そんな中、スニーカーとサンダルの要素がうまく融合している水陸両用サンダルが、いま人気を集めている。
今回は、今季に発売したホカのHOPARA 2(ホパラ 2)をレビュー!使い勝手から街中で履いた感想までレビューする。
アウトドア、普段使い問わず使えるマルチサンダル
同商品は、前作のHOPARAというサンダルのデザインを踏襲しつつ、アッパーにメッシュ生地を配した水陸両用サンダル。ニットは100%リサイクルポリエステル、足裏につくフットベッドには30%サトウキビ由来のEVAが使われており、環境に配慮していることがうかがえる。
興味深いのは、アッパーのメッシュ生地はペットボトルを100%リサイクルしたコーデュラナイロンであること。コーデュラナイロンといえば、バッグやウェアでよく採用されている、軽くて丈夫な生地。今回使われている生地は柔軟性があり、耐久性はお墨付きだ。
商品を360度見てみると、前から見ればスニーカー、後ろから見ればサンダルという面白いデザイン。フロントだけにメッシュ生地を配することで、歩行時やハイキング中に砂利の侵入を防いでくれる。
ポイントはメッシュ生地だけにあらず、乾きやすさや擦れ軽減素材、型崩れにしにくい構造など、随所に使いやすさを向上する機能を盛り込んでいる。
HOPARA 2をフィールドで使ってみた
ディテールを紹介したところで、次は実際に足を入れて履き心地をチェック。普段履いているシューズサイズと同じ26.0cmをチョイスしたところ、素足だと少し余裕があった。トグルレースとヒールストラップである程度足を固定することはできるが、素足でピッタリ履きたい人は0.5〜1.0cm下を選ぶといいだろう。
ということで、水辺で履いて快適に過ごせたのにくわえ、ロングパンツ&ソックインで使っても風通しがよく楽に過ごせたのだった。
ちょっとだけ実験! 土はどのくらい入らないのか
水に入った際は、流れてくる枯れ葉などのゴミが中に入らなかったことがわかった。ではトレッキングやオフロードを歩く際によく入ってくる土はどうなのか、実際に試してみた。
その結果、のせた砂利・土の4/5くらいは中に入らず、地面に落ちていった。ただメッシュの穴より小さい少量の土は中に入った。個人的には、砂利道や掘られた穴に足を突っ込む以外なら、そこまで中に土などは入らないと感じた。
気になる人は気になる?フットベッドに溜まりやすい水
水辺に入ると、どうしてもフットベッドに溜まりやすい水。HOPARA 2も同様に水が溜まった。フットベッドは足の形状にあったつくりをしている関係上、土踏まずあたりが緩やかに窪んだ形状になっているためだ。
とはいえ、足を上げればすぐに水が抜けるので手間はそこまでかからないので、人によってはそこまで気にしないかもしれない。ただし、水を長時間溜めておくと臭いの原因になりかねないため、溜まったらすぐに水を抜くようにしよう。
長いシーズン履きたい人はHOPARA 2は絶対推し
スニーカーとサンダルのいいとこ取りをしたホカ「HOPARA 2」は、水辺だけでなくちょっとしたハイキングでも活躍すること間違いなしのアイテム。ただし、ソックスを履いた状態と素足とではサイズが異なってくるため、まずはお店で試着をしてから購入するようにしよう。
商品概要
ホカ「HOPARA 2」
価格:¥20,800
サイズ:23.0〜30.0cm
カラー:ブラック、バーリィ/オート ミルク、シフティングサンド/デューン
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