そんな頑固な汚れを一気に洗い流す代表的な便利ツールとして、高圧洗浄機があります。
そこで今回ぜひおすすめしたいのが、バイク用品を展開する「サイン・ハウス」が7月26日に発売したSPICERR「ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1」。一般的な高圧洗浄機は重くてかさばるイメージが強いですが、こちらは重量わずか約800g。ドライヤーくらいのサイズ感で、キャンプに持っていくのもかさばらないんです!
高圧洗浄に不向きなオートバイもガシガシ洗える!
サイン・ハウスはオートバイ用品などを展開する企業ですが、そもそもSPICERR「ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1」を開発したのも、ライダーの社員たちによる「バイクを洗うことができる高圧洗浄機が欲しい」という会話がきっかけだったそう。というのもオートバイはエンジンなどのパーツがむき出しになっていることなどから、自然ではありえない水圧による高圧洗浄機の使用は推奨されていないのです。しかしこちらは3段階で圧力調整ができるので、オートバイを傷つけない水圧を選べるよう設計。泥だらけのバイクもガシガシ洗うことができちゃいます。
さらに重量は約800gと軽量で、ポケットにも入るサイズ感。電源は充電式で、水栓も不要です。ペットボトル装着とホース装着の2通りの方法で洗浄できるので、キャンプ場などの野外でも気兼ねなく使うことができます。もちろん自宅で使うのにも適しているので、高圧洗浄でお風呂のカビ汚れを掃除してもいいし、外壁や網戸の洗浄もお手の物。水圧を調整すれば植物の水やりなどに使うのもアリ。泥で汚れたスニーカーなどを洗うのにも適しています。
ガンコな油とサビ汚れがついているBBQコンロを洗ってみました!
では実際、SPICERR「ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1」はどのくらいキレイになるのでしょうか? そこで今回は実際に私物のBBQコンロ(かなりさびついている)と、岩谷産業のカセットガス スモークレス焼肉グリル「やきまる」のプレートと水皿を洗浄してみました。特にやきまるのプレートは表面に溝がついているので、スポンジで洗っても細かい汚れが残りがち。これらは果たしてキレイになるのでしょうか?
どうでしょう? コンロの中のサビまではさすがに無理でしたが、網の油汚れや「やきまる」のプレートの溝にこびりついていた油汚れはほぼ落ちました! 今回は汚れが残ったまま長い時間放置してしまいましたが、使った直後だったらほぼ完全に汚れは落ちるのではないでしょうか?近くに水栓がない場所でも、これさえあればがっつり落とすことができそうです。そしてなにより、シューティングのような感覚で一気に汚れを落とすのが単純に面白い!病みつきになりそうです。
水源はバケツに水を入れて、ホースにつないで使用。あまりに面白くて続けてしまったために、何度かバケツの水は空になってしまいました。水栓があるならそのつど水を足せば使い続けることができますが、ない場合は水の量を考慮して使うか、大量の水が入るポリタンクを活用するのが良さそうです。ちなみにフル充電の場合、水圧が強で使い続ければ約14分、弱で使えば約30分使えます。
SPICERR「ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1」の価格は1万2980円。高圧洗浄機としてはかなりリーズナブルではないでしょうか? 7月26日よりネットショップやオートバイ用品店などで取り扱いしているとのことなので、興味がある人はぜひチェックしてみてください!
■製品仕様
製品名 :SPICERR「ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1」
本体重量 :約800g
本体サイズ :約W176 × H104 × D68 mm(折りたたみ時)
モーター出力 :100W
定格電圧 :7.2V
圧力(MPa) :強:1 / 中:0.7 / 弱:0.5
流量(L/h) :強:130 / 中:110 / 弱:90
使用時間(分) :14分(強:0° ノズル)~30分(弱:シャワーノズル)
作動音量(1m) :70dB
※ペットボトル装着は、ボトルキャップの形状・サイズによっては装着できない場合があります。
※本仕様は予告なく変更する場合があります。