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    2017.11.24

    都市型も里山も! 台湾のキャンプ場に行ってきた

    日本の雑誌をお手本に台湾らしいキャンプへと進化中

     せっかくなのでいくつかのキャンプサイトを訪ね、道具や料理を見せてもらった。

    ガス缶のカバーを自作したり、キットでランタンの傘を備えたり、自分らしさを演出しているキャンパーが多い。また、以前は台湾にとってのインポートブランドであるロゴス製品が圧倒的人気を誇っていたが、最近は台湾ブランドのキャンプ道具も高評価なのだという。

    秋のキャンプでは、夜は台湾風おでんなど鍋料理が主流。朝はパンが多かったが、中には蒸し器を持ち込んで、上部でカスタードクリーム入りまんじゅうをふかしているファミリーも。蒸し器の下部の鍋に湯をたっぷり張って、同時にゆで卵を作っていたのが新鮮。

     

    台湾ではFacebookが人気。日本同様、小物を用意してかわいく撮影しているキャンパーの姿がちらほら。

    キャンパーやショップで台湾のキャンプ事情について話を聞くと「情報は日本の雑誌やインターネットで入手。道具もamazonで日本から輸入することが多い」とのこと。

    日本のキャンプ場では、オシャレで快適なキャンプと、焚き火好き、無骨なミリタリー&ブッシュクラフト系と細分化されてきた。台湾でもロゴス一辺倒からスノーピークやノルディスク、ヒルバーグなど人気ブランドが分散しつつあるという。3年未満のキャンプビギナーが多く、今は日本のキャンパーを見本にしており、自分好みのスタイルを見つけていく途中のよう。キャンプ場やそれを利用するキャンパーがどう変化していくのか楽しみだ。

    写真・文=大森弘恵

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