菜園となった元駐車場は、トマトやカボチャ、ズッキーニ、ブロッコリーなど、食べられる植物で満員御礼状態!
「観賞するだけの花より、使える(食べられる)植物やハーブを植えたほうが、都会人にとっては勉強になりますから。スーパーでしか買ったことのない野菜が、食べるまでにどれほどの手間と時間がかかるのかってことをね…」(イローナさん)。
たしかにおっしゃるとおり。都会に暮らしていると、よほど心してアウトドアで遊ばない限り、自然から学ぶチャンスはほぼないに等しい。ここで学び、余裕ができたら自宅でも実践してほしいというのが、主宰者の思惑でもある。近くにこんな市民ガルテンがあれば、土日の休日どころか仕事のあるウィークデイだって通えるじゃん。羨ましいぞ、フランクフルター。
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文/坂本りえ 撮影/YURIE NAKAO