プクタル・ゴンパへと続く山道は、ご覧のように、断崖沿いを人ひとりがやっと通れる程度の幅のもの。油断しないように足元に気を配りながら、慎重に歩いていきます。
チャーの村に到着しました。村の入口に、チベット仏教のマントラ(真言)を刻んだ石を積んだマニ壇がありました。
チャーの村で出会った子供たち。外部から来た人間と話をする機会も、そんなに多くはないでしょう。ちょっと恥ずかしそうにしながらも、好奇心いっぱいの様子で、大勢の子供たちが周囲に集まってきてくれました。
◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)ほか多数。
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