そこで今回は、女性、ビギナーキャンパーでも容易に着火のできるファイヤースターターを紹介します。起こした火を育てていくのも、キャンプの醍醐味。ぜひチェックしてみてくださいね。
使いやすさに特化した「Mount Bros」
ガレージブランドの「MountBros」。使いやすさを追求した、焚き火ギアを専門としたアウトドアメーカーです。発売されているファイヤースターターと火吹き棒が抜群の使いやすさ!今回は、その実力を余すことなくお伝え致します。
「Mount Bros」の焚き火ギアをレビュー
「MountBros」から発売されているファイヤースターターと火吹き棒。これらの、使い勝手の良い焚き火ギアがどんなアイテムなのか紹介してみたいと思います。
ガレージブランドの「MountBros」とは
「MountBros」のファイヤースターターと火吹き棒のコンセプトは、誰にでも使いやすい焚き火ギア。
ファイヤースターターに関しては、ロッドの形状やストライカーなどの使いやすさの検証が重ねられてつくられています。
六角ロッドのファイヤースターターは3サイズの展開で、全長140mmの小サイズ、全長167mm中サイズ、全長192mm大サイズがあります。
火吹き棒は、60cmと80cm(いずれも伸ばした状態)の2サイズ展開。ブラックカラーとシルバーカラーがあります。
ファイヤースターター
「MountBros」のファイヤースターターのロッドは、極太で長い六角形状です。これにより、ストライカーをロッドでしっかり擦ることができます。
その結果、大量の火花が発生し、圧倒的な着火力を実現しています。
さらに、持ち手がウッドグリップ付きで握りやすいため、力も入りやすくなっています。
また、ストライカーは削れる範囲も広い為、力の少ない女性でも使いこなすことができます。
火吹き棒
一般的に6段伸縮の多い火吹き棒ですが、「MountBros」の火吹き棒は8段伸縮となっています。コンパクトに収納できることがメリットです。
名栗加工された天然木のグリップは、無骨感がありデザイン性も感じさせます。
さらに、ステンレス部分には腐食に強いSUS304を使用され耐久性を持たせています。
長さは60cmと80cmの二種類があり、カラーはシルバーとブラックとなり好みのタイプを選ぶことができます。
「Mount Bros」の実力を検証!
「MountBros」のファイヤースターターと火吹き棒を実際に使用して検証した結果をお伝えします。
抜群の着火性!ファイヤースターター
ファイヤースターターは、まずロッド部分の黒い皮膜を削り落とすことから始めます。
最初に表面についている黒い皮膜は保護皮膜なので、火起こしで使う前にストライカーで保護皮膜を削り落としておくことが着火性を上げるポイントとなります。
今回は全長192mm、ロッドの長さが142mmの大サイズのファイヤースターターを使用してみました。
ロッドの長さが十分にある為にストライカーのスライド量を保て、多くの火花を飛ばすことができます。また、鉄とセリウムの合金であるフェロセリウムをオリジナルブレンドしたロッドは90mmの小サイズでも十分な火花が飛びそうだと感じました。
グリップは握りやすく安定していて、ストライカーを擦り下ろすときに持ち手側がブレたりせずより多くの火花が飛ばすことができました。結果、一発着火。
利き手ではない左手でも試してみましたが、簡単に着火することができました。
キャンプ経験のない女性にも試してもらったところスムーズに着火でき、誰にでも使いこなせるという謳い文句に納得しました。
手に馴染むグリップ!火吹き棒
伸縮自在の火吹き棒は、伸ばした時の全長が60cmのものと80cmのものの2種類を使いました。
地べたスタイルで焚き火する場合は60㎝タイプのもの、チェアに座って焚き火する場合は80cmタイプのものが使いやすいと感じました。
先述したように、グリップには名栗加工された天然木が使用されています。グリップ部分のフィット感は申し分ありませんし、吹き口が天然木になっているのでステンレスと比べて口に当たった時に優しさを感じました。
また、空気を送り込みたい所にピンポイントで送り込める所もストレスがありませんでした。伸縮するステンレス部分の継ぎ目からの空気の漏れもありません。
使用していない時には、付属のネックストラップで首やラックに下げておくのがおすすめです。
使いやすさが追求されたギア
「MountBros」はファミリーキャンパーが立ち上げたアウトドアブランドということで、ユーザーの視点に立ち、使いやすさが追求されています。
ファイヤースターターは圧倒的な着火力、火吹き棒は手に馴染むグリップと予め付属されている便利なネックストラップが特徴です。
アウトドアシーズン真っ盛り!「MountBros」の焚き火ギアを手に取り、フィールドに飛び出してみてはいかがでしょうか。