110デシベルの大音量でクマにこちらの存在を知らせる
山のキャンプ場でのソロキャン……けっこう怖いよね
クマが人里に現れるニュースは珍しくなくなった。キャンプ場での被害はいまのところ多くないけれど、対策をするに越したことはない。とくに山のなかの空いているキャンプ場でソロキャンプだったら? しゃべる相手がいないから人声はクマに届かないし、クマ鈴を身につけても歩きまわらないから音が鳴らない。そんなときに持っていたいのが「熊よけホーン」だ。
クマも耳をふさぐ? クルマのクラクションなみのうるささ
ボタンを押すと、最大110dbの音が鳴りひびき、クマに自分の存在を知らせることができる。110dbはクルマのクラクションと同程度だからかなり大きい(ちなみに100dbが電車が通るガード下や地下鉄の構内。120dbが飛行機のエンジン音の近く)。ボタンを1度押すと15~20秒鳴り響き、10秒停止して、また15~20秒……と続く。もういちどボタンを押すと停止する。
歩かない作業や沢の近くなら、鈴よりもホーン
ソロキャンプ以外にも、山菜採りやキノコ採り、農作業、山仕事など、ソロで山に入って、しかもじっとしている時間があるような作業に向いている。沢音でクマ鈴の音がかき消されるような渓流釣りにもよいだろう。
大声で叫ぶよりもホーン
もちろん、登山やハイキングでも力を発揮する。クマ鈴とちがって音を出したいときだけ出せるから、人の少ないところだけで鳴らすということができる。人の多いコースでみんながクマ鈴を鳴らしていると、ちょっと耳ざわりに感じるものだ(クマ鈴はいちどぶら下げると鳴りっぱなしだからしょうがないのだけれど……)。また、クマ鈴を持っていないソロ登山のときに、だれもいないと思って大声で歌ったり叫んだりしているときにかぎって、むこうから登山者が歩いてくる……というのは登山あるあるのひとつだ。
そのうち、鈴ではなくホーンが主流になるかもしれない。そのころは「k phone」なんて呼ばれてたりして。
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熊よけホーン/コンパル 5,478円(税込み)