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キャンプギアといえばこれ!無骨な【テント・シェルター】
GRIP SWANY(グリップスワニー)
ファイヤープルーフGSテント
ミリタリー向け特殊素材「ブレイズシールド」を使用したパップテント。難燃性、撥水性に優れるのでブッシュクラフトやソロキャンプにいい。本体には専用ポールが2本付属するが、前面を跳ね上げるためには別売りのサブポールやトレッキングポールを利用する。
●本体サイズ:330×190×高さ130cm
●本体重量:3720g
●総重量:5600g(張り綱4m、ペグ12本、収納袋込み)
●素材:難燃加工・はっ水加工コットン100%
●耐水圧:約300mm
大海原から6000m峰まで世界中の大自然を旅する全天候型アウトドアライター。
質実剛健で焚き火もできる軍幕テント
キャンプブームが止まらない。なかでも“おひとり様”勢は今夏も元気いっぱいで、どこのキャンプ場へ行ってもソロキャンパーの姿を見かける。そんな彼らが愛用しているのがパップテントだ。原型は軍用テントで、マニアのあいだでは「軍幕」などとも呼ばれている。
最大の特徴は頑丈で汎用性に優れることだ。形状は各国軍によっていろいろあるが、民生用(キャンプ用)は、このようなツーポール方式が多い。6か所のループを地面にペグダウンし、専用ポールで立ち上げる。
このモデルはグリップスワニーの人気商品で「ブレイズシールド」というコットンベースの難燃素材を使っている。ブレイズシールドには自己消火性があり、万が一接炎しても溶解することなく炭化するので炎上しない。また従来の難燃性素材の5倍の強度があるので、パップテントのようなタフな用途にはぴったりなのだ。
ひさしを大きく跳ね上げて使えば見晴らしもいいし、そのすぐ脇で焚き火をしても炎が燃え移る心配がない。ソロキャンパーにとって焚き火は最大の楽しみ。それを心置きなく楽しめるのである。
設営しやすいツーポール方式
屋根の両端にグロメットがあり、そこに専用ポールを差し込み、外へ張り綱を出す。設営が比較的簡単なのでもっとスキルを磨きたい初級者にもいいだろう。
前幕は巻き上げて途中で保持可能
前幕を途中まで巻き上げプラスチックバックルで簡単に留めておくことができる。前幕の両端にもグロメットがあるので、ストックやポールを差し込める。
全閉すれば悪天候にも対応
前幕を下まで下ろせば完全に外部と遮蔽できる。風の巻き込みや雨の跳ね上がりを気にせず安眠可能。別売りで専用のインナーテントも用意されている。
▼参考記事
ホーボージュンが推す!ソロキャンに合う無骨なシェルター&タープ
BUNDOK(バンドック)
ソロティピー1
軽量コンパクトで、一人でも設営がとても簡単なワンポールテント。前室として開放的な空間を確保することができるのもこのテントの大きな強みだ。車はもちろん、バイクや自転車などの荷台にも積むことができるため、様々なスタイルのソロキャンプでも楽しめる。初心者からベテランまで幅広いキャンパーにおすすめできる、無骨なテント。
●使用サイズ:フライ/240×240×150cm、インナー/220×100×135cm
●収納時サイズ:42×19×19cm
●材質:フライ/ポリエステル、インナー/ポリエステル、入口&窓/ポリエステルメッシュ、フレーム/アルミ合金
●耐水圧:フライシート/3000mm、ボトム/5000mm
●重量:2.2kg
静岡県在住。ソロキャンプやブッシュクラフトが中心のキャンプライター。海・山・川沿いでキャンプができる場所を見つけてはテントを張り、家庭菜園で育てた野菜とともにバジルを使った焚き火料理を楽しんでいます。まさに、自然が最高の遊び場!これまでの経験を生かし多くの方にキャンプと自然の良さをお伝えできればと思っています。
軽量でコンパクトだから持ち運びがしやすい
ソロキャンプだからこそ少ない荷物でキャンプを楽しみたいもの。その点、このテントならポール1本で設営ができるため、付属品も少なく軽量かつコンパクト収納が可能。一人でも持ち運びしやすいのが特徴だ。
ポールを使わず設営が可能
このテントのテッペンには輪っかが付いていて、ロープを活用して木の枝などに縛ることでポールを使わず設営することができるのも特徴的。
ポールを持って行かずにキャンプすることができるため、さらにコンパクト装備でキャンプに行ける。なお、ロープを木に縛る際は、木を痛めないように保護シート等を活用して、設営を行おう。
▼参考記事
ソロキャンプにおすすめ!コンパクトで機能的なBUNDOK「ソロティピー1」
火遊びがさらに楽しくなる無骨な【焚き火台】
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)
男前ファイアグリル
オールチタン製の超軽量モデル。使用時25×20×高さ15cmというサイズで重さはわずか500g。無骨さ漂うデザインでソロキャンパーに人気だ。
▼参考記事
3位スノーピーク、2位ユーコ、1位は…?いま売れている焚き火台21選【ソロキャンプ向け編】
GEAR MISSION(ギアミッション)
BF-GM1
対流式の丸い石油ストーブでお馴染みのトヨトミが立ち上げた「GEAR MISSION(ギアミッション)」シリーズの2次燃焼焚火台。焚火台には珍しく琺瑯加工を施し、シリーズの特徴的なオリーブグリーンとコヨーテブラウンの2色を実現。シンプルでコンパクト、収納しやすい形状で灰捨ても簡単な、ソロやデュオキャンパー向けギアだ。
●外形寸法:高さ220mm×幅357mm×奥行149mm(燃焼室/奥行100mm)
●質量:約4.0kg
●耐荷重:約6.0kg
●燃料:薪
●材質:本体内部・ロストル/ステンレス、化粧板/鉄・琺瑯、脚/鉄・塗装
長年の燃焼機器の開発の中から生まれたアウトドアギアシリーズ
トヨトミは創業から70年以上の長きにわたり、石油ストーブなどの燃焼機器の開発や生産をおこなってきた、名古屋市にあるメーカー。燃焼技術、琺瑯(ほうろう)加工、板金加工など、長年のものづくりの経験を活かし、新しいアウトドア向けの製品をつくれるのではないかと考えてきた。
そして、トヨトミが2019年に立ち上げたのが「GEAR MISSION(ギアミッション)」シリーズだ。「無骨なアウトドアライフスタイル」をコンセプトとし、ストーブを中心とした商品ラインナップで、ロゴや印字などにもミリタリーテイストを意識したディテールを特徴としている。
琺瑯加工が生み出すキャンプギアに馴染む独自のカラー
ガラス質に様々な着色ができる琺瑯加工で、GEAR MISSIONの特徴である独自のカラーを実現。淡白なカラー展開の多い焚火台の中で存在感を発揮する。また、すでに持っているキャンプギアの中にも自然に馴染むのもいい。
使うときもしまうときもシンプル&スマート
収納バッグにコンパクトに収まるので、大きなスペースを使わずに持ち運び可能。使用時は収納袋から出して、折り畳み脚を立てるだけで設置できる。また、側面パネルが取り外せるので、本体横から簡単に灰捨てができる。
薪割り不要 薪をそのまま入れられる絶妙なサイズ感
一般的な35cmの薪であれば、そのまま入れられる絶妙なサイズ感。組立てや薪の準備が簡単なので使いたいときすぐに使える。
2次燃焼の美しく豊かな炎
高い燃焼効率の2次燃焼によって、煙やニオイが少なく、炎は豊かで美しい。
▼参考記事
対流式石油ストーブのトヨトミから、炎の美しさにこだわったおしゃれな焚火台が誕生
ZULUGEAR(ズールーギア)
ZG-X2
凸凹のある場所をものともしない安定感と黒皮鉄製の美しい佇まい。広げてサイドの鉄板を差し込めば3ステップで組み立てOK。別売りの専用サイドテーブルと五徳が連結でき(写真は連結した状態)、焚き火周りの作業や料理がスムーズに行なえる。
●サイズ:幅26×奥行き41×高さ33cm
●収納サイズ:幅48×奥行き33×高さ6cm
●重量:3.7kg
●耐荷重:最大28kg
最大の特徴は、オプションパーツ(別売)との組み合わせで様々なスタイルに対応できること。焚き火台をベースに専用五徳とサイドテーブルを組み合わることで、焚き火から調理、団らん(食事)へのシームレスな展開ができる。収納時はフラットになるため持ち運びや自宅での保管も簡単。
▼関連記事
ZULUGEAR (ズールーギア) / ZG-X2
リラックスできる無骨な【チェア】
LUMBER JACKS CHAIR
ランバージャックスチェア
「森の男」をコンセプトにしたアウトドアチェア。武骨なつくりがキャンパーの心を掴む、がっしりとした木製の枠が印象的だ。加工をしていない荒削りの木がワイルドさを醸し出しており、サイトに置いてあるだけでキャンプシーンを引き立ててくれる。折りたたんでコンパクトに収納可能。
ランバージャックスチェアは、子供でも簡単に持ち運びができるサイズ。そのため折りたためば、車の積載時には荷物の隙間に入れることができる。
積載に苦労しないのは、キャンパーにとっては嬉しいポイントだ。もちろん、荷物を軽くしたいソロキャンプにもおすすめ。
見た目以上の安定感
ランバージャックスチェアはコンパクトサイズなので、「大人が座ったら壊れてしまいそう」と思う方もいるかもしれないが、実際に座ってみるとしっかりと体重を支えてくれ、安定感がある。見た目からは想像がつかないほどタフなのも、人気の理由の一つだ。
▼参考記事
わざと雑に仕上げているのがカッコイイ!ランバージャックスチェアの魅力
キャンプ料理を格上げする無骨な【調理系ギア】
クックアンドダインハヤマ
TEKKIN-PAN
葉山の鉄鍋専門店が贈る"超"無骨な男の鉄フライパン。横浜の中華鍋メーカーが5000回叩き上げて成型した3.2mm厚の打ち出し鉄フライパン本体に、溶接のプロが建築資材の鉄筋をハンドルとして溶接。男の焼き料理はこれで決まりだ。
●サイズ:全長46cm(直径24cm)、板厚/3.2mm
●重量:1.66kg
●材質:スチール
▼参考記事
焚き火、ホットサンド、フライパン…。キャンプで絶対使いたい野外料理ギア12選
OIGEN
ホットサンドクッカー
南部鉄器はじっくり熱が伝わるので予熱が必要だが、焼き上がりはきめ細かく、中はフワフワ。2分割できるので油ならしも行ないやすい。重厚で無骨な鋳鉄だが、レザーのような質感で、まさに一生もののクッカー。
●重量:1.5kg
▼参考記事
2分割はもはやあたりまえ!? セパレートできるホットサンドメーカー6選
conifercone(コニファーコーン)
アングルマスターMS
オールステンレス製で無骨なデザインが特徴のトング。デザインのイメージは「金属の塊」。しっかりと掴んで離さないことをテーマに開発されており、大小の食材をしっかり掴める。折りたたむとコンパクトになり、メスティンやその他のキャンプ用具に収納できるサイズとなる。
経験ゼロスタートの2児の母キャンパー。アウトドアブログ“ブッシュクラフトLIFEWORK”を運営する傍ら、アウトドアインストラクターのアシスタントとしても活動中。アウトドアで人生が変わる!をモットーに子どもと一緒にファミリーキャンプ&ブッシュクラフトキャンプを満喫。焚き火とキャンプ飯、そしてモノづくりが好きで、アウトドアグッズを商品化するのが夢。
アングルマスターMSを作っているのは、100年以上前から火の道具を作り続けてきた田中文金属。キャンパーに人気のアングルマスターや、ローストマスターなど多数の魅力的なギアを製造している。
前モデルのアングルマスターに対し、アングルマスターMSはアウトドアギアとしての実用性と使い心地を重視されたつくりとなっている。デザインのイメージは「金属の塊」。まさにメタルの質感が際立った無骨なデザインは、シンプルでカッコいい。オールステンレス製なので清潔でサビにくく、安心して長く使用できる。
フックを片側の穴に引っかけるだけで、ハンドル同士がぴったり重なり、スリムに収納することができる。収納時の長さはわずか14cm、横幅は2.5cmのコンパクトサイズだ。
抜群の機能性
小さなものから大きなものまで、食材に対して食いつきの良いギザギザの形状で、しっかりキャッチ。先端が平になっているため、生ハムや葉物など繊細な食材をピンセットのように確実につまむことができるのも魅力だ。
2段階のアングル調整
アングルマスターMSは、食材を掴んだり、軽量の薪をくべたりと、多彩な用途に対応するために、2つのアングルを切り変えることができる。
「斜めアングル」は、細かな作業や調理、柔らかい食材の取り扱いに最適。一方、「ストレートアングル」は、力強く重さのある物をしっかりとつかむのに適している。
▼参考記事
折りたたみトング「アングルマスターMS」レビュー!クールな見た目とサイズ感の妙
ブッシュクラフト
キャンティーンクッカーキット
無骨で便利なキャンティーンカップと、アルコールストーブや固形燃料、小さな焚き火でも使える五徳のセット。飲み水を沸かしたり、ご飯を炊いたりなどの調理にも使用できる。重ねて収納できるため、持ち運びにも便利。ベイルハンドルで、フタとキャンティーンカップがロックでき、枝などに吊るすことも可能。
●サイズ:14×10.5×11cm(スタッキング状態)
●重量:カップ/約233g、ストーブ(五徳)/約105g、リッド(フタ)/約70g
●素材:SUS304 ステンレス製(内側フッ素樹脂コーティング)
北海道在住。キャンプや釣りなどの、アウトドアに関する記事を中心に執筆しているフリーライター。趣味のキャンプや釣りの他に、車中泊をしながら、道の駅のスタンプラリーも制覇。オールシーズン外遊びを楽しむアウトドア女子。
自然との共存を楽しむブッシュクラフト
「ブッシュクラフト」とは、現地調達を基本とし、最低限の道具を使いこなすアウトドアスタイル。ライターを使わず、ファイヤースターター(石をすり合わせて火花を散らす火打石のようなもの)で火を起こしたり、現地で調達した木の枝などを削ってカトラリーを作ったりなど、昔ながらの道具を使って、自然との共存を楽しむ。
ブッシュクラフトの調理器具として、主に使われているのがキャンティーンカップ。キャンティーンカップと言えば、アメリカの軍隊で使用されていたものが有名だ。もともと兵隊が飲み水を確保する際に、煮沸消毒するために使用していたそう。
現在では、飲み水を沸かすだけではなく、ご飯を炊いたりなどの調理にも使用されていて、日本のキャンパーにも人気の調理器具だ。
ブッシュクラフト「キャンティーンクッカーキット」は、アルコールストーブや固形燃料、小さな焚き火でも使える五徳がセットになっている。
取り外し可能なハンドルでフタをロックできる
ベイルハンドルで、フタとキャンティーンカップがロックできる。ハンドルは簡単に取り外しできるので、食べる時に邪魔にならない。
ベイルハンドルで固定すれば、枝などに吊るして使うことができる。
キャンティーンカップの内側が、フッ素樹脂加工でコーティングされている。焦げ付きにくいので、お手入れが簡単だ。
フタを外さず注げるため、コーヒーやカップラーメンの湯沸かしなどに便利。パスタをゆでた後の湯切りにも使える。
▼参考記事
無骨でかっこいい!ブッシュクラフトキャンティーンクッカー
ギアの収納にも活躍!無骨で頑丈な【コンテナ】
DULTON(ダルトン)
アルミ コンテナ “コンボイ2” RC-M
アルミコンテナブームを牽引する。タフでクールな収納ケースの決定版。無骨で頑丈なアルミコンテナは、使い込むほどに味わいも増していく。キャンプ時だけでなく、自宅でもおしゃれに収納を見せたい人や、一生モノの収納ケースを探しているならオススメ。(公式サイトのリンク先はネイビーカラー)
●サイズ:580×380×285mm
●内寸サイズ:545×345×250mm
●総重量:約4.1kg
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DULTON(ダルトン)/アルミ コンテナ “コンボイ2” RC-M
THOR(ソー)
THOR LARGE TOTE DC
高い収納性から、多くのキャンパーを虜にし、普段使いからアウトドアまで活躍する収納アイテム。無骨で存在感があると人気だ。耐久性があるため、野外でも大活躍する。サイズは22L、53L、75L。(※リンク先は53Lのコヨーテカラー)
●サイズ:W44×D31.5×H27.5cm(22L)、W70.8×D43.4×H27.2cm(53L)、W70.8×D43.4×H38.4cm(75L)
▼参考記事
武骨感がたまらないTHORのコンテナが、カラフルでおしゃれにアップデートした!
存在感たっぷり!ムードを演出する無骨な【ランタン】
FEUER HAND(フュアハンド)
ベイビースペシャル 276 ジンク
いまやストームランタンの代名詞的存在となったモデル。燃料は灯油かスターパラフィンオイル。少々強い風が吹いても安定して燃焼するのでとても使いやすい。コンパクトだが燃焼時間は約20時間以上とパワフル。
●本体サイズ:幅155×高さ265mm
●本体重量:約480g
●明るさ:約5W
●使用燃料:灯油、パラフィンオイル
●タンク容量:340ml
●燃焼時間:20時間以上
フュアハンドはドイツの老舗ブランドで、強風でも火が消えないことからハリケーンランタンと呼ばれる。レトロで無骨な造形美は、サイトの雰囲気を格上げすること請け合い。亜鉛メッキ処理で錆びにくいのもありがたい。
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FEUER HAND(フュアハンド)/ベイビースペシャル 276 ジンク
▼参考記事
銘品揃いの「ロングセラー部門」発表!第2回 BE-PALアウトドアアワード 2022
寒い季節のキャンプも快適に!無骨な【ストーブ・防寒ギア】
GEAR MISSION(ギアミッション)
RR-GER25
石油暖房機器メーカー「トヨトミ」が「無骨なアウトドアライフスタイル」をコンセプトに掲げて立ち上げたブランドが手がける、赤熱方式を採用したミリタリーテイストあふれる石油ストーブ。
●サイズ:高さ480×幅388×奥行き388 mm
●質量:約5.9kg
●暖房出力:2.54kW
●適用畳数:コンクリート(集合) 9畳 、木造(戸建) 7畳
●油タンク容量:4.9L
●機能:電子点火、ニオイセーブ消火、対震自動消火装置、2重タンク構造
●対応耐熱しん:123種
デザインも刷新し、より無骨な印象に
「GEAR MISSION」の従来モデルの燃焼方式は、灯りとしての機能もある白光炎式。それに対し、新モデルの「RR-GER25」は赤熱方式を採用し、側面部も暖かさを感じられるようになった。この他、一発で火がつく電子点火、消化時のニオイセーブ機能、万が一転倒しても石油がこぼれにくい2重タンク構造、対震自動消火装置などを備えている。
また、従来モデルでは丸みのあったタンク形状を、角張ったデザインにリニューアル。より無骨な印象へとアップデートさせている。ロゴや印字などにもミリタリーテイストを意識したディティールに仕上げている。
▼参考記事
側面もしっかり暖かい赤熱燃焼方式を採用!ギアミッションの石油ストーブは無骨の極みだ
尾上製作所(ONOE)
金属湯たんぽ黒
キャンプギアらしいカッコよさと機能性を兼ね備えた湯たんぽ。マットな黒色は、夜の雰囲気ともピッタリ。専用袋付きで安心。
●容量:2.4L
●製品サイズW×D×H(約):290×220×80mm
●重量(約):680g
●本体材質:鉄(表面処理鋼板)
●板厚:0.4mm
●カバー材質:ポリエステル100%
キャンプが趣味のアウトドアライター。時間や場所に縛られずに働くことを目標にライターを始め、現在はアウトドアや健康系の記事を主に執筆。休日は趣味に奔走するため、外にいる時間が長い。
カッコよすぎる…無骨な「黒」湯たんぽ
キャンプで使う湯たんぽといえば、昔ながらのシルバーの湯たんぽを思い浮かべる方が多いだろう。しかし、この金属湯たんぽ黒は名前の通り黒色。使用していて、とにかく「カッコイイ!」と惚れ惚れしてしまう。老舗メーカーが手がけているため、もちろん見た目だけでなく保温性能も抜群だ。
尾上製作所は昭和23年創業。今年で74年目を迎える歴史ある企業。初代社長の尾上明氏は、最初の事業として、家業で培った金属加工技術を活かしたトタンバケツの製造販売を行った。その流れは今も受け継がれており、金属湯たんぽなどの金属製品を強みとして、様々な製品を製造している。
そして、尾上製作所はアウトドアメーカーとしても有名。昭和61年に発売したBBQコンロのヒットを皮切りに、現在は焚き火台やアウトドア用のテーブルなど、キャンパーに愛されるアイテムも多く製造している。
実際に手に取れば、この湯たんぽの色合いや手触りに魅力を感じずにはいられないだろう。マットな黒色は、夜の雰囲気ともピッタリ。夜は、特にキャンプギアらしさを感じさせてくれる。
専用袋付きで安心
金属湯たんぽ黒には、専用の袋がついている。湯たんぽは100度近くになるお湯を入れて使うため、袋に入れずに触れていると火傷してしまう。睡眠時などに使う際は、そのままだと非常に危険なため、専用袋があるのはありがたい。