
キャンプや焚き火におすすめ!最旬サバイバルナイフ
実際にBE-PALスタッフが使ってみたインプレッションとともに、素材や重さ、機能などの特徴をご紹介しよう。
ミュートス・ホムラ Bushcraft Knife Prominence MH-001
(画像一番上)刃の右側は蛤刃、左側は直刃と、左右非対称に加工。薪にナイフをあてるとスーッと入り、クルッとフェザーができる快感を味わえる。
●刃長/107mm
●重さ/250g(本体)
●刃素材/ステンレス
キャプテンスタッグ CS フィールドナイフ 115(シース付)
3mmの刃厚と115mmの刃長という絶妙のサイズ感で、料理もバトニングも楽しめる。初めての一本におすすめ。
●刃長/115mm
●重さ/119g(本体)
●刃素材/ステンレス
使ってみた
切れ味が鋭く、枝を削る作業もスイスイ。フルタングなので、バトニングにも。
ビクトリノックス エボーク BS ALOX
ALOXというアルミグリップを採用した重厚な雰囲気が特徴的。刃厚があるので、料理よりもフィールドナイフとして使いやすい。
●刃長/95mm
●重さ/180g(本体)
●刃素材/ステンレス
使ってみた
刃の後方に滑り止め加工があるので、刃を押しやすい。
オピネル ステンレススチール No.08
料理用として使い勝手のいいサイズ感と、46gという軽さからアウトドア用ナイフの定番として広く親しまれている。
●刃長/約85mm
●重さ/約46g(本体)
●刃素材/ステンレススチール
▼参考記事
機能的でデザインもGOODなサバイバルナイフ
リーズナブルなものから本格派向けまで厳選。お気に入りの1本を見つけてほしい。
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 |
---|---|---|---|
価格 | |||
トヨクニ アウトドアマルチナイフ MASANO 03 | ![]() | ¥27,500 | |
テンマクデザイン 炎斬 | ![]() | ¥35,200 | |
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー (S) | ![]() | ¥3,190 | |
モーラナイフ モーラナイフ コンパニオン スパーク (S) | ![]() | ¥4,290 | |
トヨクニ アウトドアナイフ MASANO D2鋼 | ![]() | ¥24,200 | |
ビクトリノックス アウトドア マスター L | ![]() | ¥27,500 | |
トヨクニ アウトドアマルチナイフ MASANO 03
ガラス繊維入り樹脂の「G-10」は、丈夫で水濡れに強く滑りにくいハンドル材。錆びにくいステンレス鋼のブレードは5mm厚のフルタング構造で重厚感があり、バトニングにも対応する。
●刃長/120mm
●重さ/約280g
CHECK POINT
ベルトに通してぶら下げられるシース付き。
テンマクデザイン 炎斬
焚き付け用のフェザースティック作りはもちろん、バトニングで薪割りしたり、はたまた調理用ナイフとしても活用できる1本。岐阜県関市のナイフ職人が手掛けたもので、切れ味、耐久性ともに抜群だ。本革製シースが付いている。
●刃長/122mm
●重さ/200g
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー (S)
手によく馴染むラバーハンドルに、切れ味よく錆びにくいステンレスブレード。そしてバトニングしてもへっちゃらなタフさも兼ね備えてこの価格はうれしい!ブッシュクラフターの入門モデルとしても最適だ。プラスチックシースが付属。
●刃長/約104mm
●重さ/約104g
モーラナイフ コンパニオン スパーク (S)
グリップエンドにメタルマッチ(フェロセリウムロッド)が内蔵され、これさえあればいつでも火おこしができる。本体が100gを切る軽さで、フェザースティック作りなど繊細なナイフ捌きも楽にできる。プラスチックシース付き。
●刃長/約104mm
●重さ/約92g
CHECK POINT
グリップエンドにメタルマッチ(フェロセリウムロッド)が内蔵。
トヨクニ アウトドアナイフ MASANO D2鋼
和鋼より耐食性、靱性(折れにくさ)に優れた、4mm厚の「D2鋼」という鋼材を採用。鋭い切れ味と刃持ちの良さが特徴だ。
●刃長/105mm
●重さ/約380g
CHECK POINT
専用シースには2種類のベルトループと、火おこしができるフェロセリウムロッドが付いている。
ビクトリノックス アウトドア マスター L
(画像上部)刃先からグリップエンドまでが一体になった、丈夫なフルタング構造でバトニングしてもへっちゃら。堅牢で耐熱、耐水、耐摩耗性に優れた、美しい模様のマイカルタハンドルも特徴的だ。
CHECK POINT
フェロセリウムロッドが付いている。
▼参考記事
こちらも要チェック!おすすめサバイバルナイフ
ヘレナイフ フューチュラ
2002年に初めて販売された人気クラシックナイフ。廃盤となっていたが、約10年の時を経て再び復活!
フューチュラのブレード鋼材には「ヘレナイフ」が歴史の中で培ってきた技術が生かされた「トリプルラミネートステンレス(H3LS)」を採用。スカンジグラインドの刃長105mmのブレードは、シャープな切れ味がありつつ、絶妙なブレードコントロールを可能にした。
また、ボルスター部分にはステンレススチールのプレートとシックな赤色に染められた革を、ハンドルには「ヘレナイフ」の代名詞とも言える美しいカーリーバーチを使用。
本革のシースも他のラインナップとは異なる独特な形状となっていて、スナップボタンでハンドルが覆われ、ロックすることができる。
特徴的なハンドル形状は指がしっかり入り握りやすい。
▼参考記事
TOKYO CRAFTS デルタターロン
「これ一本で調理からバトニングまで」をコンセプトに、長く愛用できるように、開発された1本。調理からバトニングまで難なくこなす相棒となる逸品だ。
通常のナイフよりも持ち手の位置を高く設計された持ち手は、卓上で調理する際にテーブルに手が干渉せず、快適に作業ができる。さらにハンドルには、耐久性と滑り止め効果に優れたG10ハンドルを採用。フィット感が抜群な仕上がりになっている。
ブレードからハンドルまで一体となっているフルタング構造で、刃は3.5mmと十分な厚さ。高品質のステンレス440Cを採用することで強度も高く、バトニングに適した仕様となっている。
刃にはブラックウォッシュ加工がされていて、傷が目立ちにくく、実用的なナイフながら、意匠性に優れた仕上がりだ。
人差し指をかけるグリップは2箇所。調理時はフィンガーガード後方の一般的な握り方、フェザースティックなどより刃に近い場所を握りたいときは前方を握るなど、用途に合わせて握る位置を変えられる。
ベルトループに取り付けができるので、しっかり固定でき、作業や持ち運びに便利。
▼参考記事
ベアボーンズ No.6 フィールドナイフ
刃長15cmの手頃なサイズ。料理にもバトニングにも。
●全長/26.6cm
●刃長/15.2cm
シースナイフとしては一般的な大きさのナイフ。刃幅が3.5cmとちょっと広めなのが特徴で、菜切包丁や三徳包丁とまではいかないものの、食材を均一な厚さに切りやすい。また、切った食材をその幅広の面にのせて鍋などに入れることができる。家庭の台所では無意識のうちにこの作業をやっているが、アウトドア用の幅の狭いフォールディングナイフだと、これができずにまごついてしまう。幅が広いということは、料理において大きなメリットといえる。
刃厚は3mm。刃が薄いほうが野菜の繊維をつぶさずに切ったり、肉を薄切りにしたりできるから(三徳包丁は1.8~2mmくらい)、料理では薄いほうが使いやすいが、フィールドナイフとして木を削ったりすることを考えると、ある程度の厚さがあったほうがいい(鉈は5mm前後)。3mmというのは、スムーズに料理ができて、木の加工をしても刃こぼれしない、というちょうどよいところを狙った絶妙の厚さといえる。また、このナイフはフルタング構造なので、少々の打撃にも耐えられるように作られている。杉の薪をバトニングで小割りにしてみたが、問題なく割ることができた。
ブレードの素材がハンドルの末端まで貫通しているフルタング構造。
バトニングでの薪割り。細く割って焚き付けが作れる。ブレードの素材は硬度にすぐれた高炭素鋼。
手頃なサイズ、重さ(318g)なので、小刀を使う要領で親指で押して削ることができる。
▼参考記事