これをさらに進化させて、オールステンレスになったのが「アングルマスターMS」。2024年4月には標準のメタルモデルに加え、「ダークグレー」「ベージュ」「グリーン」の3色が追加となりました。
メスティンにすっぽり収まるサイズ感と、ハードな見た目がかっこいいワンランク上のトング。今回は、アングルマスターMSをレビューします。
アングルマスターMSとは
アングルマスターMSは、オールステンレス製で無骨なデザインが特徴のトングです。折りたたむとコンパクトになり、メスティンやその他のキャンプ用具に収納できるサイズとなります。
アングルマスターMSを作っているのは、100年以上前から火の道具を作り続けてきた田中文金属です。キャンパーに人気のアングルマスターや、ローストマスターなど多数の魅力的なギアを製造しています。
前モデルのアングルマスターに対し、アングルマスターMSはアウトドアギアとしての実用性と使い心地を重視されたつくりとなっています。
公式HPによると、デザインのイメージは「金属の塊」。まさにメタルの質感が際立った無骨なデザインは、シンプルでカッコいいです。オールステンレス製なので清潔でサビにくく、安心して長く使用できます。
フックを片側の穴に引っかけるだけで、ハンドル同士がぴったり重なり、スリムに収納することができます。
収納時の長さはわずか14cm、横幅は2.5cmのコンパクトサイズです。
抜群の機能性
メスティンにすっぽり収まるサイズ感と、ハードな見た目が特徴のアングルマスターMSの機能をご紹介していきます。
しっかり掴める!
このアングルマスターMSは、しっかりと掴んで離さないことをテーマに開発されたそうです。小さなものから大きなものまで、食材に対して食いつきの良いギザギザの形状で、しっかりキャッチ!
さらに先端が平になっているため、生ハムや葉物など繊細な食材をピンセットのように確実につまむことができるのも魅力です。
そして、こんなに大きなモノも挟めちゃいました!!
手のひらサイズの鯛を挟んでみましたが、この通り!!安心してひっくり返すことができ、安定感に驚きです。
2段階のアングル調整
アングルマスターMSは、食材を掴んだり、軽量の薪をくべたりと、多彩な用途に対応するために、2つのアングルを切り変えることができます。
「斜めアングル」は、細かな作業や調理、柔らかい食材の取り扱いに最適。一方、「ストレートアングル」は、力強く重さのある物をしっかりとつかむのに適しています。
コンパクトで収納ラクラク
アングルマスターと同じく、折りたたんでコンパクトにできるアングルマスターMS。
さらにアングルマスターMSはホールド機構が追加されています。先端を折りたたんだ後でも、ハンドルがしっかりと閉じられるのです。これにより、ハンドルが開きっぱなしにならず、収納時によりスマートになるのが嬉しいです。
実際の使用感をレビュー
調理しやすい
トングの先がギザギザ、かつ面になっているので掴みやすく、食材を入れたり、炒めたりがしやすいです。
アヒージョの中に入れたトマトなど、スルッと落っこちそうな食材もギザギザがキャッチしてくれるのが嬉しいです。
角度調整が便利
トングの角度を少しつけた方が、座りながら食材を炒めたりひっくり返したりする際、楽でした。手首を無理に上げる必要がないので、疲れにくくなります。
また、角度をつけた状態でもストレートでも、置いても先端が直置きにならないので、汚れず衛生的で安心です。
トングの持ち運びがラク
これまで折りたたみでないトングを使用していた私は、調理器具を入れているポーチに入らないのが悩みでした。
しかし、アングルマスターMSは折りたためるので、調理道具一式をまとめて収納可能に。探すストレスが一気に減り、快適です。
実際に使ってみると、アングルマスターMSの性能には満足。キャンプ場での料理がさらに楽しくなること間違いなしです。
調理道具一つでキャンプがもっと楽しくなる!
アングルマスターMSは、無骨なデザインが特徴のオールステンレス製のトングです。
無骨な見た目と使いやすさを兼ね備えたこのトングは、収納スペースも取らずソロキャンプにもおすすめの調理道具。
ぜひ、その使い心地を楽しんでみてくださいね!