CONTENTS
グリップスワニーってどんなブランド?
バッファローの皮革を使ったスワニーイエローのグローブを起源とするグリップスワニー。その歴史は19世紀にまで遡る。1983年に日本上陸を果たし、その2年後には日本人の手にもフィットさせるため、国内生産がはじまった。そしていまは、グローブにとどまらず、フィールドワーク中に使うツール類を収納できる大きなポケットを備えたキャンプウェアの分野において、圧倒的な人気を誇るブランドに成長した。
▼参考記事
質実剛健で焚き火もできる軍幕テント「ファイヤープルーフGSテント」
GRIP SWANY(グリップスワニー) ファイヤープルーフGSテント
●本体サイズ:330×190×高さ130cm
●本体重量:3720g
●総重量:5600g(張り綱4m、ペグ12本、収納袋込み)
●素材:難燃加工・はっ水加工コットン100%
●耐水圧:約300mm
▼参考記事
「ファイヤープルーフGSテント」の魅力を全天候型アウトドアライターがレビュー!
とことん焚き火を楽しむなら難燃素材の軍幕が最高だ
キャンプブームが止まらない。なかでも“おひとり様”勢は元気いっぱいで、どこのキャンプ場へ行ってもソロキャンパーの姿を見かける。そんな彼らが愛用しているのがパップテントだ。原型は軍用テントで、マニアのあいだでは「軍幕」などとも呼ばれている。
最大の特徴は頑丈で汎用性に優れることだ。形状は各国軍によっていろいろあるが、民生用(キャンプ用)は、このようなツーポール方式が多い。6か所のループを地面にペグダウンし、専用ポールで立ち上げる。
このモデルはグリップスワニーの人気商品で「ブレイズシールド」というコットンベースの難燃素材を使っている。ブレイズシールドには自己消火性があり、万が一接炎しても溶解することなく炭化するので炎上しない。また従来の難燃性素材の5倍の強度があるので、パップテントのようなタフな用途にはぴったりなのだ。
ひさしを大きく跳ね上げて使えば見晴らしもいいし、そのすぐ脇で焚き火をしても炎が燃え移る心配がない。ソロキャンパーにとって焚き火は最大の楽しみ。それを心置きなく楽しめちゃうのである。
設営しやすいツーポール方式
屋根の両端にグロメットがあり、そこに専用ポールを差し込み、外へ張り綱を出す。設営が比較的簡単なのでもっとスキルを磨きたい初級者にもいいだろう。
前幕は巻き上げて途中で保持可能
前幕を途中まで巻き上げプラスチックバックルで簡単に留めておくことができる。前幕の両端にもグロメットがあるので、ストックやポールを差し込める。
全閉すれば悪天に対応
前幕を下まで下ろせば完全に外部と遮蔽できる。風の巻き込みや雨の跳ね上がりを気にせず安眠可能。別売りで専用のインナーテントも用意されている。
▼参考記事
BE-PAL推薦!ソロキャンデビューにもおすすめ
ポイントは、「工夫しながら、楽しんで使える」ということ。テントをどのようにセットしようが、火をおこしてただ眺めていようが、調理しようが、そろえた道具類をどのように使おうが自由。ひとりだからこそ、それが許される。
自由な時間を充実させてくれるギミックあふれる道具立てこそが、ソロキャンデビューに欠かせない大切な要素なのだ。
▼参考記事
あわせて使いたい「GS TENT専用シェルター」
GRIP SWANY(グリップスワニー) GS SHELTER
▼参考記事