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コールマンのソフトクーラーの魅力
コールマンのソフトクーラーには、ハードタイプにはない魅力があります。どのような点で優れているのか、詳しく見ていきましょう。
折りたためるので持ち運びやすい
ハードタイプと比較したときのメリットとして、折りたためる点が挙げられます。ハードクーラーで1kgを切る製品はほとんどなく、スチール製の大容量タイプでは7kgを超える製品もあります。
しかし、ソフトクーラーなら1kgを下回るモデルも多く、ハイスペックモデルでも1.5kg程度の軽量設計です。使わないときはコンパクトに折りたたんで収納できるので、持ち運びしやすいのもポイントです。
サイズ展開が豊富
コールマンのソフトクーラーは、10〜35Lまで5L刻みでサイズが展開されています。ニーズに応じて、ぴったりのサイズを選べるでしょう。
製品も通常のクーラーボックスやトートバッグタイプ、保冷力を重視したモデルと幅広く展開しています。近場でのピクニックなら10L、宿泊を伴うキャンプなら20L以上と、お出かけプランに合わせたサイズが見つかります。
リーズナブルで日常使いしやすい
ソフトクーラーは、ハイエンドモデルでも1万円を切るリーズナブルさが魅力です(2024年6月時点)。キャンプ初心者で、いきなりハードタイプには手が出ない人にもおすすめです。
また、ハードタイプのサブとして使うのもよいでしょう。例えば、長時間使わない食品はハードタイプに入れておき、頻繁に出し入れするドリンクは持ち運びしやすいソフトタイプに入れるなどの、使い分け方が考えられます。
用途に応じてハードとソフトを組み合わせれば、より便利に使えます。
コールマンのソフトクーラーの選び方
コールマンのソフトクーラーは、モデルが細かく分かれているため、自分の用途に合ったものを選びやすくなっています。どのような観点で選べばよいのかを解説します。
容量とキャパシティの違いに注意する
コールマンのソフトクーラーは、同じ容量でもモデルによって実際のキャパシティが異なるので注意が必要です。
例えば、『アルティメイトアイスクーラーⅡ/25L』と『デイリークーラートート/25L』の容量は、同じ25Lです。しかし、前者は500mLペットボトル約20本分(約10L)、後者は2Lペットボトル約6本分(約12L)と、キャパシティに微妙な違いがあります。
これは、形状の違いによって、容量にもわずかな差が生まれるためです。容量だけでなく、ペットボトルは何本分収納できるかもチェックするのが重要です。
3種類のスペックを比較して選ぶ
コールマンのソフトクーラーは、以下の3種類に分かれています。
- アルティメイトアイスクーラー
- エクストリームアイスクーラー
- デイリークーラー
価格は上から順番に高く、おおよそスペックもそれに応じています。アルティメットアイスクーラーは、高い保冷力に加え、防水加工が施されている最上位モデルです。
デイリークーラーは、軽量かつカジュアルなデザインで、日常使いに向いています。エクストリームアイスクーラーは、両者の中間といったイメージです。
利用シーンも考慮して、適切なクーラーボックスを選びましょう。
コールマンのソフトクーラー【10~20L】
まずは、10〜20Lのコンパクトサイズのソフトクーラーを紹介します。ちょっとしたお出かけや運動会など、カジュアルシーンでの使用におすすめです。
デイリークーラートート/15L
トートバッグタイプのソフトクーラーです。重量は約0.33kgと軽量なので、持ち運びが簡単です。容量は約15Lで、500mLのペットボトルを約12本分、または350mL缶を約24本分収納できます。
手や肘に下げて運びやすく、同カラーのエコバッグが付属しているため、普段の買い物にも便利です。内側には抗菌ライナーを使用しているため、衛生面も申し分ありません。
外側にはジッパー付きポケットが付いており、小物を収納できて便利です。アウトドアシーンでの使い勝手がよく、おしゃれなデザインなので夏場の買い物にも使用できます。
- 商品名:コールマン「デイリークーラートート/15L」
- 公式サイト:商品はこちら
コールマン
デイリークーラートート/15L
本体サイズ:約42×20×27(h)cm エコバッグサイズ:約50×6×40(h)cm 収納サイズ:約42×3×27(h)cm
デイリークーラー/10L
ボックスタイプのクーラーバッグです。お弁当入れにちょうどよい形になっており、カジュアルなアウトドアシーンでも活躍します。
重量は約0.37kgと軽量なので、持ち運びがしやすくなっています。容量は約10Lで、500mLのペットボトルが約11本分、または350mL缶が約12本分収納可能です。
抗菌ライナーを使用しており、清潔さを保ちながら食品を保存できます。日常の買い物や運動会などでも便利に使えて、家族でアウトドアを楽しむためのおすすめアイテムです。
- 商品名:コールマン「デイリークーラー/10L」
- 公式サイト:商品はこちら
コールマン
デイリークーラー/10L
本体サイズ:約27×20×23(h)cm エコバッグサイズ:約50×6×40(h)cm 収納サイズ:約30×8×23(h)cm
エクストリーム(R)アイスクーラー/15L
容量約15Lのミドルスペックモデルです。折りたためば約30×25×12cmとコンパクトになります。重量は約0.89kgあり、しっかりした作りで中身を守ります。
500mLのペットボトルが約13本分入るサイズで、日帰りキャンプであればこれ一つで十分に楽しめるでしょう。
サイドと上部ふた裏側のメッシュポケットには、小物を収納できます。バッグを全開にしなくても中身へアクセスできる小さいふたが付いており、頻繁な開閉による庫内温度の上昇を防げます。
デイリークーラーよりも高い保冷力を求める人におすすめで、カジュアルシーンでも活躍するため、家族との楽しい時間をより一層充実させてくれるでしょう。
- 商品名:コールマン「エクストリーム(R)アイスクーラー/15L」
- 公式サイト:商品はこちら
コールマン
エクストリーム(R)アイスクーラー/15L
使用時サイズ:約30x25x25(h)cm 収納時サイズ:約30x25x12(h)cm 重量:約890g
コールマンのソフトクーラー【25L以上】
25L以上の大容量ソフトクーラーを探している人に、おすすめのモデルを二つ紹介します。保冷力が高い最上位モデルも紹介するので、真夏のキャンプに備えたい人はぜひチェックしましょう。
エクストリーム(R)アイスクーラー/25L
ファミリー・グループでのアウトドアに、ぴったりのソフトクーラーです。容量は約25Lで、500mLのペットボトルが約22本分入る大きさです。食料品もたっぷり入るので、夏のキャンプやBBQに欠かせないアイテムとなるでしょう。
収納時は高さ約10cmに収まるため、車のトランクにすっきり収まります。ショルダーストラップが付いており、手持ちでは重いと感じるときには、肩に掛けて運べます。
上部ふたの裏にはメッシュポケットがあり、保冷剤を入れることで保冷力のサポートが可能です。15Lモデルでは足りない人は、こちらを選びましょう。
- 商品名:コールマン「エクストリーム(R)アイスクーラー/25L」
- 公式サイト:商品はこちら
コールマン
エクストリーム(R)アイスクーラー/25L
使用時サイズ:約41×27×28(h)cm 収納時サイズ:約41×28×10(h)cm 容量:約25L 重量:約1.1kg
アルティメイトアイスクーラーⅡ/35L
約49時間の保冷力を誇る、最上位モデルです。容量は約35Lで、立てた状態の2Lペットボトルを約9本分収納できます。その上から、さらに約3本を横向きに収納でき、計約12本が入るキャパシティを誇ります。
重量は約1.4kgと、大容量でありながらハードタイプに比べると軽量です。クイックサーブオープニングにより、冷気を逃さずに中身を出し入れできるのもポイントです。
表生地には耐水圧約2万5,000mmのTPE加工生地を使用し、水ぬれに強いタフさも備えています。抗菌ライナーは着脱が可能で、小まめに掃除をすれば清潔に保てます。ハンドルスリーブ付きで、ハードクーラーとの併用にも便利です。
- 商品名:コールマン「アルティメイトアイスクーラーⅡ/35L」
- 公式サイト:商品はこちら
コールマン
アルティメイトアイスクーラーⅡ/35L
使用サイズ:約42 x 32 x 38 (h) cm 収納サイズ:約42 x 20 x 38 (h) cm 容量:約35L 重量:約1.4Kg
コールマンのソフトクーラーを使いこなすコツ
ソフトクーラーは、ハードタイプと比べると、どうしても保冷力が落ちてしまいます。しかし、工夫をすれば、ソフトクーラーの保冷力を上げることが可能です。ソフトクーラーを使いこなすコツを三つ紹介するので、次のアウトドアで試してみましょう。
中身は事前に冷やしておく
ソフトクーラーに入れる中身は、あらかじめ冷やしておくのがポイントです。クーラーボックス自体に冷却機能はないため、いかに温度上昇を抑えるかが鍵となります。
飲料であれば、凍らせておくのもよいでしょう。凍ったドリンクは、保冷剤の役割も果たします。凍らせすぎには注意が必要ですが、現地に着く頃にはちょうど氷が溶けて、キンキンに冷えたドリンクを楽しめるでしょう。
また、中身だけでなく、ソフトクーラー自体を冷やしておくのもおすすめです。前日に保冷剤を入れておいたり、冷蔵庫に入れておいたりすることで、あらかじめ庫内が冷えた状態で使い始められます。
日陰に置く・クーラースタンドを使う
地面や直射日光の熱を、カットすることも重要です。具体的には、日陰に置いたり、クーラースタンドを使ったりする方法が挙げられます。
テント内は、日中は熱がこもって保冷力を損ねる可能性があるため、風通しのよい日陰に置くのがおすすめです。クーラースタンドは、地面の熱からクーラーボックスを保護するアイテムです。
日中は頻繁な開閉を避け、外気が侵入する隙を与えないようにしましょう。クイックサーブオープニングが付いている『アルティメイトアイスクーラーⅡ』や『エクストリームアイスクーラー』などは、開閉による庫内の温度上昇を防ぎやすくなっています。
保冷剤をバッグ内部の上下に配置する
保冷剤を使って、ソフトクーラーをサポートするのもおすすめです。保冷剤を使うときのコツは、バッグ内部の上下に設置し、中身を挟むイメージで配置することです。
数が限られている場合は、上部を優先しましょう。冷たい空気が下に向かう性質を利用すると、効率的に保冷ができます。
保冷剤の個数や庫内スペースに余裕があるときは、側面にも配置するとより効果的です。
まとめ
ハードタイプのイメージが強いコールマンのクーラーボックスですが、ソフトクーラーも優秀です。ソフトクーラーの利点は、ハードタイプよりも軽量で、折りたたんで収納できる点です。ハードタイプのサブとしても活躍するでしょう。
容量は10Lから展開されており、部活・運動会の弁当箱入れとしても使えます。カジュアルなトートバッグタイプも販売されているため、夏場の買い物で生鮮食品を運ぶ際にも便利です。
気になるソフトクーラーがあれば、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。