バーベキューに必要なものは?
炭や薪を使って調理を行い、食事に必要なあらゆるものを持ち込み、フィールドで楽しむバーベキュー。
燃料を効率よく燃焼させ調理を行う道具から、快適に・衛生的に食事を楽しむためには大型のアイテムから小物まで、必須となるアイテムがあります。
ここでは、これさえあればバーベキューが実施できる、というアイテムをご紹介します。
これさえあれば大丈夫!バーベキューに必要なものリスト!
バーベキューコンロ
まずはじめに欠かせないアイテムが、炭や薪を燃やし、調理を行うためのコンロです。バーベキューの顔といっても過言ではない、存在感抜群のアイテムです。
コンロといってもその種類は非常に多く、炭を主に使って立ちながらの調理がしやすいもの・座って焚き火を楽しみつつ調理するのに向いているものまで、多種多様です。
日帰りバーベキューが中心で宿泊するキャンプをしない方ならコストパフォーマンスが高い、「炭中心で、立ちながら調理する」というモデルがおすすめです。
一方、1泊以上のキャンプで焚き火から調理まで楽しみたい方は、耐久性が高い「座りながら調理可能」というモデルを選ぶと良いです。
椅子やテーブル
コンロに次いで必須となるのが、快適に、そして衛生的にバーベキューを楽しめる椅子とテーブルです。
リーズナブルにレジャーシートやブルーシートだけでバーベキューを楽しむ方法もありますが、地面に近いと虫が寄ってきてしまったり、空間を仕切れずに効率よく調理ができなかったりなど、何かと不便です。
また、フィールドは平坦な場所が意外と少ないです。バーベキューで調理をするには、できる限り水平な場所が必要なので、椅子やテーブルがないとその点でも不便です。
つまり、椅子とテーブルがあればバーベキュー時の快適性は格段に上がります。
コンロと同じくアウトドアを代表するアイテムであり、種類は豊富。ハイエンドモデルは軽量コンパクトでメンテナンス性が高いものが多いですが、エントリーモデルでも十分に満足のいくものがラインナップされています。
食材
鮮度の良い食材を持ち込み、生肉や海鮮食材を豪快に焼く。初めてバーベキューをするときはそんなイメージが強いかと思います。
しかし生の食材以外にも、自宅でも扱う冷凍食材や缶詰・保存食を使ったりと、SNSで情報が簡単に入手できるようになったことも影響して、様々な食材を使って多種多様な調理ができることが認知されてきています。
生の食材をそのまま焼いてももちろん良いですが、日帰りなら冷凍食品も利用しやすいので手早く食事がスタートできます。
冷凍食品といっても、炭や薪の遠赤外線で加熱すれば美味しさは倍増。その他、カット済み野菜を使えば焼きそばやシチューなどもすぐに調理できます。
また1人や2人程度で、自然で過ごすことをメインにバーベキューするなら缶詰を火にかけておにぎりを食べるだけで十分楽しいですよ。
調理器具
家庭で使う調理器具を持ち込んでも良いですが、煤が付いたり強い火力で器具の一部が溶けたりすることもあるので、予算に余裕があればアウトドア向けの調理器具を用意するのがおすすめです。
アウトドア用の調理器具の大半は金属製で耐久性が高く、高火力に対応しているのが特徴です。
もちろん家庭用で使えるものもあります。包丁やまな板など、加熱で使用しない調理器具はそのまま使えます。
筆者がおすすめする調理器具は、重ねて収納できる鍋。煮炊きからお湯を沸かしたりと、鍋があるだけでバーベキュー調理の幅は大きく広がります。
食器
最後に紹介する必需品は、料理を置く器やスプーン・フォークなどのカトラリー、木製・金属製・プラスチック製に分類されます。
プラスチック製は軽量コンパクトでコストパフォーマンスに優れます。金属製は丈夫で安価なステンレス、軽量でコストとのバランスが取れたアルミ、コストはかかるものの薄くて軽くチタンに大きく分かれます。
木製は、保管をはじめとしたメンテナンスが必要ですが、温もりがある感触や冬でも冷たくないなどの利点があります。
コンビニやホームセンターで販売されている割り箸や紙皿は、使い捨てでその後のメンテナンスが不要という利点はあります。しかし、食器が変わればバーベキューの雰囲気はがらりと変わるので、食器類にこだわるのは大事です。
100円均一ショップでもアウトドアに使用可能なものが多いので、そちらも検討してみても良いでしょう。
あると便利なキャンプグッズ
クーラーボックス
生の食材を持ち込んだり、冷やした飲料を入れておいたりするのに最適なのがクーラーボックスです。
クーラーボックスがあれば季節を問わず生鮮食品が使えますし、鮮度も保てるので、美味しいバーベキューが楽しめます。
コンビニなどでロックアイスを購入して、クーラーボックスに入れて冷やす方法もありますが、クーラーボックスと一緒にクーラーボックス向けの保冷剤も入手しておくと、高い保冷力と共に連続使用も可能になり、おすすめです。
ジップロックなど
食材の保存からタオルなどの衛生用品の管理に最適なのがチャック付き保存袋です。
適度な厚みがありチャックで開閉しやすいのが特徴で、食材に調味料を入れて下味を付けたり、分量ごとに分けて準備しておいたりするなど、多彩な使い方ができるのが魅力です。
用途によってサイズや種類が豊富です。筆者は荒っぽく使っても破けない厚みがあるタイプが好みです。
電源
アウトドアでも、スマートフォンの充電から家電の使用までを可能にしてくれるのがポータブル電源です。
冷暖房器具の稼働でテント内を快適にしたり、調理に不安があれば炊飯器やIHヒーターを使うことができたりと、電源があればあらゆる事態に対応することができます。
日焼け止め
アウトドアは、場所によっては日差しから逃れる場所が少なくなります。夏なら、1日過ごせば露出している肌はしっかり日焼けします。
日焼け止めを塗って対策しておけば多少の露出にも対応できるので、天候や時期に応じて最適な日焼け止めを選ぶと良いでしょう。
虫除け対策アイテム
フィールドではどうしても避けられないのが、虫からの襲撃です。
身近な虫である蚊に刺されれば痒みが気になってしまい、バーベキューどころではなくなってしまいます。
そこで、アウトドアで使用するのであれば、スプレータイプなどの体に直につける虫除け対策アイテムがおすすめです。
キャンプサイトでだけでなく、周辺を散策しても効果を得られますし、肌を露出していても行動できるようになるため、夏場も軽快に行動できます。
除菌グッズ
調理で使う器具や食器などを屋外に置くため、バーベキューでは衛生面を気にかける場面が多いです。また砂埃や泥汚れなどで手が汚れたりと、細めな対応が必要です。
筆者はウェットティッシュを常備していて、調理器具や手指などを拭くのに重宝しています。
サイズや厚さ、アルコールを含んでいるか否か、用途や肌の刺激に配慮して、最適なタイプのウェットティッシュを選びましょう。
万全な準備でバーベキューを楽しもう
バーベキューはコンロから椅子やテーブルなどを揃えることで、快適で楽しい時間を過ごすことができます。
予算や用途に応じて必要なものを入手しながら、自分が気に入ったアイテムを使うことで気分も高まります。
バーベキュー当日だけでなく、揃えるところからぜひバーベキューを楽しんでみてください。