海の透明度は千葉・外房屈指!勝浦で”ファミリーSUP(サップ)体験”してきたよ~
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    2024.08.02

    海の透明度は千葉・外房屈指!勝浦で”ファミリーSUP(サップ)体験”してきたよ~

    海の透明度は千葉・外房屈指!勝浦で”ファミリーSUP(サップ)体験”してきたよ~
    青い海ときれいな空気、おいしいご馳走に恵まれた千葉県の外房にある勝浦。

    東京からはクルマや電車で約90分の場所にあります。観測史上一度も猛暑日を記録したことがないことから、ここ最近は「東京から一番近い避暑地」としても有名です。

    わたくしごとですが親の仕事の都合で、1989年からこの港町に通っています。サーフィンと出会ってからはその頻度はさらに加速。なかでも「マリブ」というサーフポイントは、大のお気に入りです。

    今回は馴染みのビーチでいつもとは違うコト=「SUP散歩」を家族で楽しんできたよ、というお話です。

    子どもにとって初めての海SUPも、インストラクターと一緒だから安心です

    透き通った勝浦の海

    勝浦市街から少し西へ行くと「マリブ」という美しいサーフポイントに着きます。そこには澄んだ海が広がっています。

    「マリブ」といえばカリフォルニアの有名なサーフポイントです。それは、1960年代初頭のこと。カリフォルニア在住の日系アメリカ人のタック・カワハラ氏が、この界隈のビーチの地形や波を見て「マリブに似ている」と言ったことからその名がついたそう。

    そのビーチに2014年、海のアクティビティを中心とした複合レジャー施設「マリブポイント」がオープンしました。サーフアイテムやアパレルが揃うショップのほか、カフェ、宿泊施設があり、SUPやサーフィンなどの体験ツアーやスクールも実施しています。今回はそちらにお邪魔して「はじめてのSUP(スタンドアップパドル)散歩」を体験をしてきました。ツアー時間はたっぷり2時間です。

    ショップ外観

    ショップからビーチは歩いてスグ。

    朝9時半の便で海へと漕ぎ出すので「9時集合で」と店主の高梨三千尋さん。家族全員楽しみで仕方なくて、だいぶ早めに到着すると、他府県ナンバーのお客さんのクルマが続々と到着していました。SUP、大人気なんですね~。

    ちなみに今回のツアーに必要な持ち物は、水着、サンダル、タオルです。今年は海水温がものすごく冷たいと波乗り仲間から聞いていたので、子ども用のウエットスーツ、ライフジャケットは自前のモノを持参しました。ライフジャケットはツアー料金に含まれており、お店で貸してもらえます。

    ビーチに移動したらまずは漕ぎ方のレクチャー

    陸でレクチャー

    漕ぎ方、Uターンの仕方などをインストラクターさんが丁寧に教えてくれます。

    昨年夏、山梨県の四尾連湖(しびれこ)でSUP体験をした私たちですが、子どもたちは海では初めて。ちゃんと教えてもらいましょう。夫と私はSUPサーフィンを何回かやったことがアリマス。

    ビーチで家族集合写真

    いざスタート。ちょっと波がありますね。ドキドキ(笑)。

    ここでは6月から11月にかけて、SUP散歩の途中に野生のイルカやウミガメに遭遇することもあるそう。動物が大好きな息子たちは、前の晩からしつこいほど楽しみにしています(笑)。海には熱帯魚もいるそうですよ。

    さっそく漕ぎ出しました

    SUPで沖に出ました

    まずは岸からまっすぐ沖に出ました。

    夫婦でSUP

    珍しい夫婦写真はインストラクターさん撮影。ツアー後すぐに写真をいただけるのがうれしい。

    ここまで来ると波は穏やかですが、ときおり入るセット(一定の間隔でいくつかまとまって入ってくる比較的大きな波)で、グラグラします。おっと!

    とにかく目線は「遠く」に。足元を見ているとスグにひっくり返りますよ(笑)。

    久しぶりの海でのSUP。夫と私が操作に慣れるまで、子どもたちは海を熟知するインストラクターさんの大きな板に乗らせてもらっていました。

    ボードの上に寝ころぶ

    ボードの上に寝ころぶ。いやー、揺れがとっても気持ちいいのです。

    ツアー時間が2時間あるので、ゆったりリラックスした時間が過ごせました。

    勝浦の町を海上から眺める

    いつもの勝浦を海上から眺めるのも新鮮。

    街の喧噪から離れた沖は、波のさざめき、トンビの鳴き声。なんとも癒されます。

    座ってパドルを漕ぐ

    湖ではたぶん家族で一番SUP上手だった長男ですが、海では勝手が違うようでビビっていました。

    夫と私は経験者だったので最初からボードの上に立ってパドルしましたが、慣れないうちは座って漕いだ方が安定感があります。だんだん慣れてきたら立ち上がって。腹筋にチカラを入れて、でも肩はリラックス。いいエクササイズですね。

    3人乗りのSUP

    大き目の板なら子どもと3人乗りもいけます。ウミガメさん、いるかな?

    今回私たちが体験したのは、一番初歩的で一番人気の「初めてのSUP散歩」でしたが、たっぷり3時間の「SUPツーリング」、波に乗ったりテクニックがマスターできる「SUPステップアップ(2時間)」、房総の幸をルアーで釣り上げる「SUPフィッシング(2時間~)」。また、中型犬以下を同伴できる「ワンちゃん同伴SUP」など、盛りだくさんのメニューも。

    泳ぐ子ども

    板の上が暑くて海に飛び込んだ長男。子どもは泳ぐのが大好きですよね。

    せっかく海に来たなら、泳ぎたいお子さんは多いはず。ただ「自然相手」です。たとえば勝浦を含む夏場の外房エリアは、南風が強く吹くと「沿岸湧昇(えんがんゆうしょう)」という現象が起きます。海面近くの暖かい海水が沖に流れて行き、海がまるで氷水のように冷たくなったり…。

    今回もウエットスーツ無しでは泳げないほどヒヤッとしていました。私は暑がりなので個人的にはそっちの水温の方が好きなんですけどね。そんなわけで海水温や波のコンディションなど前もってお店におたずねして、ウエットスーツをレンタルするなり、事前準備をした方が楽しみの幅が広がると思いました。

    波に乗る次男

    着岸する際、波に乗る次男。私たちの家族旅行ではサーフボードを使ったこういう遊びはよくやっています。

    ウミガメには会えなかったけど…

    お店にいたリクガメのユウちゃん

    なんとお店の中庭には大きなリクガメのユウちゃんがいました。

    御歳20歳のリクガメだそうです。ツアー中に仲良くなった2年生の男の子さんと、うちの動物好き男子たちがエサやりセッションしていました。生まれて初めてリクガメをしげしげと眺めましたが、恐竜みたいですごい! と思ってしまった(笑)。

    庭にある展望台

    庭には展望台もありました。勝浦湾と外房線の線路が間近に見えます。なんだか日本離れした景色。

    マリブポイント代表の高梨三千尋さんと記念撮影

    マリブポイント代表の高梨三千尋さんと。

    ステキな装飾が施された店内には、海のモノがなんでも揃っているショップ。ここでしか買えないマリブポイントのオリジナルTシャツも。サンドイッチなどの軽食もいただけます。

    2階の洋室

    ショップの2階には、宿泊ができるオーシャンビューのステキなお部屋が2つあります。

    客室やバスルームからは、真っ青な太平洋が見えます。お隣は和室。仲間や家族とワイワイ楽しめそうですね。中庭ではBBQも楽しめるそうです。

    和室

    お隣の和室。両部屋ともバルコニーがあります。ここでビール飲んだら美味しそう!

    私もよく知っていますが、勝浦の町中にはたくさんのおいしい飲食店があり、マリブポイントからふらっと散歩がてら夕飯やランチをいただくことができるのも、この町ならではのうれしいポイント。

    今年の夏はぜひ勝浦でSUP散歩&港町を楽しんでみてはいかがでしょうか。私もずっとこの夏、勝浦でウロウロしているので、見かけたらそっと声をかけてくださいね(笑)。

    マリブポイント

    • 所在地:千葉県勝浦市串浜1227-2
    • 電話番号:0470-64-6480
    • ホームページ:https://www.malibupoint.net/
    • 今回体験した「初めてのSUP散歩」の料金:大人6,900円、子ども6,050円
    私が書きました!
    旅のエッセイスト
    国井律子
    1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ(キャンピングカー所有)、自転車、サーフィン(ショートもロングも)、スノーボード、ファミリートレッキングなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納(整理収納アドバイザー1級資格取得)。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。直近は苦手な掃除をがんばっている。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/

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