コールマンはこんなブランド
貸しランプ業から世界的ブランドへ
1899年、創設者のウィリアム・コフィン・コールマンは、偶然通りかかったある店の窓に光り輝くランプを発見する。そのランプは、圧力をかけたガソリンがマントルという発光体に送り込まれて白い光を放っていた。それは、当時主流だった灯芯に燃料を染み込ませるランプとは比べものにならない明るさだった。その「エフィシェント」という名のランプにすっかり魅了された彼は、「機能しなければ代金不要」という貸しランプ業を始めた。
そして1901年、地元ウイチタに本拠を構え会社としてスタートし、米国随一の古豪アウトドアブランドが誕生した。やがてランタンの加圧構造を応用したストーブのほか、ツーバーナーやクーラーボックスなどキャンプギアメーカーとしての地位を確立。現在は、ファミリーからソロ用までラインアップしているテントやシェード、バッグ&パック、アパレル製品まで展開する世界的総合ブランドに成長している。
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コールマンの「ヒーリングチェア」とは?
包まれる感覚がヤミツキになるチェア
前屈みがしやすいように、前方を低めに設定したローチェア。本体の奥行きを深くすることで、ハンモックのように包まれる感覚を味わえる。収束タイプで組み立て・撤収も楽!重量は約2.5kg。
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アルペンアウトドアーズ×コールマンの共同開発モデルも
コールマンの定番グッズが、アルペングループ限定のニューカラーで展開されている。2023年モデルは、限定発売となるカラー「デザートサンド」を基調にしたデザインに。
自然が作り出す美しい砂や景色からインスピレーションを得て製品に落とし込み、キャンプ用品では珍しいホワイト系のコレクションだ。
ホワイトトーンのカラーにフレームのブラックが差し色となってアクセントに。手持ちギアとの相性もよく、白いキャンバスに自分の好きな色を足していって、独自のキャンプサイトを作れるようなカラーとなっている。
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ヒーリングチェアNXをBE-PAL編集部員がレビュー
細部を見直してより使いやすくアップデート
コールマン
ヒーリングチェアNX
サイズ:63D x 53W x 41H cm 座面幅:約45cm 座面高:約41cm 耐荷重:約100kg
コールマンの定番チェアがアップデート。シートが取りはずせるようになり、ポケットも追加された。「包まれ感があって、足の角度もちょうど。ずっと座っていられそう」(町田)
携行性 ★★★
安定性 ★★★★
リラックス感 ★★★★
ポケットには仕切りがあり、スマホも迷子にならない。
改良で収納も30%コンパクトに。