「入れる・抜く」だけに機能を絞ったハイカー用エアーポンプ
超軽量の「タイニーポンプ」よりも軽い
「ゼロポンプ」は、ひとことでいえば、空気を入れる・抜くことに特化した軽量エアーポンプだ。荷物を少しでも軽くしたいテント泊ハイカーに向いている。同社の「タイニーポンプ 2X」とスペックをくらべてみると、その個性がはっきりする。(Tはタイニーポンプ 2X、Zはゼロポンプ)。
・重量 T:100g Z:49g(どちらも充電池込み)
・サイズ T:45×46×59mm Z:直径26×75mm
・風量 TZともに:180L/min
・膨張・収縮圧 T:4.0kPa Z:2.5±0.5kPa
・電池 T:内臓式 Z:交換式
・ノズル数 T:5 Z:6
・ライト T:あり Z:なし
まずは、その軽さと細さが目を引く。これは、ライトを省くとともに、モーターとファンを小型化したことによる。ハイカーならヘッドライトを持っているから、ライトはなくてよい。膨張・収縮圧はやや低くなったが、ハイカーたちの持つエアーマットは薄いものが多いから、これも大きな問題はないだろう。ノズルは、多くのメーカーのマットに対応するように6種類が揃えられている。
電池をカメラなどと共用できる
ほかに注目すべきは、電池が交換できること。付属している電池はタイプCの充電ポート付きの「RCR123A」で、これはカメラなどにも転用できる。また、専用充電器を使う「RCR123A」や使い切り乾電池の「CR123」も使うことができる。ほかの機器と電池を共用すれば、さらに軽量化ができる(電池抜きの本体重量はわずか33g)。
「口でふくらます」はカビを招く
「自分は口でふくらませるから、もっと軽いよ」と、口をとがらす人もいるかもしれないが、口だとマット内に唾液が入り、なかにカビが生えて、マットが劣化しやすくなると言われている。わずか33gなのだから検討してみては。
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ゼロポンプ/FLEXTILE(フレックステイル) 6,680円(税込み)