SOTO「ポケトーチ」を解説！使い捨てライターが強力バーナーに変身する優秀ギア

人気アウトドアブランド「SOTO（ソト）」が手がける「ポケトーチ」は、使い捨てライターがトーチ（バーナー）に変身する優れもの。炎温度は約1300℃にもなり、幅広い使い方が可能だ。ポケトーチの詳しい解説のほか、ポケトーチ以外のSOTOのおすすめトーチもピックアップして紹介。

CONTENTS

SOTO（ソト）ってどんなブランド？
使い捨てライターが強力バーナーに！「ポケトーチ」
プロハイカーもロングトレイルに「ポケトーチ」を携行
あわせてチェック！SOTOのおすすめガストーチ

SOTO（ソト）ってどんなブランド？

sotoってどんなブランド

進化を続ける燃焼器具ブランド

1990年に開発した、100円ライターを燃料にして使うポケットサイズのバーナー、「ポケトーチ」。工作用として開発されたツールだが、これがキャンパーの手によってアウトドアツールとして認識されるようになり、これをきっかけにSOTOブランドを立ち上げた。その後、世界初の「マントルのないランタン」、燻製器「いぶし処」、ステンレス製ダッチオーブンなどを次々と発表。

そして、2008年にマイクロレギュレーターを搭載した、CB缶仕様の「レギュレーターストーブ」を発売。じわじわと脚光を浴び、’09年には欧米でも販売が開始された。昨今は「防災」と「火育」に力を入れ、アウトドアイベントでは子供たちが安全に火を使うことができるワークショップなども開催。火を通して「どんなところでも生きられる力」を育んでいる。

▼参考記事
個性豊かなギアを次々に生み出す！日本が誇る12のアウトドアブランドヒストリー【P～Z編】

使い捨てライターが強力バーナーに！「ポケトーチ」

写真は同シリーズの「ガールズトーチピコラ」。

「ポケトーチ」は、炎温度約800℃の使い捨てライターが1300℃の強力バーナーに変身する優れもの。「指が熱くなるので、ライターは苦手…」という方にもおすすめ。火を最大1分間出せるため、様々な用途に使える便利なアイテムだ。

ガスの充填は必要なし！使い捨てライターが中にセットされているため、燃料がなくなったら市販のライターで簡単に交換可能だ（※サイズによって交換できない場合があるため、ポケトーチ用ライターがおすすめ）。メンテナンスも必要ないので気軽に使える。

さらに、ライターよりも火力が強いのに、使用時間は長くて経済的。重さは50ｇ（ライター除く）で、サイズも手の中におさまるポケトーチは、軽量重視の登山にもぴったりだ。

料理に焚き火に！幅広く使えるアイテム

キャンプの火おこしだけでなく、ロープや細引きのホツレ止め、野外で作ったグラタンやドリアの焼き目つけなどにも使える。手作りプリンに好きな絵や文字をポケトーチで落書きも。

親子キャンプにもぴったり（※連続使用時間は1分以内）。

SOTO（ソト）
ポケトーチ

●サイズ：長さ60×幅23×高さ110mm
●重量：50g（ライター除く）
●火口径：直径14mm
●炎温度：1300℃
●炎サイズ：直径3×12mm
●炎形状：極細集中炎
●使用燃料：市販の使い捨てライター（使用可能ライター/CR-ML-17[PSC]・CR-SPカラード[PSC]）
●燃焼時間：約20分（ライター1個）
●連続使用時間：1分以内

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▼参考記事
【好日山荘「おとな女子登山部」イチオシ通信】料理に焚き火に、便利なポケトーチ

プロハイカーもロングトレイルに「ポケトーチ」を携行

プロハイカー斉藤正史さんは、アリゾナトレイルにもSOTO「ポケトーチ」を携行。

教えてくれたのは…

LONG TRAIL HIKER

斉藤正史さん

NPO法人山形ロングトレイル理事。トレイルカルチャー普及のため国内外のトレイルを歩き、山形にトレイルを作る活動を行う。
ブログ　http://longtrailhikermasa.blog.fc2.com/
山形ロングトレイル　https://www.facebook.com/yamagatalongtrail

ポケトーチは通常800℃のライターの火力を1300℃までアップさせ、風にも強いという驚きのアイテム。普通にライターを使用するより60％も長く使用可能だ。火を付けたりロープやブーツの紐の毛羽立ち防止の為に溶かすのにも役に立つ。