玉こんにゃくでボリュームアップ！ 海鮮中華風アヒージョ
アヒージョといえばオリーブオイルとニンニクで食材を煮込むスペイン料理のこと。でも今回は、ちょっと変わった中華風なので、オイルにはごま油をチョイス。ただし、ごま油だけだと濃くなりすぎるので、半分はクセのないサラダ油にするのがポイント。味のアクセントは、干しエビや貝柱の旨味がたっぷり効いたXO醤。少量使うだけで、料理をグッと奥深く、美味しくするので、いつもの調味料にプラスしてみるのがオススメ。こうばしい香りが食欲をそそります！
ひとり分なので、食材は全部で150gぐらい。淡白な玉コンニャクに濃いめの味付けが意外にマッチ！
材料
サラダ油…大さじ１と1/2
ごま油…大さじ１と1/2
ニンニク…１かけ（みじん切り）
エビ、ホタテ、枝豆、玉コンニャクなど…手のひら１杯分（150gくらい）
XO醤…小さじ1/2〜１ ※XO醤がない場合は豆板醤とコチュジャンを合わせてもOK
塩…適量
ボリューミーな夏の焚き火おつまみ。キンキンに冷えたビールにピリ辛風味がたまらない。
作り方
１ミニスキレットにサラダ油、ゴマ油、ニンニクを入れて弱火にかける。
２ニンニクの香りが出てきたら、エビ、ホタテ、枝豆、コンニャク、XO醤を入れて、ときどき混ぜながら火を通す。味見をして、必要であればお好みで塩、またはXO醤を足す。キレのあるビールとともにいただきます！
あまったオイルで、おまけの〆のニラ油そば
魚介の旨味とニンニクの香りがたっぷりのオイルを捨ててしまうのはもったいない。バケットを浸しても美味しいけど、ゴマ油は中華麺と相性抜群なので、油そばに活用！ 具材はニラだけとシンプルに。こってりと奥深い味わいは、病みつきになること必須。よ〜く混ぜて召し上がれ！ お酢で味変もオススメです。
油が熱々のうちによく混ぜること。食欲をそそる香りに、ノックアウト寸前！
材料
中華麺…１玉（茹でて湯を切っておく）
ニラ…1/3〜1/2束（5mm幅にカット）
ボリュームアップしたければ、炒めたひき肉やもやしを加えるのもいい。温泉卵もアリ！
作り方
１麺の上にニラをのせておく。
２アヒージョで残った油を再度しっかり熱し、ニラをめがけて上からかける。素早くよく混ぜていただきます！
夏バテも吹っ飛ぶ、サバ缶で簡単スパイスおつまみ
栄養たっぷりでヘルシー。コンビニエンスストアでも手軽に手に入り、アレンジメニューも豊富なサバ缶は、キャンプ飯の強い味方！ ビールやハイボール片手に、焚き火の横でチビチビと嗜むにはもってこい。今回は３種のスパイスが効いた簡単おつまみ。辛いのが好きなら、チリペッパー（パウダー）を少々加えても◎。ただし、少量で辛さ倍増なので気を付けること。レモンをキュッと絞ると、酸味も加わりあと味も爽やか〜。
サバ缶は味付けされていない水煮を使用。骨までマルッといただけます。
材料
オリーブ油…大さじ１
ショウガ…薄切り１枚（みじん切り）
イエローマスタード（シード）…小さじ1/2
サバ水煮缶…１缶
コリアンダー（パウダー）…小さじ1/2
クミン（パウダー）…小さじ1/2
トッピング
パクチー、みじん切りタマネギ、レモン輪切りなど
クミンを加えることで、ほんのり漂うカレー風味。おつまみはもちろん、白飯にも合います！
作り方
１ミニスキレットにオリーブ油、ショウガ、イエローマスタードを入れて、弱火で香りがでるまで炒める。
２水気を切ったサバ缶とコリアンダー、クミンを入れ、全体が馴染むように軽く混ぜながら温めたら完成！
３好みで、パクチーやタマネギを添えて。柑橘類で爽快感もUP！
２個使いがポイント！ 甘じょっぱいマヌルパン
マヌルパンはSNSでも話題の韓国グルメ。マヌルは韓国語でニンニクを意味し、丸いパンに切り込みを入れ、甘いクリームチーズとガーリックバターをたっぷり挟んでオーブンで焼き上げます。アウトドアでは難しい？ いえいえ、ミニスキレットが２個あれば、ダッチオーブン効果で中までふっくら焼き上げることができるのです！ １個の場合はパンの上下を返しながらじっくり焼けばOK。王道はミニフランスパンですが、ロールパンや厚切り食パンでも作れます。
クリームチーズとバターは小包装のものそれぞれ１個が目安。
材料
丸いフランスパン…１ケ
クリームチーズ…15〜20gくらい
砂糖…小さじ１強
バター…8〜10gくらい
ニンニク…小さじ1/2（すりおろし）
ドライパセリ…小さじ1/2弱
甘じょっぱさがクセになる。ニンニクの風味と甘いチーズクリームは背徳感タップリ〜。
作り方
１パンは切り離さないように深めに切り込みをいれる。（写真は６等分）
２クリームチーズと砂糖をよく練って甘いチーズフィリングを作る。
３バター、ニンニク、ドライパセリを混ぜてガーリックバターを作る。
４パンの切り込みのなかに２を、周りには３を塗って、冷たいままのミニスキレットにのせ上からもう１個かぶせる。
５スキレットの上下を返しながら、表面においしそうな焼き色がつくまで弱火で焼いたら完成！ 食後のデザートとして、ワインのおともにもぴったり。
パンだけではなく、ミニお好み焼きや分厚いハンバーグなども美味しく焼き上がります！
２個重ねることでホットサンドメーカーのような使い方も可能。食パンを使えば、ogawaのアニバーサリーロゴが焼き印できるかも！？ オリジナルレシピを開発して、MINIスキレット 料理をご堪能あれ！
取材・文／大石裕美 撮影／中村文隆 フードコーディネーター／華表由夏
