価格以外もチェック!テント選びのポイント
利用人数に合ったサイズを選ぶ
テント選びにおいて最も重要といっても過言ではないのが、サイズ。利用人数に合ったテントを選ばなければ、快適に過ごせなくなる恐れもある。
そのため、テントを選ぶときは必ず『何人用のテントなのか』をチェックするようにしよう。ただし、ここで記載されている人数は、あくまでも『最大収容可能人数』。たとえば『4~5人用』と表記されているテントを5人で使用すると、少し窮屈に感じられるかもしれない。ゆったりと過ごしたいときは、利用する人数プラス1~2人のテントを選ぶといいだろう。
耐水圧や通気性を確認する
テントごとに機能性は大きく異なるため、しっかりとチェックしておくことが大切。特に注目すべきポイントとしては、耐水圧や通気性が挙げられる。耐水圧が高いテントほど、テントの裏に水が染み出しにくくなるのだ。
山にキャンプに行く場合は急に天候が変わる可能性も高いため、耐水圧の高いテントを準備しておくと安心。耐水圧が1500mm以上のものがおすすめ。商品購入の際、スペックや表示をしっかりと確認しておくことが大切だ。
また、夏場のキャンプでは熱が内部にこもりやすくなるため、通気性の良いものを選ぶと快適に過ごすことができる。
▼参考記事
おしゃれなテントで気分を上げよう。種類別の特徴と選び方を紹介
2万円以下のおすすめテント7選
BUNDOK(バンドック)
ソロティピー
焚き火に強いTC生地を使ったワンポールテント。サブポールが付属するので、フライシートを広げて簡単な前室を作ることもできる。インナーテント付き。
▼参考記事
2位はバンドックのソロパップテント、1位は…?2021年『Amazon』で売れたアウトドア道具ランキング
Coleman(コールマン)
スクリーンIGシェード+
光を90%以上ブロックする「ダークルームテクノロジー」採用。遮光性が高く、簡単に組み立てられるシェード。キャンプだけでなくピクニックや運動会など、季節を問わずさまざまなシーンで使える。
●使用時サイズ:210×180×120cm
●収納時サイズ:直径約15×60cm
●重量:約3kg
愛知県在住。ファミリーデイキャンプが中心のフリーライター。昔はインドア派でしたが、外で食べるご飯のおいしさに目覚めました。最初は組み立て方もわからないギアが多かったですが、経験を積むうちにできるように。これからキャンプを始めよう!と思う人が、参考になるような記事を書いていきます。
スクリーンIGシェード+は3~4人が入れる、高さ120センチくらいのピクニックシェード。簡単に組み立てられて、しっかりと日差しを遮るシェードだ。
日差しをしっかり遮る
スクリーンIGシェード+は、光を90%以上ブロックする「ダークルームテクノロジー」という素材を使っているため、シェード内の温度上昇が抑えられ、日差しが強い時でも快適に過ごせる。UV遮蔽率は99,99%以上で、紫外線が気になる人にもうれしい機能つきだ。
外と室内の明るさが違うのが、おわかりいただけるだろうか。ファスナー部分以外は真っ黒だ。朝の日差しもしっかり遮ってくれるため、気候のいい時期ならソロキャンプで泊まる際にも使えそう。
風もしっかり遮る
スクリーンIGシェード+は、4つの出入り口の開け閉めが可能。
冬は入り口のみ開けておいて、風の通り道を塞ぐ。夏は2か所を開けて風通しをよくすると、涼しく快適に過ごせる。2月の風が強い日に、3面を閉じて使ってみたところ、日差しが出るとテントの中はぽかぽかと暖かく感じられた。
4つのファスナーを閉めれば、外からの視線を遮ることができ、着替えや授乳など人に見られたくない時も、スクリーンIGシェード+の中なら安心だ。
▼参考記事
日差しが強くなる季節に!コールマン「スクリーンIGシェード+」はデイキャンプにおすすめ!
DOD(ディーオーディー)
ワンポールテントS
2人でゆったりと過ごせる3人用サイズ。頂点部の高さが約170cmあるため、テント内で広々とくつろげる。シンプルな構造で組み立てやすく、ペグを打ち込みポールを立ち上げるだけで設営が完了する。撤去する際も、ポールを外してペグを抜き、テントを畳めばコンパクトにまとまる。重量が約3kgと軽いため、収納後に持ち運びやすい点も魅力だ。必要なパーツが少なく、極限までコンパクトに収納することが可能。
▼参考記事
2人用テントを選ぶポイント。タイプ別のおすすめ商品8選
FIELDOOR(フィールドア)
ワンポールテント400
大人4人がゆったりできるサイズのお手頃な価格なワンポールテント。フライシートには紫外線を防ぐUVカットコーティングがされていて、さらに耐水圧1,500mm以上と、日差しの強い日も雨の日も安心。豊富なカラーバリエーションも魅力。
●サイズ:本体サイズ (約)400cm×350cm×215cm、インナーサイズ (約)350cm×300cm×215cm
●重量:(約)4.6kg
●材質:【フライシート】ポリエステル、【インナーテント】ポリエステル、【グラウンド】210D ポリエステル、【ポール】スチール
●耐水圧:1,500mm以上
自然体験活動指導者認定委員会・自然体験活動指導者NEALリーダー。焚き火をしながらお酒を呑むが何よりの楽しみな北海道民。若い時には飲食店で調理を担当。その後は、地場の食材を使った商品開発のコンサルタントをしていました。現在は、フリーのライターで食やグルメ、観光系の記事を書いています。
豊富なカラーバリエーション
お手頃な価格の他に、重要な決め手となったのがフライシートの色。酔っぱらってトイレに行って、自分のテントの場所がわからなくことが、何度あったことか。そこで、他の人が使っていないような目立つテントが希望だった。
「FIELDOOR ワンポールテント400」のカラーバリエーションは、ダークブラウン・ライトグレー・ボルドー・カモフラージュ/グリーン・キノコの5パターン。これだけカラーバリエーションがあれば、同じ「FIELDOOR ワンポールテント400」のキャンパーがいても、色までは被らないはずだ。
心配な人は縫い目にシムテープを貼ると◎
フライシートの縫い目は防水処理されていないとのこと。自分は、天気予報が雨の時にはキャンプをしないので気にしないが、心配な人は縫い目にシムテープを貼ると良いという。
▼参考記事
お手頃価格でおしゃれ!FIELDOORの「ワンポールテント400」
Quechua(ケシュア)
キャンプ ポップアップテント 2 SECONDS FRESH&BLACK XL – 2人用
一瞬で開く事ができ、設営・撤収があっという間にできてしまう手軽さが魅力。簡単な2人用の前室があるポップアップテント(ワンタッチテント)。遮熱加工を施した生地を採用しており、内側は全面ブラック。高い遮光性を発揮し、朝までぐっすり眠ることができる。
●対応人数:2人用
●設営サイズ(約):170×270(前室60)×H105cm
●収納サイズ:74×9cm
●重量:4.3kg
●素材:【フレーム】グラスファイバー、【フライ】ポリエステル、【インナー】ポリエステル、【フロア】ポリエチレン
フランスの大型スポーツ用品店「デカトロン」が手がけるアウトドア用品ブランド「ケシュア」が展開する、2秒で設営できる“2SECONDS”シリーズ。バックルを外すだけで簡単に開く自立型のテント。前室付きになり、ゆとりあるデザインとなっている。縦の長さは210cmあるので、寝るのにも最適。
フライは遮熱・遮光加工を施しており、日中の暑さを大幅に軽減してくれる。また、専用ラボでは50km/hの耐風試験、200mm/㎡の防水試験を行なっており、タフな環境にも対応することを実証。
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CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
クレセント 3人用ドームテント
ベーシックなポール構造で、設営・撤収が簡単、軽量でコンパクトに収納できるドーム型テント。ゆとりのあるソロキャンプでの使用や、2~3人でのキャンプにおすすめ。
●対応人数:3人用
●設営サイズ(約):200×200×H130cm
●収納サイズ:66×14×14cm
●重量:2.5kg
●素材:フレーム/グラスファイバー、フライ/ポリエステル、インナー/ポリエステル、ポリエステル1mmメッシュ、フロア/PEクロス
シンプル構造でビギナーでも迷いなく立てられるロングセラーテント。2本のポールをX型に交差させた基本的なポール構造で、雨の多い日本の気候を考え、フライはテント全体を被うフルフライ仕様となっている。
インナーテントは、ドアパネルだけでなくサイドウォールにも大型メッシュを備えており十分な通気性を確保している。
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BUNDOK(バンドック)
ソロティピー1
軽量コンパクトで、一人でも設営がとても簡単なワンポールテント。前室として開放的な空間を確保することができるのもこのテントの大きな強みだ。車はもちろん、バイクや自転車などの荷台にも積むことができるため、様々なスタイルのソロキャンプでも楽しめる。
●使用サイズ:フライ/240×240×150cm、インナー/220×100×135cm
●収納時サイズ:42×19×19cm
●重量:2.2kg
●材質:フライ/ポリエステル、インナー/ポリエステル、入口&窓/ポリエステルメッシュ、フレーム/アルミ合金
●耐水圧:フライシート/3000mm、ボトム/5000mm
静岡県在住。ソロキャンプやブッシュクラフトが中心のキャンプライター。海・山・川沿いでキャンプができる場所を見つけてはテントを張り、家庭菜園で育てた野菜とともにバジルを使った焚き火料理を楽しんでいます。まさに、自然が最高の遊び場!これまでの経験を生かし多くの方にキャンプと自然の良さをお伝えできればと思っています。
軽量でコンパクトだから持ち運びがしやすい
ポール1本で設営ができるため、付属品も少なく軽量かつコンパクト収納が可能。一人でも持ち運びしやすいのが特徴。これなら、駐車場からキャンプエリアまで距離が長くても、重くて持ち運びが大変、なんてこともない。
快適性を向上させる換気口付き
日中は、テント内の温度が高くなりすぎないよう、快適な空間を確保する必要がある。そこで活躍してくれるのがこの換気口(ベンチレーション)だ。
マジックテープで換気口を閉じたり開いたりすることができ、簡単に換気することが可能。開放し、テント内にこもった熱を逃がすことで、快適性をアップすることができる。
フルメッシュ素材で虫よけ対策も万全
インナーシートは、フルメッシュのため通気性が良く、虫よけ対策も万全。通気性が良いと雨の時に心配だが、地面に接するボトム部分は、耐水圧が約5,000mmあるシートになっているため、急に雨に降られても水が浸透しにくく安心だ。
ファスナーの雨水侵入防止対策も万全
長時間雨に降られてしまった場合、ファスナーの隙間から雨水が侵入してきて雨漏りしてしまうことがある。しかしこのテントは、ファスナー部分がマジックテープで覆われた2重構造のため、ファスナー部分からの雨の侵入を防ぐことができる。
ポールを使わず設営が可能
このテントのテッペンには輪っかが付いていて、ロープを活用して木の枝などに縛ることでポールを使わず設営することができるのも特徴的。
ポールを持って行かずにキャンプすることができるため、さらにコンパクト装備でキャンプに行ける。なお、ロープを木に縛る際は、木を痛めないように保護シート等を活用して、設営を行なうようにしよう。
1つのテントで3つのスタイルが楽しめる
ソロティピー1は、好きなスタイルでテントを張ることができる。
なお、紹介した3つのスタイルは、フライシートの前面を全て閉じることもできる。初心者からベテランまで幅広いキャンパーにおすすめできる、無骨なテントだ。
▼参考記事
ソロキャンプにおすすめ!コンパクトで機能的なBUNDOK「ソロティピー1」
1万円以下のおすすめテント6選
QUICKCAMP(クイックキャンプ)
ダブルウォール ドームテント
わずか30秒で設営が可能なワンタッチテント。直感的に設営できるが、動画QRコード付きなので不安なときはいつでもどこででも確認できる。クイックテントビギナーに頼もしいサービスだ。ソロ~3人での使用におすすめ。本格的に使えるオールシーズンモデルのテントのため、初心者キャンパーはもちろん、急な災害時などにも安心して使用することができる。
●対応人数:3人用
●設営サイズ(約):220×220×H130cm
●収納サイズ:78×17×17cm
●重量:4.3kg
●素材:【フレーム】ファイバーグラス、【フライ】ポリエステル、【インナー】ポリエステル、【フロア】PE
設営は簡単、フレームをロックしてから持ち上げ、天井部分のハブパーツをかみあわせるだけ。インナーテントもあらかじめ取り付けられているので一度で設営が可能。通気性ポリエステルインナーとフライシートが一体となっており、結露の多い秋冬シーズンにも対応しているのもうれしいポイントだ。
後方には大きな窓が装備されており、通気性も良好。フルクローズとフルメッシュの状態で使用できるので、温度調節もしやすい。
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QUICKCAMP (クイックキャンプ) / ダブルウォール ドームテント
TARAS BOULBA(タラスブルバ)
ツーリングテント ALRP
ポリエステルリップストップ生地を使用した、ツーリングにおすすめな軽量テント。収納サイズはオートバイのリアキャリアに積載しやすい幅55cmなのも気が利いている。ツーリング用だが、フロアサイズは2人でも使用できる広さがある。
●設営サイズ(約):250×210×H90cm
●収納サイズ:18×55cm
●重量:2.6kg
●素材:【フレーム】アルミニウム合金、【フライ】ポリエステル、【インナー】ポリエステル、【フロア】ポリエステル
●対応人数:2人用
魚座型フレームで上部空間が広く、圧迫感を感じにくい。インナーテントはフロア以外オールメッシュで通気性は申し分なし。生地に採用されているポリエステルリップストップ生地は、軽量で引き裂き強度の高い素材。耐水圧3000mmで、急な雨にも安心。
前後に荷物置き用のスペースを確保しているので、フルクローズ時もインナーテント内を広く使うことができる。後室からの出入りも可能で、2人利用時はもちろん、荷物の出し入れが楽にできるようになっている。
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TARAS BOULBA (タラスブルバ) / ツーリングテント ALRP
FIELDOOR(フィールドア)
フィールドキャンプドーム100
ソロキャンプやツーリングキャンプにオススメな1人用ドームテント。テント収納時のサイズは約18×44cmというコンパクトサイズ。インナーテントは吊り下げタイプなので、組み立ても簡単。別売りのポールを使用してキャノピーとして使うこともできる。
●対応人数:1人用
●設営サイズ(約):210×105×H110cm
●収納サイズ:18×44cm
●重量:2.2kg
●素材:【フレーム】A7075系超々ジュラルミン、【フライ】【インナー】ともに68Dポリエステル、【フロア】210Dポリエステル
シンプルなクロスフレーム構造で、ビギナーでもひとりで簡単に設営できるソロ用テント。フライシートには遮熱効果のあるシルバーコーティングを施しており、夏の日差しを考慮した作りとなっている。軽くてしっかり決まるアルミ製の自在金具、大きく開くD型ドアなどこだわり機能を搭載している。
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FIELDOOR (フィールドア) / フィールドキャンプドーム100
ワークマン
BASICドームテント 1人用
「このスペックをこの価格で」を実現させたテント。クロスポールタイプの吊り下げ式で、簡単に設営可能。背面ベンチレーション、2WAYメッシュゲート、収納ポケット、天井フック、フックを通せる天井収納メッシュシートなど、基本装備が充実している。これからキャンプデビューを考えている初心者はもちろんのこと、セカンドテントとしても購入したい一品。
●使用時サイズ(約):210×101×90cm
●収納サイズ(約):直径13×56cm
●重量:約2.45kg
●素材・加工:【フライシート】75Dポリエステルタフタ(PU防水)、【インナー】75Dポリエステルタフタ、フロアシート210Dポリエステルオックス(PU防水)、【メインポール】グラスファイバー直径約7.9mm
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【ワークマン新商品】今春登場するテント全5種の詳細と発売日、購入方法
ワークマン
レジストドームテント 1人用
寒くなる時期のキャンプにおすすめのBASICなエントリーモデル。18cmのロングスカート付きで、幕内に冷気が入りにくい仕様になっている。110cmのキャノピーポールも標準装備。
●本体サイズ:長さ200cm×幅85cm×高さ98cm
●重量:3.3kg
●生地素材:ポリエステル100%
▼参考記事
【ワークマン新商品】大型テントも登場!ワークマンテント全9種のまとめ
Azarxis
ツーリングテント ソロテント
ダブルウォール構造で夏も冬も使いやすい。前後にある出入り口はフルクローズにもメッシュにもでき、前室のファスナーを開けるとキャノピーにもなる。また、スカートが付いており冬の冷気をシャットアウトするなど、四季を通じて大活躍するテント。これからキャンプデビューする初心者にもおすすめ。
●使用時サイズ:奥行210×幅(前室60+室内150+後室60)×高さ115cm
●収納時サイズ:幅46×直径16cm
●重量:2.6kg
長野県在住の3児の母。アウトドア料理やDIYが好き。
グループキャンプやファミリーキャンプをしつつ、最近はソロキャンプにもハマっています。
近所にキャンプ場は豊富なので、思いついたアイディアをすぐ実践し試行錯誤を楽しんでいます。
テントの価格を極力抑えたいと思っていても、低価格テントは非常に種類が豊富なため、迷ってしまう。しかも、安ければ良いというわけではないため、「安かろう悪かろうなのでは?」と、不安になってしまうことも。
そんな低価格テントの中で、Azarxisのテントは十分な機能を持っている。実際に30泊以上使った筆者が、その魅力を紹介しよう。
スカート付きで冬の冷気をシャットアウト
Azarxisのテントにはスカートがついているため、冬の冷気をシャットアウトすることができる。ただのひらひらした布だが、テントと地面の隙間を埋め、これが冬の冷気防御に絶大な効果を発揮する。また、夏はスカートを収納することで風通しがよくなり、涼しく過ごすことができる。
夏は涼しく、冬は暖かいダブルウォール構造
低価格テントにありがちなシングルウォールではなく、インナーテントとフライシートのダブルウォール構造になっている。そのため、インナーテントとフライシートの2枚のシートの間に空気の層ができ、断熱効果を生む。
真夏は炎天下の熱気を和らげ、冬はテント内が結露でビショビショになるのも防いでくれる。また、前後にある出入り口はフルクローズにも、メッシュにすることも可能。前後メッシュにすることで、夏は大変風通し良く快適だ。
広い前室と後室で荷物も安心
フライシートとテント本体の間に空間がある設計になっており、前後2か所に空間がある。
この空間を「前室」または「後室」と呼び、脱いだ靴や荷物の置き場として利用することができる。雨や夜露にさらすと困るけど、テント内では邪魔になるものをここへ置く、という使い方ができて便利。
前室は台形の形になっており、奥行きが60センチメートルと結構広い。
後室は三角形で、前室よりは少し狭くなる。しかし、前後合わせれば十分広い面積が取れるため、荷物を置くスペースに困ることはない。
キャノピーで雨の日も快適
前室のファスナーを開けるとキャノピーになるのも嬉しいポイント。
キャノピーとは、テント出入り口にあるひさし部分のこと。日差しを遮ったり、雨よけになったりするなど、タープ代わりになる。ちょっとしたリラックスには最適で、居間としても利用できる。
上の写真は、マイナス8℃の朝。スカートの効果はてきめんで、外は凍りついていてもテント内は暖かく、朝まで快眠できた。四季を通じて大活躍するテントだ。