北海道・東北でおすすめの手ぶらキャンプ場12選
北海道・東北でおすすめの手ぶらキャンプ場
北海道|北広島かえるキャンプ場
サイトの種類が豊富、設備も大充実!
日本ハムの新球場を中心とした『北海道ボールパークFビレッジ』の誕生で盛り上がる北広島市で、2022年夏に開業。テントサイトは平坦な芝生で、地面もふかふか。手ぶらキャンプもOKで、柵付きドッグサイトがあったり、トレーラー泊ができたりと、幅広いニーズに対応。お湯の出る室内型炊事棟、清潔なトイレ、シャワー、ランドリーと設備も大充実!
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北海道|焚き火キャンプ場 士別ペコラ
営業:通年
予約:3ヶ月前の1日午前0時より受付開始
テントサイト:33
その他の宿泊施設:4室
モデル料金:5,400円~
ヒツジが草を食む農場に隣接。北海道ならではの景観が魅力!
北海道北部のほぼ中央に位置する士別市は、天塩岳道立自然公園や北海道第二の大河、天塩川の源流域を有する緑豊かな町だ。キャンプ場があるのは、なだらかな丘が続く「かわにしの丘しずお農場」の隣。丘を造成した平坦で開放的なオートサイトや、直火用の炉が付いた林間のプライベートサイトなどがある。隣接する牧場ではヒツジを放牧していて、サイトから牧歌的な風景が眺められる。受付を兼ねた農場のレストランでは、当地で育てたサフォーク種の羊肉を販売。臭みがなく美味しいと評判で、BBQ用に購入する人も多い。北海道では貴重な通年営業なのも嬉しいポイント。盆地なので冬は極寒だが、樹氷やダイヤモンドダストを見られるとあって、冬キャンにも絶好だ。
200ha超の農場と隣接。市内を一望できる広い牧草地ではヒツジを育て、さまざまな野菜やハーブも栽培している。
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北海道|八剣山ワイナリー 焚き火キャンプ場
ブドウ畑&ワイナリー隣接のキャンプ場
剣のように切り立つ岩がシンボルの八剣山の麓、札幌市中心部から車で約40分の定山渓エリアに立地。八剣山ワイナリー内のオーナーの遊び場だった森を整備し、2021年9月に誕生した。こちらを運営するのは、キャンプ場のコンサルもしている福田健次さん、まどかさん夫妻。その道の達人がプロデュースしているだけに、整備や管理方法が絶妙。オープン後1年とは思えないほど自然と調和していて、野外で過ごす心地よさを実感できる。
「むやみに土をいじると隣の畑で育つブドウにストレスがかかるので、土を掘り返さないなど、整備は必要最小限。極力、自然に還る素材を使いたいので、地面も砂利ではなくウッドチップを敷いています」。設備は炊事場とトイレのみだが、名称に"焚き火"とあるだけに、一部サイトでは直火も可能。随所に灰捨て場が設置され、焚き火環境はバッチリ。
受付を兼ねた売店&レストランでは、自社農園や道内産のブドウで作るワインも手に入る。1か月弱の雪解け時季を除いて、通年営業しているので、ワインと焚き火をお供に、北海道の冬の自然を満喫したい。
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北海道|定山渓自然の村
スノーキャンプならおまかせ!調理室では温水も使え寒い時季も快適!
雪があるのに雪中キャンプができる場所が意外に少ない北海道だが、こちらは開業時から通年営業。1月には白銀の世界に!気温マイナス15度Cという環境で、本格的な雪中キャンプを体験できる。料金もリーズナブルで、テントサイトは500円(定員5名)、小屋付きのテントサイト(特別)は1,000円(定員10名)、モンゴルのゲルを模したストーブ付きのテントハウスは3,900円(定員7名)、コテージは4,700円(定員5名)。冬季は野外炊事棟では水は使えないが、イベントなどで使用する調理室を開放していて、温水が使える。森の観察会やスノーシューツアーなど、スタッフがガイドしてくれる体験プログラムも豊富。冬ならではの、北の大地の豊かな自然を体感したい。
ゲル風のテントハウス。3,900円。床はフローリングでストーブも設置されている。
冬季は調理室を開放。温水が利用できる。
スノーシューツアー、森の工作会、銀河の会など、体験プログラムも豊富。日程等、詳細は問い合わせを。
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北海道|かもめ島キャンプ場
日本海を一望できる大パノラマが魅力
予約不要で利用できるこちらは、かもめ島の東に位置する。旧幕府軍軍艦を模した開陽丸記念館を眺めることができ、西にはグランピング施設などを備えた「かもめ島マリンピング」がある(要予約)。
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北海道|HORIPPA
元農地を利用。左側のフェンスで囲まれた場所がペット専用サイトだ。
営業:通年
予約:1か月前の1日より
テントサイト:約45
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:7,040円
札幌駅から車で20分、平日は料金が半額に!
新規キャンプ場オープンラッシュの北海道。札幌市内から車で20分!仕事帰りに行けるというアクセスの良さで注目を集めている。「ホリッパ」は、アイヌ語で「輪になって踊る」という意味。
「焚き火を囲んで語り合う」がコンセプトで、誰もが楽しい体験ができる場づくりを目指している。テントサイトは、オートサイト、車の乗り入れできないフリーサイト、ペット専用サイト、ソロサイトなど。
エコキャンプ場を目指しているため、設備はシンプル。皿洗いも水の使用を少なくする、エコ洗剤を使うことなどを推奨している
体験メニューが豊富なのも特徴で、敷地内の菜園では植え付けや収穫体験もOK。ほかにコーヒー豆の焙煎、薪割り、ドローンなどの体験もできる。
設備はトイレ、水場とシンプル。エコキャンプ場を目指している。
手ぶらキャンプも楽しめる。
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青森県|宇樽部(うたるべ)キャンプ場
営業:4月下旬〜11月上旬
テントサイト:10
その他の宿泊施設:7棟
モデル料金:2,500円
湖畔のサウナ小屋で心身ともにリラックス!
真冬でも凍らないことから「神秘の湖」といわれる十和田湖に突き出す御倉半島の東側の入江、東湖に面している。テントサイトは湖水を取り巻くように広がるブナ・コナラ・カエデなどの広葉樹林内と、湖畔の2つのエリアがある。国立公園内なので自然環境が良く、リモートワーク環境も整っているため、人気が高い。その人気に拍車をかけているのが『十和田サウナ』だ。小屋はロシア製バレルサウナで、80~90度Cまで体感できる。サウナストーンには地元、八甲田の古い火成岩を使用し、アロマウォーターでセルフロウリュも楽しめる。もちろん水風呂は歩いて数十歩の十和田湖。冷たい湖水で締めたあとは、森の中に設置されたチェアに腰をかけて、深呼吸。究極のリラックスタイムだ。
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岩手県|小柳沢砂防公園キャンプ場 虹いろパーク
営業:4月下旬~11月上旬
予約:利用日の4か月前より
テントサイト:約30
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:4,000円~
隣接する道の駅「雫石あねっこ」で地元食材をGET!
岩手と秋田の県境に位置し、小岩井農場やスキー場で知られる雫石町の注目スポット。産直や食事処を併設する『道の駅 雫石あねっこ』に隣接していて、地元グルメを楽しむには絶好。源泉かけ流しの『橋場温泉 新はしばの湯』があるのも魅力だ。オートサイトは21区画で、約10m×10mのラージ、約6m×8mのレギュラーの2タイプ。ほかに、車の乗り入れ不可のフリーサイトが約10張分ある。設備は炊事場、水洗トイレ、洗濯機(有料)など、必要十分。手ぶらキャンプもOKなのでビギナーにもオススメだ。
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岩手県|根浜シーサイドキャンプ場
営業:通年(年末年始休)
予約:3か月前より
テントサイト:約30
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:3,000円
海は目の前、みちのく潮風トレイルのベースに!
釜石市唯一の海水浴場、根浜海岸に面した観光施設『根浜シーサイド』にあるキャンプ場。目の前に海が広がる立地を生かし、SUPのほかシーカヤックやスノーケリング、地元の漁師船によるクルージング&漁業体験も行なっている。テントサイトはオートサイト、フリーサイトの2種類。設備は、炊事場、水洗トイレ、温水シャワー、ランドリーと十分。長期滞在もOKだ。海遊びのあとは、みちのく潮風トレイルの釜石コースを歩き、ダイナミックな三陸の自然を満喫したい。
区画サイトは26サイト。フリーサイトは約1,200平米。
三陸ジオパークを海上から眺められるSUP体験ツアーは約3時間で6,500円(要問い合わせ)。
みちのく潮風トレイルの拠点にオススメ。
快適な設備。
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宮城県|不動尊公園キャンプ場
敷地内の本格的なサウナが大人気!
関東、東北地方に被害をもたらした2019年の台風19号。宮城県丸森町の被害は全国ニュースのトップで紹介されるほど甚大だった。不動尊公園キャンプ場は、東北エリアでは貴重な通年営業。敷地内に本格的なサウナ施設があることで注目度が上がっていたが、場内を流れる内川が氾濫して浸水。サイトの一部が崩落したり、コテージも利用できない状態になるなどした。その後、重機を入れて整地をしたり、コテージを改修するなどして利用できる施設やエリアを整え、段階的に再開。2021年7月にリニューアルオープンし、テントサイト、コテージ、炊事棟、トイレなども滞りなく利用できる状態になった。
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福島県|奥会津ただみの森キャンプ場
営業:5月1日~11月上旬
予約:6月末までは3月1日より、7月1日からは5月10日より随時
テントサイト:50
その他の宿泊施設:21棟
モデル料金:5,600円
「青少年旅行村いこいの森」を大幅リニューアル
施設の老朽化や利用者のニーズの変化を受け、平成30年度より「青少年旅行村いこいの森」の整備作業を開始。スノーピークに「アウトドア拠点整備基本計画」の作成を依頼し、名称も新たに登場。ほぼ全域でWi-Fiが使えるのも嬉しい。
テントサイトはオートサイトと、車の横づけ不可のキャンプサイトの2種類。宿泊棟は少人数向きのバンガローから、団体向けの古民家までバリエーションが豊富。そば打ちやピザづくりなど、体験メニューもあり、さまざまな楽しみ方ができる。
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福島県|sah,いわき/湯本温泉
手ぶらでアウトドアが楽しめる温泉街の中のグランピング
都心から車で2時間半、日本三古泉にも選ばれ1600年以上の歴史を持つ「いわき湯本温泉」の温泉街から車で5分ほどの「美風の宿」の裏山に位置するキャンプ場。
駐車場に車を停めて裏山に向かって少し歩くと、目の前に木々に囲まれたグランピングエリアが現われる。
ウッドデッキの上には、大型コットンテントにテーブルと椅子、焚き火台などキャンプに必要なアウトドアアイテムが全て揃い、テントの中には、ふかふかのベッドにこたつ、さらに、エアコンと冷蔵庫が完備。
食事は、受付時にBBQセットを渡してもらえるので、あとは自分で焼くのみ。キャンプ初心者にとって不安な火起こしは不要だ。自宅のキッチンと同じように使える大型グリルがあるので、女性だけでも簡単に調理ができる。
食材にもこだわりが。東京代々木公園にあるイタリアンレストラン「LIFE」の自家製サルシッチャや旬の新鮮野菜などが準備されている
お風呂は、「美風の宿」の温泉を無料で利用が可能。源泉掛け流しの100%天然温泉で、「美人の湯」とも言われる滑らかな感触の泉質。
夜には満点の星空を眺めながら、大切な人たちとの時間をゆったりと過ごそう。
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