ワンポールテントとタープの連結レイアウトを紹介!おすすめしたい理由も解説
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    2024.08.24

    ワンポールテントとタープの連結レイアウトを紹介!おすすめしたい理由も解説

    ワンポールテントとタープの連結レイアウトを紹介!おすすめしたい理由も解説
    ワンポールテントとタープは相性の良いアイテムです。連結すればリビングスペースが広がり、快適なキャンプが楽しめます。本記事では、ワンポールテントとタープを連結させるメリットとデメリット、必要な道具と設営方法、さらにレイアウトアイデアもお伝えします。ワンポールテントの使い勝手を向上したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

    ワンポールテントとタープを連結させて大活躍!

    とんがった屋根で見た目が可愛いワンポールテント。ソロからファミリーキャンパー問わず大人気のテントです。設営が簡単で軽量コンパクトになるため、タープと組み合わせれば、リビングルームを大きく拡張でき、さらに使いやすさがアップします。

    ワンポールテントとタープを連結させるメリットとデメリット

    メリット

    設営が簡単

    ワンポールテントは設営が簡単なのがメリット。基本的にはテントを広げて、周りをペグダウンし、中央のポールを立ち上げるだけで設営が完了します。

    一方、タープの設営は慣れていないと手間がかかります。1人での設営や、風が吹く中での設営はやっかいです。タープはメインポールを2本立ち上げて設営するのですが、慣れていないと、設営中に倒れてしまうこともあるからです。

    その点、ワンポールテントと併用する場合はタープも設営がらく。先に立ち上げたワンポールテントの先端のとんがった部分を、タープのメインポールの代わりにできるからです。がっしりと設営されたワンポールテントは、倒れるリスクがすくないので、ゆとりをもってタープの設営ができるのです。

    多用途で使える

    ワンポールテントとタープを連結すれば、使い方の幅が広がります。ワンポールテント内を寝室とし、タープの下をリビングとして広々とした居住空間が得られるからです。それに伴って、レイアウトの幅も広がります。ワンポールテントの中に納まりきらなかったキャンプギアをタープ下に並べるのも可能になるのです。

    軽量で持ち運びが容易

    ワンポールテントのメリットは軽量でコンパクトになる点。2ルームテントなどが、複数のポールを必要とするのに対し、一般的なワンポールテントは使用するポールが1本だからです。

    さらに、ワンポールテントのポールをタープのメインポールとして使用すれば、通常はタープの設営に2本のメインポールが必要なところ、メインポールが1本で済みます。

    結果として必要なものが、ワンポールテントの幕・ワンポールテントのポール1本・タープの幕・タープのメインポール1本で済むため、2ルームテントなどを持ち運ぶより、大幅に荷物を削減できるのです。

    デメリット

    強風時の安定性

    ワンポールテントにタープを接続した場合、強風時にはタープに負荷がかかり、ポールが倒れてテントが倒壊する恐れがあります。最悪の場合はポール自体が折れたり、ポールがテントの幕を突き破って、テントが破れることもあります。

    ワンポールテント単体では風を受け流す形状のため、比較的風に強には強いのですが、強風時にはタープとの連結は控えましょう。

    設営後のレイアウトの変更が難しい

    ワンポールテントは自立式のテントではありません。そのため、一度設営するとドームテントのように持ち上げて移動することができません。設営後に場所が気に入らなかった場合、ワンポールテントとタープともに、設営を一からやり直す必要があるため、手間がかかってしまいます。

    タープと連結する場合は、設営前にレイアウトをしっかり決めてから設営するのがよいでしょう。

    ワンポールテントとタープの設営に必要な道具と準備

    必要な道具

    • 連結アダプター 1個
    • ワンポールテント 1張り
    • タープ 1張り
    • ペグ

    ワンポールテントの頭頂部にハトメやグロメットが付属しているものならば、直接タープのグロメットとカラビナでつないで接続ができます。ここでは、連結アダプターを使用した連結方法をご紹介します。

    連結アダプターとは、ワンポールテントと頭頂部とタープを連結するための専用アイテムです。連結アダプター自体にハトメやグロメットが付属しているため、使用すれば、どんなワンポールテントでもタープと接続ができるのです。

    準備方法

    ワンポールテントとタープは設営してしまうと、簡単に位置の変更ができません。サイトのサイズを確認し、テントやタープのレイアウトをあらかじめ確認してから設営しましょう。

    また、テントの入り口とタープは風下に向けましょう。テントの背で風を受けるかたちです。強風がふいた時に、テントやタープが倒壊するリスクを減らせますよ。

    ワンポールテントとタープの設営方法

    手順①ワンポールテントを設営する

    ワンポールテントの幕を地面に広げます。周囲にグロメットがあるので、すべてのグロメットをペグダウンします。ペグは対角線を意識すると、テントがきれいに張れます。グロメットを外側に広げ、ピンと張った状態で、手前、奥と対角を順番にペグダウンしましょう。

    ペグダウンが終わったらあとは簡単。テントの内側に潜り込んでポールを中央に立てましょう。

    ポールを立ち上げたら外に出て、ゆがんでいないか全体のバランスを確認しましょう。きれいに張れていなければ、ペグを抜いて位置を変えて再度ペグダウンして整えましょう。

    手順② テントに連結アダプターをつけタープを連結する

    ワンポールテントとタープが接続されている様子。

    ワンポールテントとタープの接続部分。

    ワンポールテントに連結アダプターを被せましょう。連結アダプターのグロメットをテントの正面に向け、カラビナ等でタープに連結します。残りのグロメットからガイロープをのばし、テンションを緩めにかけて、ペグダウンしましょう。

    手順③タープを設営する

    連結アダプターにつないだ側の対角にあるハトメにタープポールを差し込み、上にガイロープを通し、左右45度の位置にガイロープをのばしてから、ゆるめのテンションでペグダウンしましょう。

    メインポールを立ち上げてから、ガイロープのテンションをしっかりとかけます。

    さきほど緩めにした連結アダプターのガイロープのテンションもしっかりとかけ、タープがピンと張っているか確認しましょう。

    最後にタープの4隅からガイロープをのばしてペグダウンし、しっかりとテンションをかけたら完成です!

    ワンポールテントとタープのレイアウトアイデア

    アイディア①リビングスペースを作る

    ワンポールテントにタープを連結すればテントの目の前に広いリビングスペースができます。チェアやテーブルを並べ、クーラーボックスや棚、ウォータージャグなどを配置し、快適ななどを配置し、快適な空間を作りましょう。タープとテントが近いため、雨天でもほとんど濡れること行き来が楽がなく、行き来が楽ににできますよ。

    アイディア②テントの入口にタープを配置して日陰スペースを確保

    テントの目の前にタープがあるため、夏の暑い日でも快適。タープの下は風通しがよく、開放感があります。ちなみに夏に使用するタープはUVカット機能があるものや、ポリコットン素材などの、分厚く光を通さない素材がおすすめ。軽量化を優先した薄手の素材のものは、遮光・遮熱性が低く、タープの下でも日光で高温になる恐れがあるため注意しましょう。

    アイディア③キャノピーポールを追加して片側を目隠しに

    ワンポールテントとタープを連結した後、メインポールを中央として、片側を地面近くに下げてペグダウンしましょう。もう片側は2本のキャノピーポールで高く立ち上げれば、片側が壁のようになり目隠しになります。タープ下の広さは狭くなってしまいますが、区画サイトなどでお隣が近い場合、プライバシーを守ることができますよ。

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    ワンポールテントとタープを連結させてスペースを有効活用!

    ワンポールテントはタープと相性が抜群のテントです。もともとリビングスペースがすくないワンポールテントのデメリットを、タープを連結することで解消し、広いリビングスペースを確保できます。リビングが広がれば、お気に入りの道具を好きなだけ並べ、お好みのレイアウトでキャンプが楽しめますよ。ぜひ、スペースを有効活用して快適なキャンプをお楽しみくださいね。

    のまどうさん

    アウトドアライター

    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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