そこで、「もっと手軽に燻製にチャレンジしてみたい!」という方におすすめなのが、お菓子の燻製です。とくに駄菓子はリーズナブルで種類も多く、大人から子どもまで人気!
今回は、手軽に愉しめる駄菓子の燻製をご紹介します。人気の駄菓子から懐かしいものまで、どんな味変になるのか必見です!
燻製の準備
今回、駄菓子の燻製に準備したものは下記のとおりです。
- メスティン
- メスティン用網
- スモークチップ
- カセットコンロ
- 耐熱グローブ
- お好みの駄菓子
燻製は蓋付きのフライパンでも作れますが、今回はメスティンと100均のメスティン用網とスモークチップを使用しました。
スモークチップを入れて強火で火にかけ、煙が出たら駄菓子の種類に合わせて弱火で加熱するだけです。
蓋をはずすときなどに必要な耐熱グローブも、忘れずに用意してください。
ちょっと大人の味に!? 懐かしの駄菓子7種類を燻製
今回は、人気の駄菓子の中から7種類を選びました。懐かしいものから今でも人気の駄菓子まで勢ぞろい!
なお、スモークチップはすべて大さじ1程度を入れています。
うまい棒
駄菓子といったらはずせない「うまい棒」は、コーンポタージュ味とサラダ味を燻製にします。
蓋をして強火で火にかけ、煙が出てきたら弱火で加熱。
うまい棒は煙が出てから2分で燻製が完成しました!
サラダ味の変化はほとんどありませんでしたが、コーンポタ―ジュは香ばしく仕上がりました!
キャベツ太郎
ついパクパク食べてしまう「キャベツ太郎」もすでに乾燥しているので、燻製時間は煙が出てから1~2分で完成します。
燻製前と燻製後では見た目に変化はあまり感じられまないような気がします。
キャベツ太郎もスモークの香りで香ばしい味わいになり、やや塩気が飛んだヘルシーな味わいになりました。
タラタラしてんじゃね~よ
一口食べるとクセになる辛さの「タラタラしてんじゃね~よ」も燻製に。燻製時間は約4分です。
燻製前と後では見た目に変化はほとんどありませんでした。
燻製後はより水分が抜けてスルメイカのような食感になり、日本酒に入れても活躍しそうです。
蒲焼さん太郎・焼肉さん太郎
こってりタレを身にまとった「蒲焼さん太郎」と「焼肉さん太郎」の燻製時間は3分にしました。
燻製前の並べた状態はどちらかわからないくらい同じ色です。
燻製時間が長かったのか少し焦げてしまったので、1分くらいで十分かもしれません。
燻製後はパリッとした醤油煎餅のような食感と味になりました。
おやつカルパス
このままでもおやつにもおつまみにもなる「おやつカルパス」は、今回の駄菓子の中で「一番燻製向きなのでは?」と期待していたお菓子。
先にお伝えしておきますが、今回燻製した駄菓子の中で優勝の味です。
おやつカルパスは、4分燻製にします。
燻製後はぷっくりと膨らみ、オレンジ色のジューシーな色合いに。
今回の駄菓子の中でもダントツの美味しさで、完全におやつではなく「大人のおつまみ」になりました!
ポテトフライ カルビ焼の味
大人になってもスーパーで見かけるとつい買ってしまう「ポテトフライ カルビ焼の味」も燻製にしてみました。
燻製時間は2分に設定してチャレンジ。
燻製後はこんがり焼き色がつき、香ばしい香りはありますが、塩気と甘みも感じられるので子どもでも食べられる味に仕上がりました!
ビッグカツ
このままでもサクッと美味しい「ビッグカツ」も2~3分ほど燻製にしてみました。
燻製後のビッグカツは衣の色が濃くなり、揚げたてのようなザクザク食感に!
スモークの香りもプラスされて、ビールにも合います。
駄菓子の燻製は5分以内で作れる!
駄菓子は燻製しすぎるとすぐに焦げてしまうので、煙が出て1分経過したら様子を見るのが成功のポイント。
ご紹介した他にも「どんどん焼き」などのおかきも試しましたが、ほとんど変化は感じられませんでした。
おつまみとして味変をしっかり味わいたい場合は、カルパスなどのスナック菓子以外の駄菓子がおすすめです!
5分以内ですぐに作れるお手軽燻製で、新しい味に出合ってみてはいかがでしょうか。