ジェットボイル「ミニモ」の魅力を解説!気になる使い勝手もレビュー
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    2024.07.13

    ジェットボイル「ミニモ」の魅力を解説!気になる使い勝手もレビュー

    ジェットボイル「ミニモ」の魅力を解説!気になる使い勝手もレビュー
    ジェットボイル(JETBOIL)は、優れた熱効率でスピーディーにお湯を沸かせる人気ギア。その中でも、「ミニモ」は調理用として工夫されたモデルとなっている。そんな「ミニモ」のスペックや魅力を解説。湯沸かし検証や、BE-PAL編集部による雪中での使用レビューも必見だ。

    ジェットボイルの魅力

    ジェットボイルの一番の魅力は、優れた熱効率により通常のバーナーよりも素早くお湯を沸かせること。500mLの水なら、最速約100秒で沸騰する。火力調節機能を搭載したモデルなら、強火からとろ火まで繊細な調節も可能で調理しやすい。

    また、クッカーと一体になっていることで、コンパクトにまとまっており持ち運びがしやすいことも特徴の一つ。カートリッジやゴトクはすべて本体に収納できるため、バッグの中に入れてもかさばりにくい。

    さらに、通常のバーナーに比べて低燃費なので、カートリッジの消費量も少なく省エネだ。

    ▼参考記事
    ジェットボイルのおすすめの選び方は?全6モデルと周辺アイテムも紹介

    調理に最適!ジェットボイル「ミニモ」

    JETBOIL(ジェットボイル)
    ミニモ

    口径を大きく、深さを浅めにした専用のフラックスリング付きクッカーを装備し、調理用として最適化されたモデル。ストーブは高所などでもマイナス6度Cまで安定燃焼する。

    ●収納時サイズ:直径127×高さ152mm
    ●重量:約415g(付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く)
    ●出力:1,404kcal/h
    ●容量:1.0L

     

    付属ナベに熱を効率よく伝えるフラックスリングという仕組みを搭載。火加減を繊細に調節でき、強火での急速沸騰から、小さい炎が安定的に必要な“とろ火”での煮込み料理まで幅広く楽しめバーナーはとろ火調節可能。

    ガス、クッカー、ゴトクなどがオールインワンでコンパクトに収納できる。

    クッカー底面に配置したじゃばら状のフラックスリングが熱を受ける表面積を飛躍的に拡大。

    冬季や高所などマイナス6度Cまで安定した火力を発揮するサーモレギュレーター搭載。

    ▼関連記事
    JETBOIL (ジェットボイル) / ミニモ

    アウトドアライターが「ミニモ」の性能を検証

    お湯を沸かすのに必要な時間とガス量をチェック

    教えてくれたのは…
    山岳指導員(アルパインクライミング)
    ミツル さん

    山と自然に囲まれた長野県在住。登山では日本体育協会公認・山岳指導員(アルパインクライミング)の資格を持つ本格派。登山、バックカントリー、フリークライミング、アルパインクライミング、沢登りと山に関する遊びが生きがい。2児の父親をしながら、アウトドア系のフリーライターとして活躍中。

     


    JETBOILは「小さな火力に最大限の仕事をさせること」を目標に開発された、アウトドア用のガスストーブ。基本的にはお湯を沸かすことを目的として使用されることが多いが、料理用のゴトクなどもあり料理も可能。

    「ミニモ」は、低温に強いサーモレギュレーターを搭載した、JETBOILの上位モデルだ。製品仕様は、発熱量1404kcal、重量約415g(クッカー含む)。

    水温は7度C。

    気温7度C、水道水を外に1時間放置して温度を測ったら外気温と同じ7度Cだった。この水道水500mlをバーナーで90度Cまで上昇させる。登山時と同条件にするため、外でお湯を沸かした。当日はやや強めの風(体感では風速7~8m)が吹いていた。

    JETBOILミニモでの計測結果。

    結果は2分24秒。お湯を沸かすのに使用したガスの量は9gだった。ガスカートリッジは230gのタイプが600円(税別)の場合で23円。1缶あたり(90度Cまで)沸かせるお水の量は1缶230gで、12.7L。

    JETBOILは熱効率も良く、お湯を沸かす時間がとても早く便利。1缶で沸かせるお湯の量も多く、長期縦走などの際にはオススメだ。

    ▼参考記事
    【徹底比較】初心者もわかるバーナー3種の違い。人気モデルを比べてみた結果

    雪中でも便利!BE-PAL編集部がレビュー

    ハイパワーな「ミニモ」は雪中ピクニックでもお役立ち

    テストしたのは…
    BE-PAL編集部
    ブッシュ早坂

    冬キャンプほどハードルが高くなく、無理せずさくっと楽しめる雪中ピクニックを、BE-PAL編集部の雪男ことブッシュ早坂が楽しんできた。

     

    道具を置いたら準備完了。

    せっかくの雪なので、ギアを色々と試してみようとバーナーやストーブ類をいくつか持ち込んだ。そのなかのひとつ、ODガス式の「ジェットボイル ミニモ」は、お手軽かつハイパワーで、スピーディにお湯が沸かせる。しかもこのミニモは、マイナス6度Cの環境下でも安定した火力を保つことができると、抜群に使い勝手が良い。

    火力調節つまみを回して、着火ボタンをカチっと押すだけ。とてもカンタン。

    極寒のなかで飲む、アツアツのコーヒーがうまい!

    ▼参考記事
    冬キャンプよりお手軽なのだ!「雪中ピクニック」の楽しみ方をご紹介

    あわせて使いたいジェットボイルの調理ギア

    JETBOIL(ジェットボイル)
    1.5Lクッキングポット

    1.5リットルの容量を持ったポット。ジェットボイルバーナーにセット可能。底面に配した蛇腹状のフラックスリングで熱を閉じ込め、高いエネルギー効率を発揮する。口が広く、調理の際も快適。ジェットボイル(R)クッキングシステムTM付属のゴトクを必ずバーナーに取り付けて使用すること。他社製バーナーとの併用はできないので注意。

    ●容量:1.5L
    ●収納サイズ:直径17.5×高さ11cm
    ●重量:340g
    ●素材:アルミニウム

     

    ゴトクはオール・イン・ワンでカップの中に収納可能。

    フレームの向きに気を付けながら、A,Bの順に天板をはめ込む。

    ▼関連記事
    JETBOIL(ジェットボイル)/1.5Lクッキングポット

    こちらもチェック!ジェットボイルのおすすめバーナー

    JETBOIL(ジェットボイル)
    スタッシュ

    コンパクトになったジェットボイルのバーナー。バーナー・クッカー合わせて総重量が約200gと大幅に軽量化。全てのパーツをクッカー本体内に収納して持ち運びができる。最大径のフラックスリングを搭載し急速沸騰を実現。直径20cm、容量1.5Lまでのクッカーに使用できるので、汎用性も高い。

    ●本体サイズ:直径13×11.2cm
    ●本体重量:約200g
    ●容量:0.8L(0.5L)
    ●沸騰時間:59秒(300mlの水が火力最大で90度Cに達する時間)

     

    ▼関連記事
    JETBOIL(ジェットボイル)/JETBOILスタッシュ 


    JETBOIL(ジェットボイル)
    フラッシュ

    クッカーと熱効率の高いストーブがセットになっている。底部に熱効率を高めるフラックスリングを装備したクッカーが付属。500mlの水を約1分40秒ほどで沸かすことができる。クッカー側面を覆うクロロプレンゴム製の断熱カバーによりヒートロスを防ぎ、調理中でもクッカーを素手で扱うことができる。

    ●収納時サイズ:直径104×高さ180mm
    ●重量:約371g(付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く)
    ●出力:2,269kcal/h
    ●容量:1.0L

     

    ▼関連記事
    JETBOIL (ジェットボイル) / フラッシュ

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