車の内装掃除のポイント
見た目の問題だけではなく、快適かつ安全に運転するためにも、車の内装をきれいにしておくことが重要です。車内清掃は、いくつかのポイントを押さえておくと、スムーズに進められます。
まずは掃除の準備から
車内の掃除を始める前に、まずは準備から取り掛かりましょう。すみずみまできれいにするために、掃除の邪魔になるものを外に出します。
ごみや不用品は捨て、車内に置いてある荷物もいったん車外に出しましょう。次に、シートをたたいてホコリを出し、足元に敷いてあるフロアシートも取り除きます。
車の中には想像以上にホコリ・細かいごみがたまっているため、マスクを着用するなど、吸い込んでしまわないように注意が必要です。
4カ所を上から順に掃除する
掃除は、高い場所から低い場所へと進めるのがポイントです。下にあるものを先に掃除してしまうと、上を掃除したときに出たホコリですぐに汚れてしまいます。
車内の掃除も、内装・シート・窓・床の順に、上から下に掃除していきましょう。車内掃除では、主に次のような掃除道具を使用します。
- マイクロファイバークロス
- 掃除機
- 粘着シート
- 専用クリーナー
- ハンディモップ
それぞれの部分に適した掃除道具を用意しておくと、より効率的にしっかり掃除できます。
内装部分の掃除アイテム2選
内装部分は、少し掃除をさぼっただけでうっすらホコリが積もる場所です。そこで、手軽に使えて便利な内装掃除用のアイテムを2点紹介します。
オートバックス「GORDON MILLER マイクロファイバーハンディモップ」
ダッシュボードを含む内装は、ホコリを取り除いてから水拭きします。先に水拭きしてしまうと、ホコリを塗り込むことになるためです。
ホコリ取りには、ハンディモップが便利です。こちらのハンディモップは柔らかいマイクロファイバー素材を使用しており、目立つホコリをしっかりと取り除いてくれます。
コンパクトで取り回しがよいので、小さな隙間や細かな部分の掃除にも向いています。洗って繰り返し使えるため、コスパも抜群です。車に常備し、乗るついでに掃除すれば、いつもきれいな内装をキープできるでしょう。
- 商品名:オートバックス「GORDON MILLER マイクロファイバーハンディモップ」
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オートバックス
GORDON MILLER マイクロファイバーハンディモップ
サイズ ・ヘッド部:約76×225×25mm ・柄:約21×535×880mm ・クロス:約405×230mm
プロスタッフ「車内ホコリ取り上手」
車の内装に使われる樹脂素材は、日常で付着するような汚れであれば、水拭きするだけで十分にきれいになります。しかし、手あかやタバコのヤニなどの汚れを落とす際は、洗剤が必要です。
プロスタッフの『車内ホコリ取り上手』は、クリーナーが染み込んだウェットシートで、油分を含んだしつこい汚れにも対応しています。
使い切りタイプなので、掃除後に洗う手間がかかりません。高分子シリコーンが配合されており、ツヤ出しもできるため、ピカピカに磨き上げたいときに使用するとよいでしょう。
- 商品名:プロスタッフ「車内ホコリ取り上手」
- 公式オンラインストア:商品はこちら
シートの掃除アイテム3選
シート部分は、気が付かないうちに汚れがたまりやすく、車内の衛生環境を悪化させかねません。シート掃除のポイントと、便利な掃除アイテムを3点紹介します。
アイリスオーヤマ「ハンディクリーナー 充電式 HCD-21-W ホワイト」
シートはホコリだけではなく、フケ・髪の毛・食べカスなどが付着しやすい場所です。人が座ることで湿気がこもりやすく、締め切った車内でダニのすみかになってしまうかもしれません。
ごみやダニの死骸を取り除くため、シートには定期的に掃除機をかけましょう。家から掃除機のコードを引けない場合は、充電式のハンディクリーナーがあると便利です。
こちらのハンディクリーナーは、コンパクトかつパワフルで、縫い目に入りこんだホコリもしっかりと吸い上げます。サッシや家具の裏など、家の中の掃除をする際にも活躍するでしょう。
- 商品名:アイリスオーヤマ「ハンディクリーナー 充電式 HCD-21-W ホワイト」
- 公式オンラインストア:商品はこちら
アイリスオーヤマ
ハンディクリーナー 充電式 HCD-21-W ホワイト
サイズ(cm):幅約6×奥行約6×高さ約42 重量:約0.5kg
レック「GNスゴ技カット本体S」
食べカスや髪の毛など目立つ汚れは、見つけたときに掃除しておきたいものです。しかし、車内で掃除機をいつでも使えるようにしておくというのは、難しいでしょう。
そこで便利なのが、剥がして使える粘着シートです。シートに滑らせるだけで、一度に幅広い範囲のごみを取り除けます。ごみをパパっと手で払い落とすことがなくなるので、フロアシートも汚れにくくなるでしょう。
レックの『GNスゴ技カット本体S』には、自立するシンプルなケースが付属しているため、見える場所に置いていても車内の雰囲気を損ないません。
特に、車内で飲食することが多い人や、ペットを車に乗せる人は、一つ用意しておくとシートを清潔に保ちやすくなります。
- 商品名:レック「GNスゴ技カット本体S」
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ストーナー「レザークリーナー」
レザーシートのお手入れには、少し注意が必要です。普段の掃除には固く絞った水拭きで十分ですが、しっかり掃除したいときは専用のクリーナーを使用しましょう。
車のシートには、使用環境に応じたコーティングが施されています。そのため、家具やバッグなどに使用するレザークリーナーは、基本的に車のレザーシートには使えません。
おすすめは、ストーナーの『レザークリーナー』です。天然保湿成分が配合されていて、汚れをしっかりと取り除きつつ、必要な水分と油分を与えます。定期的に使用することで、最適なコンディションをキープできるでしょう。
- 商品名:ストーナー「レザークリーナー」
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窓の掃除アイテム2選
窓の掃除は安全な走行のために欠かせませんが、手間がかかることも少なくありません。そんなときに頼りになる、車専用の窓掃除アイテムを紹介します。
カーメイト「C100 エクスクリア 360ワイパー」
カーメイトの『C100 エクスクリア 360ワイパー』は、360度回転するヘッドが特徴です。自由自在に角度を変えられるため、ガラスの形に沿ってしっかり拭き掃除ができます。
ヘッドのサイズは約10×15cmと、四隅のギリギリまで磨きやすい大きさです。ハンドルは約38cmの長さがあり、長く持てばフロントガラスの奥まで届き、短く持てば力を入れて汚れを落とせます。
付属のマイクロファイバークロスは、洗って繰り返し使用できるため、エコで経済的です。ヘッドを覆うだけの大きさがあれば、市販のクロスを付けても問題ありません。
- 商品名:カーメイト「C100 エクスクリア 360ワイパー」
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イチネンケミカルズ「くるまのガラスクリーナー」
手あかやヤニの黄ばみが気になるときは、ガラス専用のクリーナーを使用しましょう。イチネンケミカルズの『くるまのガラスクリーナー』は、スプレー式のクリーナーです。
ガラス面に吹きかけて柔らかい布で拭くだけで、油膜や頑固な汚れまでスッキリと取り除き、クリアな視界を確保できます。ノンシリコーンなので掃除後も光が乱反射せず、ギラつきません。
お手頃価格なので、値段を気にせずたっぷり使えます。家の鏡や窓ガラスにも使用できるため、普段の掃除用に常備しておくとよいでしょう。
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- 商品名:イチネンケミカルズ「くるまのガラスクリーナー」
- 公式オンラインストア:商品はこちら
床の掃除アイテム2選
車の床部分も、シートと同様にごみやダニで汚れやすい場所です。特に雨の後やキャンプなどから戻った際に、汚れが気になることもあるでしょう。そんなときに活躍する、床掃除アイテムを2点紹介します。
HOTFIELD「フロアマット用ブラシ」
フロアマットは、表面だけではなく、繊維の内部まで泥や細かい砂利が入りこんでいます。そのため、まずは全体をたたいてホコリを出し、浮いたホコリをブラシでかき出しましょう。
HOTFIELD『フロアマット用ブラシ』は柄が約3.5×42cmあり、ブラシ部分を持ってたたきやすい長さです。ウレタンが巻いてあるので手が疲れにくく、車体に当たっても傷つきにくいでしょう。
ブラシは適度な硬さがあり、水洗いする際に洗剤がよく泡立ちます。毛の長さを約2.5~4.0cmと斜めにカットすることで、ブラシ全体でこすり洗いしやすい仕様になっています。
- 商品名:HOTFIELD「フロアマット用ブラシ」
- 公式オンラインストア:商品はこちら
HOTFIELD
フロアマット用ブラシ
サイズ:高さ約42cm×直径約3.5cm,ストラップ約3cm(ブラシ部分) 毛の長さ約2.5〜4cm 重量:約220g
ケルヒャー「高圧洗浄機 K2 LITTLE」
フロアマットを徹底的にきれいにしたい場合は、高圧洗浄機を使用するのも一つの方法です。高圧で吹き出す水の力を利用し、マットに詰まった汚れを押し出します。
ケルヒャーの『高圧洗浄機 K2 LITTLE』は、パワフルな高圧水流で頑固な汚れを一掃できるアイテムです。約3.7kgの軽量設計で持ち運びしやすく、設置も簡単なので気軽に使えます。
高圧洗浄機は、バルコニー・壁・玄関周りなど、幅広い場所の掃除にも重宝します。必要な付属品が一通りそろっているため、初めて高圧洗浄機を使う人でも問題なく操作できるでしょう。
- 商品名:ケルヒャー「高圧洗浄機 K2 LITTLE」
- 公式オンラインストア:商品はこちら
まとめ
衛生面だけではなく、安全面からも車内の掃除は欠かせません。効率的な掃除のポイントは、邪魔なものを車外に出して、上から順番に取り掛かることです。
車は、ざっくりと内装・シート・窓・フロアの4カ所に分けられます。それぞれに適した掃除道具を用意しておくと、掃除が格段に楽になります。小まめな掃除と定期的な大掃除で、大切な愛車をいつでも清潔な状態にしておきましょう。