簡単に渓流魚を誘い出す渓流ルアー「D‐インサイト」の魅力を解説!
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    2024.07.15

    簡単に渓流魚を誘い出す渓流ルアー「D‐インサイト」の魅力を解説!

    簡単に渓流魚を誘い出す渓流ルアー「D‐インサイト」の魅力を解説!
    日常にはない景観の中で美しい渓流魚を探し歩く、渓流ルアーフィッシング。

    使用するルアーには数えきれない種類が存在し、どれを使えばいいのか、特に初心者の方は迷ってしまうことでしょう。

    そこでおすすめなのが、スミス社から発売されている「D-インサイト」。初心者でも扱いやすく、他のルアーとは一味違った魅力があります。

    「D‐インサイト」ってどんなルアー?

    スミス社から発売されている「D‐インサイト」は、渓流魚を狙って使われる“ミノー”に分類されるルアーです。

    ミノーはラインを巻き取るだけで自動で泳いでくれるルアーで、ルアー釣りに慣れない初心者の方にもおすすめです。

    リップ部の拡大写真

    「D‐インサイト」のリップは比較的小さめ。

    自動で泳ぐ秘密は、ボディ前部に取り付けられたリップと呼ばれる部品にあります。

    リップが水流を受けることで、ルアーの動作は不安定になり、左右どちらかに振れようとします。

    不安定になって左右に振れたルアーが、巻き取られるラインに引っ張られ再び正面を向く。この繰り返しが、小魚のようなパタパタとした泳ぎを演出します。

    「D‐インサイト」の特徴

    数ある渓流ミノーのなかでも「D‐インサイト」は、独特の特徴を持っています。

    釣り場にいくつか持ち込むミノーの中に忍ばせておき、「他のミノーとは違う決め手」として使うことができます。

    他ミノーとの比較

    他ミノーとの比較。「D‐インサイト」(中央)のボディ形状はかなり特徴的。

    「D‐インサイト」の大きな特徴は、なんといっても平たいボディ形状です。

    ここでは、他のミノーとは一線を画すボディ形状から生まれるメリット、そして「D‐インサイト」なでらはの魅力を解説します。

    少ない移動距離で渓流魚にアピールできる

    通常、ミノーはリップが水流を受けることで泳ぐようにできています。

    つまり、キャスティングして(ルアーを投げること)、水面に着水してからリールを巻き始めるまでの一瞬、ルアーは泳いでいないのです。

    着水音で渓流魚が「何かが落ちてきた!」と気付いた直後、ルアーが泳いでいなければ「これは偽物だ」と見切りをつけてしまいます。

    石の裏の緩流帯

    石の裏の流れの穏やかなスポットは渓流魚の絶好の隠れ家。このような狭い範囲で、ラインを巻いて動作させるのは難しい。

    しかし、「D‐インサイト」は着水直後であっても渓流魚が反応し食いついてくることが多くあります。

    これは独特の平たいボディが川の中のわずかな流れを受け、何もしなくても着水と同時にヒラリと動作して食いつきを誘っていると考えられます。

    面による光の反射で強烈にアピール

    ルアーが魚の食いつきを誘う要素のひとつに、小魚の鱗が放つキラキラを模した光の反射があります。

    他の渓流ミノーの多くは丸みを帯びたボディをしており、“線”と“点”で光を反射します。

    これだとミノーの近くにいる魚に反射光を見せることはできても、距離のある場所に潜む渓流魚にルアーを見せるには反射光が少々弱いと思います。

    「D-インサイト」側面の反射光

    ピカッと反射し、少々眩しさを感じるほど。

    一方、「D‐インサイト」は面で光を反射します。

    閃光のような強烈な反射光は遠くの渓流魚にもルアーの存在を知らせ、ラインを巻いてルアーを引くだけで誘い出すことができます。

    「D‐インサイト」の平たいボディ形状はルアーの動作だけでなく、視覚的にも渓流魚に強くアピールするのです。

    これで釣りたいと思わせる趣向性

    同社「D-コンタクト」との比較

    「D‐コンタクト」(右)との比較。ルアーの“目”も違うデザインとなっていて玩具感がある。

    「D‐インサイト」の独特のボディ形状はどことなく愛嬌があります。

    他の渓流ミノーは、“釣る力を突き詰めた機能美”と言えるボディ形状をしており、それはそれで美しさやカッコよさを持ち合わせています。

    その一方で「D‐インサイト」は、よく釣れるミノーでありながら玩具のような雰囲気が感じられます。

    「こんな偽物で魚が釣れたら面白そう」という遊び心は、ルアーフィッシングが持つ大きな魅力です。

    「D‐インサイト」は初心者でも扱いやすく、ベテランの釣り人にもルアーフィッシングの原点にある楽しさを思い出させてくれるのです。

    マナーを守って楽しい渓流釣りを

    日本のほとんどの河川では、釣りをするのに遊漁券が必要になります。必ず購入し携行して釣りを行いましょう。

    また、渓流は水位の増水が起こりやすいため、天候を十分確認して釣りを行うようにしましょう。

    以上の注意点を守って釣りを行えば、日常にはない景観の広がる渓流にきっと感動が待っているはずです。

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    私が書きました!
    釣りの探究者
    志田 こうたろう
    30代、2児の子育て中の釣り大好きパパ。 幼少から釣りに触れていたものの、”趣味としての釣り”をするようになってからは10年を越えたところ。 子どもたちの成長と共に少なくなる一方の釣行を、可能な限り有意義なものにしようと奮闘中。 シーバス、ライトソルト、渓流・本流トラウトなどのルアーフィッシングを楽しみ、夏は特に好きな鮎の友釣りで川に入り浸る。
    Youtubeチャンネルあります。

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