スバル「レヴォーグ レイバック」試乗レビュー!"地面から200㎜"の余裕が行動範囲を広げるぞ
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    2024.06.02

    スバル「レヴォーグ レイバック」試乗レビュー!"地面から200㎜"の余裕が行動範囲を広げるぞ

    スバル「レヴォーグ レイバック」試乗レビュー!"地面から200㎜"の余裕が行動範囲を広げるぞ
    ステーションワゴンの広さとSUVの走破性を組み合わせた、スバルらしいクロスオーバーモデル。現状は1グレードのみ。400万円に届く価格だが、標準装備が多く含まれるので割高感はない。ボディーカラーは4色だ(写真車両はマグネタイトグレー・メタリック)。

    そして、たくさん積めるのと同じくらい大事なのが、ロードクリアランス。両方を兼ね備え、4WDでタフに走れるレヴォーグ レイバックをBE-PAL編集部・大下、記者・櫻井がレビュー。

    奥行きのある荷室にワクワク!
    スバル/レヴォーグ レイバック

    ¥3,993,000 
    問い合わせ先:スバル TEL:0120‐052215
    https://www.subaru.jp/

    テスターは記者・櫻井(左)と編集・大下(右)

    大下

    レヴォーグ レイバック(以下レイバック)は、スポーツワゴンのレヴォーグをベースにしたSUVタイプのクルマです。

    最大の特徴は、レヴォーグより55㎜も引き上げた地上高。地面から200㎜の余裕は、オフロードを無理なく走破できる目安だ。

    櫻井

    大下

    全高も上がっていますが、それでも1570㎜。ずんぐりとした印象はなく、とてもスタイリッシュです。

    都市部に住み、週末は野趣あふれるフィールドを目指す、そんな人に似合うキャラクターだね。

    櫻井

    大下

    運転してすぐに感じたのは、目線が高いこと。見晴らしの良さは周囲の情報を把握するうえで重要なポイント。安心感があります。

    シートもよくできているね。レヴォーグのフロントシートはサポート性を重視した、サイドの張り出しが大きいものだけど、レイバックは控えめにした専用設計。だから、すごく乗り降りしやすいんだ。

    櫻井

    大下

    運転中は腰高感が少なくて、カーブでも揺さぶられにくいし、これでOK!

    足回りを固くすることなく横への揺れを抑え、それでいて乗り心地はしなやか。疲れにくく、長距離を走ってもつらくないチューニングは、スバルのクルマのなかでも随一だと思う。

    櫻井

    大下

    デザインも含めて、大人っぽいクルマという印象ですね。運転中に操作するスイッチやタッチパネルが高い位置にあり、メーター内に表示される各種情報を含めた視認性も抜群。あちこち視線を動かさなくてもいいので、安全面でも安心です!

    気持ちを「もっと遠くへ」と昂ぶらせるレイバックには、レヴォーグと同じ最新世代の運転支援技術『アイサイトX』が搭載されている。ステレオカメラに超広角の単眼カメラが加わり、衝突被害軽減ブレーキが作動する範囲が広がっているよ。

    櫻井

    大下

    僕は真上から見たような映像で周囲の状況を表示する機能が便利だと思いました。こうした技術は他社でも取り入れられていますが、レイバックはとても見やすくていいですね~。

    圧倒的な奥行きを誇る荷室といい、安心とワクワクを両立させたレイバックは、長く付き合える遊びグルマを探している人におすすめしたい!

    櫻井

    ワゴン+SUVの独創的デザイン

    フロントビュー

    バンパーやフロントグリル、サイドスカート、ホイールなどが専用にデザインされている。

    サイドビュー

    バンパーやフロントグリル、サイドスカート、ホイールなどを専用デザインとし、なによりも高いロードクリアランスがレヴォーグとは異なる個性になっている。

    リアビュー

    トレッド(左右のタイヤ接地面の中心間の距離)も広がり、サイズは若干拡大。それでも取り回しは良好だ。

    圧倒的な荷室の広さに感動~!

    荷室

    荷室の最大開口幅は1,120㎜。高さは後席の後ろ部分で771㎜(メーカー公表値)。後席を立てても3名分のキャンプ道具が収まる広さだ。

    荷室

    広い床下収納も装備。床面から天井までの高さは1,105㎜に達する。

    荷室

    後席は3分割可倒式。中央の開口幅は220㎜。

    フルフラット

    後席をたたむとほぼフラット。大人が体を伸ばして寝られる。

    便利機能

    キーを携帯してリアゲートのエンブレムにひじなど体の一部を近づけると、自動でオープンする便利機能も!

    リッチな室内空間でストレスフリー

    前席

    厚みのある専用デザインのシートは座り心地も良好。写真はオプションの本革シートで、標準は人工皮革とファブリックのコンビ。

    後席

    後席は5段階で角度調整できる。

    エンジン

    ターボエンジンは低回転から力強さを発揮する。

    とっさの判断がしやすいコクピット

    コクピット

    運転中の見やすさと操作性を重視した設計で、ストレスは皆無。

    モニター

    縦に長い大型ディスプレイに、さまざまな角度からのカメラ映像を表示。普段使いからキャンプまで役立つ機能だ。

    SPECIFICATIONS

    【駆動方式】 4WD

    【ボディー寸法】
    全長 4,770㎜
    全幅 1,820㎜
    全高 1,570㎜
    最低地上高 200㎜
    最小回転半径 5.4m
    ホイールベース 2,670㎜
    タイヤサイズ 225/55R18
    車両重量 1,600㎏
    乗車定員 5名

    【エンジン】
    排気量・種類 1,795cc水平対向4気筒ターボ
    最高出力 130kW(177PS)/5,200~5,600rpm
    最大トルク 300N・m/1,600~3,600rpm
    燃料種類 無鉛レギュラーガソリン
    燃費(WLTCモード) 13.6㎞/ℓ

    【トランスミッション】 CVT

    ※構成/櫻井 香 撮影/三浦孝明

    (BE-PAL 2024年6月号より)

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