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オールウェザーブランケットとは?
行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。
オールウェザーブランケットは様々な用途に使用できる万能シート。表面は厚手のポリエチレン素材、裏面にはアルミニウムのシートが圧着されている。
裏面のアルミニウムは高い保温効果がある素材。身体に巻けば体温を逃さないため、ビバークをしなければならないような、緊急時にも大活躍する。
4隅にはハトメがあるので、紐を通して引っ張ることで、タープの様に使用することも可能。ハイキングの休憩時にはレジャーシートとしても重宝する。
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使い方は様々!オールウェザーブランケットの使用例
タープ泊にも◎!グランドシートとして使用
トレッキングポールでタープを設営し、「オールウェザーブランケット」を敷く。
片側をあけた状態で一夜を過ごすと、朝、目の前に森の景色が飛び込んでくる。この開放感がたまらない。
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冬キャンプでも活躍!インナーシートとして使用
日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。
「オールウェザーブランケット」をインナーシートとして使用。筆者は「オールウェザーブランケット」を山岳テントでいつも使っている。
外気温が一番低くなったのは、明け方の6時過ぎで、マイナス0.4℃。「オールウェザーブランケット」にマット、寝袋を重ねて、問題なく就寝できた。
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アウトドアプロデューサーはこう使う!オールウェザーブランケットの活用法
キャンプで寒くて寝られないとき、どうしたら? そんな悩みに、アウトドアプロデューサーの長谷部雅一さんがお答えする。
寒さの原因とは?
「どうして寒いのかというと、もちろん外気温が低いからなんですが、キャンプにおいて、いちばんの天敵は、下からの冷気になります。これを防げれば、快適に寝られるようになります」(長谷部)
「オールウェザーブランケット」を使って下からの冷気を防ぐ
「僕はテントのグラウンドシートの上にタイベックシルバーという建材を敷いています。けっこう熱を守ってくれて、冷気を遮断してくれるので、おすすめ。
さらにその上に、オールウェザーブランケットというのを重ねます。こちらも熱を逃さないエマージェンシーブランケットとして使えるものです。体感ではわからないのですが、2枚を重ねたところの温度を測ってみると、4度違いました。
さらにこの上にスポンジマットを。それでもまだ冷気が伝わってくるので、エアーがあってしっかり冷気を遮断してくれる厚手のものを敷きます。それでも寒くて心配という方は、封筒型で中綿が化繊のタイプを敷くといいでしょう。ダウンだと、人間の重さでどうしてもぺちゃこになってしまって冷気が伝わりやすくなってしまいます。それが化繊だと、潰れにくくなるんですね。これは夏用でも安いものでも大丈夫です。
その上に自分が寝る寝袋を置きます。寝袋は断然、山岳用のマミー型でダウンがおすすめです。さらに冬用タイプだとよりいいですね。マミー型は、顔の部分を絞れるので体内の熱を外に逃しません。5枚仕立てでさらに冬用の寝袋を使う。これで下からの冷気をしっかりと遮断することができますよ」
▼参考記事
動画で見よう!キャンプで寒くて寝られないときの解決方法を教えます。
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オールウェザーブランケットの性能を引き継いだリニューアル商品。オールシーズン・全天候対応の多機能ブランケット。