自然のなかで本を読む。最高のチル時間を楽しもう

焚き火を囲み、思い思いに語るプロジェクトメンバーたち。
かつて冒険に挑んだアウトドアの先人たちは、紀行文やエッセイを通じて旅の記録を後世に残してくれた。
ビーパルで長らく連載をしていた故・野田知佑さんは、旅に出る度に「そこで読む本」を持参していったという。旅先で出会った人に「本を交換してくれ」というエピソードも。それだけアウトドアフィールドでは本を読む時間があり、また、本をより身近に感じることができる。

この日、選ばれた本のなかには野田知佑さん著作の本やメモリアルブックも含まれていた。
『CAMP with BOOKS』プロジェクトに参加しているビーパル、トーハン、ファイヤーサイドは、「本」と「アウトドア」でつながっている。
プロジェクトメンバーのひとり、ビーパル編集長の沢木は学生のころ、野田知佑さん、椎名誠さんに憧れてアウトドアの世界に飛び込んだ。当時、山や川、沢での部活合宿で、どの本を持っていこうか悩んだという。
仲間と過ごす狭いテントのなかでひたすら本を読む。悪天候で活動できないとき、夜の就寝前に寝袋に入ってなど。アウトドアフィールドで読んだ本は、今も沢木の思い出に刻まれている。

ビーパル編集長、沢木拓也。大学在学中はワンダーフォーゲル部に所属していたこともあり、小学館入社当初からビーパルを希望していた。
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