スネークノットの結び方をマスターしよう!
スネークノットとは、パラコードの結び方の一種です。つゆ結びとも呼ばれています。
シェラカップの持ち手やナイフの柄の先端に取り付けて飾りにしたり、バッグのジッパー部分に取り付けたりできます。
完成形は、一見すると難しそうですが、複雑な手順はありませんよ。手順を理解すると短時間で完成させられるでしょう。
この記事では、スネークノットの手順を写真を交えながら詳しく紹介します。
スネークノットに前々から興味がある人や、アウトドアギアに取り付けてみたい人はぜひトライしてみてくださいね。
スネークノットはアクセサリーや装飾におすすめ!
スネークノットは、アウトドアギアの装飾やアクセサリーにぴったりな結び方です。
フォールディングナイフやファイヤースターターの柄やペグに取り付ければお洒落さを演出できます。
さまざまな色柄のパラコードが販売されているので、好みのものを選ぶといいでしょう。
また、色柄の異なる2種類のパラコードを繋ぎ合わせれば、他のキャンパーと被らないオリジナリティ溢れる飾りを作れます。ブレスレットのようなアクセサリーを簡単に作れる点も、大きな魅力ですね。
スネークノットの結び方
スネークノットの結び方を写真を交えながら詳しく紹介します。慣れると簡単なのでぜひ挑戦してみてくださいね。
①パラコード・ハサミ・ライターを準備する
パラコード・ハサミ・ライターを準備しましょう。ライターは、パラコードの末端の形を整えるために必要な道具です。
②適当な長さのパラコードを用意する
パラコードを用意してください。作りたい装飾やアクセサリーのサイズを考慮した適当な長さのパラコードを準備しましょう。
今回は、約40cmのパラコードで作っています。
③右手側のパラコードで輪っかを作る
右手側のパラコードを左手側へ移動させて輪っかを作ります。
パラコードで輪を作る際、コードを重ねる位置を「上・下・下」と覚えておくと、スネークノットを実際に行う際に迷いにくいでしょう。
④右手側のパラコードの下に左手側のパラコードを通す
右手側のパラコードの下に左手側のパラコードを通します。
⑤折り返した左手側のパラコードを右手側のパラコードの輪っかに通す
左手側のパラコードを折り返し、右手側のパラコードの輪っかに通してください。真ん中の輪っかに誤って通してしまわないよう注意しましょう。
正しい手順で進められた場合は、上記のような形になります。このような形になっているかをしっかり確認しましょう。
⑥パラコードの長さのバランスをとりつつ結んでいく
パラコードの左右の長さが等しくなるよう注意しながら結びましょう。きれいに結べると上記の画像のような形になりますよ。
⑦③~⑥までの手順を繰り返す
③~⑥までの手順を繰り返せば、スネークノット特有のお洒落な見た目になります。
⑧パラコードの末端を5mmほど残して切断する
スネークノットが完了したら、パラコードの末端を5mm程度残して切断しましょう。
⑨パラコードの切断面をライターで炙る
パラコードの切断面をライターで炙ってください。この時、コードが燃えないよう注意してください。
⑩ハサミの側面でパラコードの切断面を押し広げる
パラコードの切断面をライターで炙ったらハサミの側面を押し当てましょう。この作業により切断面が広がり、パラコードの結び目がしっかりと固定されますよ。
なおパラコードの切断面はすぐに固まってしまうので、ライターで炙った後にハサミの側面を素早く押し当ててくださいね。
スネークノットの結び方で身の回りのものをアレンジしよう!
スネークノットは、誰でも気軽にチャレンジできる簡単な結び方です。複雑な手順がないため、一度理解すれば短時間で結べるようになります。
所有するアウトドアギアに取り付けるだけでお洒落な雰囲気が増すでしょう。またブレスレットは、アウトドアテイストのファッションにとても似合いますね。
100円ショップでもパラコードは売られているので、お金をかけずに気軽に始められますよ。スネークノットをマスターし、所有するアウトドアギアをお洒落にアレンジしてくださいね。