そして、たくさん積めるのと同じくらい大事なのが、ロードクリアランス。両方を兼ね備え、4WDでタフに走れるレヴォーグ レイバックをBE-PAL編集部・大下、記者・櫻井がレビュー。
奥行きのある荷室にワクワク!
スバル/レヴォーグ レイバック
¥3,993,000
問い合わせ先:スバル TEL:0120‐052215
https://www.subaru.jp/
大下
レヴォーグ レイバック(以下レイバック)は、スポーツワゴンのレヴォーグをベースにしたSUVタイプのクルマです。
最大の特徴は、レヴォーグより55㎜も引き上げた地上高。地面から200㎜の余裕は、オフロードを無理なく走破できる目安だ。
櫻井
大下
全高も上がっていますが、それでも1570㎜。ずんぐりとした印象はなく、とてもスタイリッシュです。
都市部に住み、週末は野趣あふれるフィールドを目指す、そんな人に似合うキャラクターだね。
櫻井
大下
運転してすぐに感じたのは、目線が高いこと。見晴らしの良さは周囲の情報を把握するうえで重要なポイント。安心感があります。
シートもよくできているね。レヴォーグのフロントシートはサポート性を重視した、サイドの張り出しが大きいものだけど、レイバックは控えめにした専用設計。だから、すごく乗り降りしやすいんだ。
櫻井
大下
運転中は腰高感が少なくて、カーブでも揺さぶられにくいし、これでOK!
足回りを固くすることなく横への揺れを抑え、それでいて乗り心地はしなやか。疲れにくく、長距離を走ってもつらくないチューニングは、スバルのクルマのなかでも随一だと思う。
櫻井
大下
デザインも含めて、大人っぽいクルマという印象ですね。運転中に操作するスイッチやタッチパネルが高い位置にあり、メーター内に表示される各種情報を含めた視認性も抜群。あちこち視線を動かさなくてもいいので、安全面でも安心です!
気持ちを「もっと遠くへ」と昂ぶらせるレイバックには、レヴォーグと同じ最新世代の運転支援技術『アイサイトX』が搭載されている。ステレオカメラに超広角の単眼カメラが加わり、衝突被害軽減ブレーキが作動する範囲が広がっているよ。
櫻井
大下
僕は真上から見たような映像で周囲の状況を表示する機能が便利だと思いました。こうした技術は他社でも取り入れられていますが、レイバックはとても見やすくていいですね~。
圧倒的な奥行きを誇る荷室といい、安心とワクワクを両立させたレイバックは、長く付き合える遊びグルマを探している人におすすめしたい!
櫻井
ワゴン+SUVの独創的デザイン
圧倒的な荷室の広さに感動~!
リッチな室内空間でストレスフリー
とっさの判断がしやすいコクピット
運転中の見やすさと操作性を重視した設計で、ストレスは皆無。
SPECIFICATIONS
【駆動方式】 4WD
【ボディー寸法】
全長 4,770㎜
全幅 1,820㎜
全高 1,570㎜
最低地上高 200㎜
最小回転半径 5.4m
ホイールベース 2,670㎜
タイヤサイズ 225/55R18
車両重量 1,600㎏
乗車定員 5名
【エンジン】
排気量・種類 1,795cc水平対向4気筒ターボ
最高出力 130kW(177PS)/5,200~5,600rpm
最大トルク 300N・m/1,600~3,600rpm
燃料種類 無鉛レギュラーガソリン
燃費(WLTCモード) 13.6㎞/ℓ
【トランスミッション】 CVT
※構成/櫻井 香 撮影/三浦孝明
(BE-PAL 2024年6月号より)