう。
車中泊に便利なスペックかどうかも確認
車中泊に便利な性能を備えているかも、チェックしたいポイントです。具体的には、耐荷重や耐熱性、テーブルの大きさを確認しましょう。
例えば、PC作業をするなら耐荷重の高いテーブル、キャンプ飯を食べるなら熱いものを置けるテーブルが向いています。耐熱性を重視する場合は、ステンレスやスチールなどでできた金属製がおすすめです。
耐荷重と耐熱性どちらにも優れているものなら、テーブルの上でカセットコンロを使って簡単な料理もできます。5kg以上の耐荷重があれば、安心してPC作業や食事ができるでしょう。
車中泊におすすめの折りたたみテーブル
車中泊におすすめの折りたたみテーブルを、三つ紹介します。キャンプ中の食事や作業台としても使えるため、幅広い用途に対応するテーブルを探している人におすすめです。
ロゴス「ハードマイテーブル-N」
天板がトレー型になっている折りたたみテーブルです。物を置いても落ちにくい形状なので、安心して食事や作業に集中できるでしょう。食器やキャンプギアなどを、載せながら移動するときにも役立ちます。
サイズは約39×24×17.5cmと、車の中でも使いやすい大きさです。脚はワンタッチで開閉可能で、重量は約1.0kgと軽量なため、持ち運びもしやすくなっています。
天板はスチール製で丈夫なので、スープや熱いドリンクが入ったカップも置けます。耐荷重は約10kgと、重いものを置いても問題ありません。
- 商品名:ロゴス「ハードマイテーブル-N」
- 公式サイト:商品はこちら
キャプテンスタッグ「ステンレス ソロテーブル」
耐久性に優れた、ステンレス製のテーブルです。火にかけた鍋を直接置けるため、たき火の近くで使うのにもおすすめです。
脚部に鉄のクロムメッキを施すことで、耐食性を高めています。展開時のサイズは約29.5×21.5×9.5cmで、ソロキャンプに適した大きさです。ふちはトレー状になっており、テーブルが傾いても置いた物が落ちにくくなっています。
収納時には厚さ約2.5cmに折りたため、使わないときも場所を取りません。収納ケースが付属しているため、持ち運びやすさも抜群です。
耐荷重は約10kg、重さは約0.68kgと、天板の上で小型のグリルを使用できるタフさの割に、軽量であることもポイントです。
- 商品名:キャプテンスタッグ「ステンレス ソロテーブル」
- 公式サイト:商品はこちら
キャプテンスタッグ
ステンレス ソロテーブル
商品: 組立サイズ:(約)幅295×奥行215×高さ95mm 商品: 収納サイズ:(約)295×105×厚さ25mm 商品: 製品重量:(約)680g、耐荷重:10kg(均等)
スノーピーク「エントリーIGT」
人気商品である『アイアングリルテーブル』の機能を踏襲しつつも、手に取りやすい価格にアレンジされたテーブルです。天板が複数のパーツに分かれており、一部を外したりレイアウトを変更したりして、自由にカスタマイズ可能です。
別売りの『フラットバーナー』やガスカートリッジも接続可能で、テーブルの上で料理を存分に楽しめます。組み合わせ次第で、どんどん利便性が高まるでしょう。
脚部は折りたたみ式になっており、持ち運ぶ際に邪魔になりません。高さは約40cmとロースタイル向けになっているので、車内で使うのにちょうどよいでしょう。
- 商品名:スノーピーク「エントリーIGT」
- 公式サイト:商品はこちら
スノーピーク
エントリーIGT
サイズ : 865×440×400(h)mm 重量 : 6.5kg 収納サイズ : 832×440×50(h)mm
車中泊におすすめのハンドルテーブル
運転席にいる時間が長い人や、運転席でちょっとした作業をしたい人には、ハンドルテーブルがおすすめです。必要なときにサッと装着でき、使い終わったらすぐに片付けられる便利なハンドルテーブルを、三つ紹介します。
Hope Retailer「竹製ハンドルテーブル」
キャンプにふさわしい、竹製のハンドルテーブルです。ハンドルに引っ掛けるだけで取り付けが完了し、車内での食事やデスクワークをするのにおすすめです。
表面はドリンクを置くくぼみや段差があり、物が落ちるのを防ぎます。裏面はフラットな仕様で、PC作業や書類整理をする際に便利です。
サイズは約30×43cmで、ノートPCがすっぽり収まる大きさです。薄型設計により、使用後は車内のサイドポケットや座席背面にスムーズに収納できます。
自然な色味が、キャンプでの食事を一層楽しませてくれるだけでなく、作業時には癒やしを与えてくれるでしょう。
- 商品名:Hope Retailer「竹製ハンドルテーブル」
- Amazon:商品はこちら
RITALT「ハンドルテーブル」
頑丈な高密度ポリエチレン製のハンドルテーブルです。重量が約0.55kgと軽量で、サッと取り出してすぐに運転席に作業スペースを作れます。
食事用にドリンクホルダー付きの表面と、PCを置きやすいフラットな裏面の両面仕様で、用途に合わせて使い分けられます。表面にはタブレットを立てるスペースもあるため、食事をしながら動画鑑賞をするのもよいでしょう。
高密度ポリエチレンは耐水性に優れているため、汚れたら拭くだけと掃除も簡単です。車で過ごす時間が長い人に、うってつけのアイテムです。
- 商品名:RITALT「ハンドルテーブル」
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スプリットファイア「ワンタっちゃブル」
ワンタッチ操作で、あっという間にハンドルがテーブルに早変わりします。約2.49cmと薄型のテーブルですが、耐荷重は約5kgあるため、食事はもちろんPC作業・書類記入などをするときも安心です。
キャンプや仕事で車移動が多い人に適しており、アウトドア以外でも活躍するでしょう。外径35~40cm、太さ4cmまでのハンドルに対応しており、普通車と軽自動車の純正ハンドルであれば問題なく使えます。
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- 商品名:スプリットファイア「ワンタっちゃブル」
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車中泊におすすめの座席固定テーブル
後部座席用のテーブルを探しているなら、座席固定テーブルはいかがでしょうか。スペースにも余裕があり、機能性にも優れたモデルを三つ紹介します。
サンワダイレクト「車用テーブル」
さまざまな使い道がある、万能なテーブルです。座席だけでなくハンドルにも取り付けが可能で、高さや角度調節も自由自在にできます。車内でのPC作業や食事、動画鑑賞におすすめです。
全体のサイズは約36×34.5cmと大きめですが、折りたたんで収納できるため、使わないときに場所を取りません。天板は約35×22cmと広く、14インチのノートPCを置くのに十分なスペースがあります。耐荷重は約3kgと、軽い食事やノートPCでの作業には十分です。
スマホ・タブレットを置けるスタンドも付いており、動画を見ながら食事ができるため、子どもたちも喜ぶでしょう。
- 商品名:サンワダイレクト「車用テーブル」
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星光産業「USBリアトレイ」
便利なUSBポート付きのテーブルです。ヘッドレストに取り付けるだけで、後部座席にミニテーブルを設けられます。
スマホ・タブレットを長時間使用するときも、USBポートから充電できるため、バッテリー切れの心配がありません。高級感ある本革調の素材を使用しており、車内の雰囲気にマッチしやすいでしょう。
ドリンクホルダー付きで、運転中にカップが倒れるのを防いでくれるので安心です。トレーがやや低めの位置に来るよう設計されており、子どもでも使いやすくなっています。
天板サイズは約18×28.5cmと少々小ぶりなので、軽食を取るのにおすすめです。シートの背面にぴったりフィットし、使わないときは折りたためば邪魔になりません。
- 商品名:星光産業「USBリアトレイ」
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メルセデスベンツ「コンフォートシステム テーブル」
メルセデスベンツ純正の折りたたみテーブルです。サイズが合えば他の車種にも取り付け可能で、高級感のあるデザインがインテリアを引き立てます。
折りたたむとコンパクトになり、快適に過ごせるスペースを確保します。カップホルダーが付いているので、食事中にカップを倒す心配がありません。重量は約1.85kgと少々重いですが、その分安定感があります。
- 商品名:メルセデスベンツ「コンフォートシステム テーブル」
- Amazon:商品はこちら
車中泊におすすめの収納ボックス兼用テーブル
最後に、収納ボックスを兼ねた一風変わったテーブルを紹介します。テーブルとして機能しながら、車内の収納力もアップさせる便利なアイテムを見ていきましょう。
SO9「バンライフ キッチンツールボックス」
車中泊時に十分な収納スペースを提供するテーブルです。上下に分かれた収納スペースは合計約72Lの大容量を誇り、食材や調理道具を入れられます。
展開時の天板サイズは約80×48.5cmと、食事や簡単な料理をするのに十分です。天板を前方にスライドさせると足元に余裕が生まれ、2人で使える広さになります。
約80×25cmのスペースがあれば設置できるため、多くの車種で使えるでしょう。
- 商品名:SO9「バンライフ キッチンツールボックス」
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まとめ
車中泊で使うテーブルには、さまざまな種類があります。車外でも使いやすい折りたたみ式や、運転席で作業がしやすいハンドルテーブル、ヘッドレストに取り付けられる座席固定テーブルなどが主な種類です。
テーブルを選ぶ際は、どのような用途で使うかをはっきりさせ、使用シーンにぴったりな商品を選ぶのがポイントです。便利なテーブルを手に入れ、快適な車中泊を楽しみましょう。