クッカーを使った炊飯の魅力とは?手順からおすすめの商品を紹介
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    料理・レシピ

    2024.08.03

    クッカーを使った炊飯の魅力とは?手順からおすすめの商品を紹介

    クッカーを使った炊飯の魅力とは?手順からおすすめの商品を紹介
    キャンプや山歩きで「炊きたてのごはんを楽しみたい!」と思いませんか?そんなときはクッカーの出番。クッカーを使えば、アウトドアでも簡単においしいごはんが炊けます。そこで今回は、手軽さと本格的な味わいを両立させるクッカー炊飯の魅力にじっくり迫ってみます。

    クッカーの種類とメリット・デメリット

    アウトドア用クッカーには主に3種類の素材があり、それぞれに特徴があります。キャンプ料理の用途や好みに合わせて選ぶことが大切です。

    アルミ製クッカー

    アルミクッカー

    筆者所有のクッカーのうちアルミ製のもの

    アルミ製クッカーのメリット、デメリットには、以下のようなものがあります。

    • 軽量で熱伝導性が高い
    • 価格が比較的安い
    • 傷つきやすく、酸性食品との相性に注意が必要
    • 初心者やライトユーザーに適している

    アルミ製クッカーは、手軽さと使いやすさが魅力です。特に短時間の調理や軽量化を重視する人におすすめです。

    ステンレス製クッカー

    ステンレス製クッカーのメリット、デメリットは、以下です。

    • 耐久性が高く、長期使用に適している
    • 熱伝導性はアルミより劣るが、熱を逃がしにくい
    • 重量があるため、軽量化を重視する場合は不向き
    • さびにくく、食材の色素が付きにくいので、手入れが簡単

    ステンレス製クッカーは、耐久性と多様な調理に対応できる汎用性が高いです。長期的な使用を考える人や本格的なアウトドア料理を楽しみたい人に適しています。

    チタン製クッカー

    チタン製クッカーのメリット、デメリットは、以下になります。

    • 最も軽量で強度も高い
    • 耐食性に優れ、金属臭がつきにくい
    • 熱伝導性は中程度
    • 高価だが、長期的な使用を考える上級者向け
    • 上手に炊かないと焦げ付きやすい

    チタン製クッカーは、究極の軽さと耐久性を求めるアウトドア愛好家にとって、投資する価値のある選択肢といえるでしょう。

    各素材にはそれぞれ長所短所があるため、自分の用途や頻度、予算に合わせて選ぶことが重要です。

    クッカーで炊飯する際の手順

    クッカーで美味しいご飯を炊くためには、以下の手順を踏むことが大切です。

    手順1 米と水の準備

    クッカーで米を研ぐ

    無洗米であれば研がなくてもOK。

    米をよく研いで水を切り、水の量を測ります。米に対して1.2倍の水が一般的ですが、好みによって調整します。

    手順2 浸水

    クッカーで米を浸水)

    お米の芯まで十分に給水させることがポイント。

    30分から1時間程度、米を水に浸します。もし、時間が無い場合は少し多めの水で15分程度浸して下さい。

    手順3 火にかける

    クッカーを火にかける

    安定した場所で火にかけましょう。

    クッカーを直接火にかけて、沸騰するまで強火で加熱します。

    手順4 弱火で炊く

    クッカーとバーナーの炎

    弱火にしすぎて、火が消えないように注意。

    沸騰したら弱火に切り替えて、15〜20分程度加熱します。吹きこぼれに注意して時々様子を見て下さい。

    手順5 蒸らし

    手ぬぐいで包まれたクッカー

    手ぬぐいで包むと保温されて、効果的に蒸らせます。

    火を止めて、そのまま10〜15分程度蒸らします。この間は、蓋を開けないでください。

    手順6 完成

    クッカーで炊いたご飯

    お米が立った、美味しそうなご飯が炊けました。

    蒸らし終わったら、軽く混ぜて完成です。

    クッカーでの炊飯は火加減と時間の調整が重要です。最初は難しく感じるかもしれませんが、コツをつかめば屋外でも美味しいご飯が楽しめます。

    クッカー炊飯を成功させるコツ

    キャンプ炊飯で美味しいご飯を炊くには、いくつかのコツがあります。ここでは、特に重要な2つのポイントについて詳しく説明します。

    コツ1 米の浸水時間

    理想的な浸水時間は30分から1時間です。これにより米粒が水分を十分吸収し、ふっくらと均一に炊けます。

    時間が無い場合は、水を少し多めにして15分程度の浸水でも可能です。

    コツ2 火加減の調整方法

    沸騰までは強火で加熱し、その後は弱火に切り替えます。

    弱火で15〜20分程度炊きますが、吹きこぼれる場合はさらに火を弱めます。炊き時間は米の量や火力に応じて調整が必要です。

    これらのコツを押さえることで、クッカーでのアウトドア炊飯の成功率が格段に上がります。実践を重ねることで、自分好みの炊き方を見つけられるでしょう。

    おすすめのクッカー15選!

    ここではアウトドアクッカーの中でも、炊飯に適したものを厳選してご紹介します。それぞれの特徴を踏まえて、自分に合ったものを選んでください。

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    ごはんがおいしく炊けるアウトドアクッカー

    エバニュー「チタンUL ソロセット750」

    エバニュー「チタンUL ソロセット750」

    筆者所有のエバニュー「チタンUL ソロセット750」

    チタン製で超軽量。750mlサイズのポットと「Ti 400FD Cup」のセットです。

    スタッキング可能で収納性抜群。ソロキャンプや登山に最適な軽量コンパクトセットです。

    エバニュー
    チタンUL ソロセット750

    サイズ:径94×深さ118mm(ナベ)、径95×深さ58mm(カップ)
    容量:750ml (ナベ)、400ml(カップ、目盛付き)
    質量:99g(ナベ) 、50g(カップ)

     

    キャプテンスタッグ「アルミ角型クッカー」

    熱伝導率の高いアルミ製飯盒です。軽量でコンパクト、食器やランチボックスとしても使えます。

    折りたたみ式の安定したハンドル付きです。内側に目盛りがあり、コンパクトストーブなどでご飯が炊けます。

    キャプテンスタッグ
    アルミ角型クッカー

    製品サイズ(約)170×115×高さ65mm(本体のみ)
    ハンドルの長さ:120mm

     

    SOTO「ナビゲーター クックシステム」

    機能性豊かで耐摩耗性に優れたクッカーセットです。通常より厚い「ハードアナダイズド加工」で耐食性も高めています。

    保温力のあるコジー、多目的に使えるリッド、トングにもなるリフターなど、多様な機能を備えています。

    SOTO
    ナビゲーター クックシステム

    セット内容 ①クッカー大用リッド ②クッカー小用断熱ディスク ③クッカー小用リッド(フタ) ④クッカー小 ⑤クッカー小用コジー(保温ケース) ⑥クッカー大 ⑦リフター ⑧クッカー用収納ケース ⑨リフター用収納ケース

     

    スノーピーク「ワッパークッカー」

    ソロ・デュオキャンパー向けの多機能アルミクッカーです。「曲げわっぱ」がモチーフで硬質アルマイト加工が特徴。

    ガス缶やカトラリーも収納可能で、最大4合炊飯できます。2~3人分の調理ができる万能クッカーです。

    スノーピーク
    ワッパークッカー

    材質:アルミニウム合金、ステンレス
    サイズ: リッド201×135×50(h)mm 、
    ポット(ツル、耳金含む)218×127×102(h)mm、
    ナカゴ189×120×40(h)mm
    収納サイズ:218×135×143(h)m
    重量:580g

     

    キャプテンスタッグ「3層鋼 段付ライスクッカー」(5合)

    金物の町、燕三条産の3層鋼ステンレス製のシンプルなライスクッカーです。熱効率が良いので、ご飯がおいしく炊けます。

    本体側にお米と水の計量目盛りがついているので、とても便利。最大5合まで炊くことができます。

    キャプテンスタッグ
    3層鋼 段付ライスクッカー(5合)

    製品サイズ(約) 外径175×高さ140mm(本体のみ)
    重量(約) 810g
    材質 本体:ステンレス鋼(クロム18%・ニッケル10%)、鉄、つる・ふた:ステンレス鋼、つまみ:天然木

     

    JETBOIL「ミニモ」

    広口で低めの設計により、調理に最適化されたクッカーです。カトラリー使用時の安全性が向上しています。

    繊細な火力調節が可能で、急速沸騰から煮込み料理まで対応します。マイナス6度Cまで安定した火力を発揮するサーモレギュレーターを搭載。

    JETBOIL (ジェットボイル)   ミニモ

    口径を大きく、深さを浅めにした専用のフラックスリング付きクッカーを装備し、調理用として最適化されたモデル。ストーブは高所などでもマイナス6度Cまで安定燃焼する。

    MSR「フレックス 4 クックセット」

    4人以上の大人数向けクックセットです。

    5.3Lと焦げつきにくい加工の3.2Lのポット、ディープディッシュプレート4枚、断熱マグ4個が含まれます。ファミリーキャンプにも最適な大容量セットです。

    MSR
    フレックス 4 クックセット

    サイズ :鍋(大)22.8×13cm(5.3L)、鍋(小)19.8×10.3cm(3.2L)、断熱マグ11×7×9cm、ディープディッシュプレートL 22×3.8cm、ディープディッシュプレートM  19×3.8cm

     

    UNIFLAME(ユニフレーム)「fan5duo」

    用途に応じて様々な素材を使ったクッカーセットです。ライスクッカーは熱伝導のよいアルミニウム、長時間使用する鍋は耐久性の高いステンレスを採用しています。

    炊く、焼く、茹でるなど、様々な調理法に最適な素材を組み合わせています。

    UNIFLAME(ユニフレーム)
    fan5duo

    サイズ 収納時:約Φ21.5×17.5(高さ)cm 、ライスクッカーミニDX:約Φ16.5×9.3(深さ)cm 、フライパン:約Φ21×4.8(深さ)cm 、ステンレス大鍋:約Φ21.5×12.5(深さ)cm 、ステンレス片手鍋:約Φ17.5×7.7(深さ)cm 、メッシュバスケット:約Φ20×10(深さ)cm

     

    ダイソー「メスティン」

    ダイソーメスティン

    筆者所有のダイソーメスティン。

    アルミ製の軽量クッカー。サイズは3種類あって、一番小さいものが1合炊きに適したサイズです。

    どのサイズも安価で使いやすく、アウトドア初心者にもおすすめ。コンパクトで持ち運びやすいのも特徴です。

    ダイソー
    メスティン

    商品サイズ:8cm ×5cm ×25.5cm

     

    モンベル「アルパインクッカー 18+20 パンセット」

    「アルパインクッカー18」と「アルパインクッカー20」に「アルパインフライパン20ディープ」が加わったセットです。

    このセットひとつで、煮る、炊く、炒めるの3つが可能です。重ねて収納でき、コンパクトに持ち運べます。

    モンベル
    アルパインクッカー 18+20 パンセット

    【サイズ】アルパインクッカー18:20×12.5cm、アルパインクッカー20:22.5×15cm、アルパインフライパン20ディープ:21.8×6.6cm
    【内容】アルパインクッカー18(2.0L)、アルパインクッカー20(3.0L)、アルパインフライパン20ディープ(2.1L)

     

    トランギア「ストームクッカーS・ウルトラライト」

    軽量で強度のあるアルミニウム製ストームクッカーです。

    1.0Lのソースパン2つとノンスティック加工のフライパンがセットになっています。Sモデルは別売の0.6Lケトルも収納可能。アルコールストーブ付属のセットです。

    トランギア
    ストームクッカーS・ウルトラライト

    重量:740g 収納サイズ:φ18×H10cm フライパン(Φ18㎝):アルミ製(ノンスティック加工済) ソースパン(1.0L×2):アルミ製(無垢)

     

    スノーピーク「チタンクッカー 1400」

    軽量で耐久性に優れたチタン製のクッカー。1.4Lの大容量で複数人での使用に適しています。

    スタッキング設計で「チタンクッカー900」をスタッキングできて、収納性も抜群です。

    スノーピーク
    チタンクッカー 1400

    サイズ:ポット/136×114mm、フタ/145×39mm
    収納サイズ:150×150mm
    容量:ポット/1400ml、フタ/500ml
    重量:210g

     

    LOGOS 「クッカー・SOLO KIT 900」

    ソロキャンプ向けのコンパクトなクッカーキットです。900mlと345mlの容器で、カップ麺も収納可能。

    ハードアルマイト加工で耐久性が高く、直火調理もできます。カップラーメンやスープの持ち運びにも便利です。メッシュ素材の収納袋付きです。

    LOGOS
    クッカー・SOLO KIT 900

    総重量:(約)260g
    サイズ/容量:[大鍋](約)直径12.5×高さ10cm/(約)900ml、 [小鍋](約)直径12×高さ5cm/(約)345ml

     

    ユニフレーム「キャンプ羽釜 3合炊き」

    キャンプで羽釜炊きのご飯を楽しめるユニークなクッカーです。

    すり鉢形状と、蓄熱性の高いアルミ製で均一に美味しいご飯が炊けます。別売のネイチャーストーブ ラージと合わせると熱効率が向上します。

    なお、紹介した商品をご購入の際は、自分の使用頻度や人数、好みに合わせて選択してください。また、最新の情報や在庫状況については、各メーカーや販売店にご確認ください。

    ユニフレーム
    キャンプ羽釜 3合炊き

    サイズ :約Φ20.6(内径Φ14.9)×15(高さ)cm

     

    Coleman(コールマン)「アルミクッカーコンボ」

    アルミ製ライスクッカーを含む多機能クッカーセットです。内側はこげつきを防止するノンスティック加工になっています。

    熱伝導性が高く、全ての道具がポットにコンパクトに収納できます。キャンプの調理に必要な道具が一式そろっているので便利です。

    Coleman(コールマン) アルミクッカーコンボ 

    アルミに焦げ付き防止のノンスティック加工が施され、後片付けも楽。鍋にライスクッカー、フライパン、ザル、計量カップをセット。赤い取っ手がアクセントになっている。

    クッカーを使いこなしてよりおいしいごはんを!

    シエラカップによそったご飯

    自然の中で味わう炊きたてのごはんは格別です。

    クッカーでの炊飯は、アウトドア料理の醍醐味です。最初は難しく感じても、ポイントを押さえることで美味しいごはんが炊けます。

    クッカーを使いこなし、アウトドア料理の幅を広げてみましょう。キャンプや山歩きでの食事がより一層楽しくなること間違いなしです。

    私が書きました!
    アウトドアガイド・ライター
    すー(鈴木 隆)
    日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

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