ハンズフリー会話もOK!
自転車走行の強い味方
2015年の改正道路交通法が施行された直後、ネット上で大いに話題になったのが、「自転車走行中のイヤホンやヘッドホンの使用はNGか!?」──ということ。じつは、当時の改正ではイヤホン類の使用についての言及はない。問題は、自転車を安全に走行するうえで必要な周囲の音や人の声が聞こえるか否かということ。
その点、骨伝導ヘッドホンは、耳を塞がずに音楽が聴け、周囲の音も聞こえる。さらにBluetoothでデバイスとペアリングするコードレス式だから、コードが邪魔になることもなく自転車の運転に集中できるのがポイント。携帯電話とペアリングすればハンズフリー会話もOK。
左右の骨伝導パッドをつなぐブリッジ部分の垂れ下がりが気になる場合は付属の調整ベルトを装着。フィット感がグーンと高まる。
使ってみたところ、従来のヘッドホンに比べれば正直、音質は若干劣るし、音漏れもある。それでも音楽は十分に楽しめ、周囲の様子を認識できるというのは、自転車で走っていてなにより安心。
どうしても「ながら聴き」走行するなら、ワイヤレス&骨伝導が必須でしょう。