
パラコードキーホルダーとはどんなもの?

参考記事「パラコードキーホルダー[読者投稿記事]」
そもそも、パラコードキーホルダーとはどのようなアイテムなのでしょうか。まずは、パラコードキーホルダーの概要を解説します。
パラコードを編んで作ったキーホルダー
パラコードキーホルダーとは、パラコードを編んで作ったキーホルダーです。パラコードの色や編み方によってデザインが変わるため、自分のファッションスタイルに合わせてアクセントとして取り入れられます。
ベーシックな平編み(コブラ編み)やフィッシュテールをはじめ、個性的な編み方も複数あります。また、色違いのパラコードを組み合わせて、自分だけのキーホルダーを作ることも可能です。
加えて、キャンプでパラコードが不足したときには、ほどいて予備として使えます。実用性の高さも、パラコードキーホルダーの魅力の1つです。
おすすめのパラコードキーホルダー
パラコードキーホルダーを手軽に取り入れたい人に向けて、既製品のおすすめを2モデル紹介します。価格はリーズナブルで、カラビナの付いた実用性に長けたものばかりです。
ロスコ「PARACORD KEYCHAINS W/CARABINER」
アメリカで有名なミリタリーブランド・ロスコが販売する、リーズナブルで手に取りやすいキーホルダーです。シックな黒1色やアースカラーなど、4種類のカラーバリエーションがあり、どれもアウトドア感のあふれるデザインになっています。
両端にはリングとカラビナが付いており、鍵を付けるのはもちろん、小物を引っ掛けて保管するのにも向いています。自分のギアに付けておけば、目印にもなるでしょう。いざというときには、ほどいてパラコードとして使えます。
ROTHCO(ロスコ) PARACORD KEYCHAINS W/CARABINER
サイズ:全長約17×幅約2cm リング直径:約3cm カラビナ:約6×約3cm
ロイヤルブリーズ「EDC アンピロ」
先端のひもに遊びを持たせることで、わさびのような形状に仕上げたキーホルダーです。3色のパラコードを使って編まれており、向きによって違う表情を見せるのがポイントです。
カラーバリエーションが豊富で、自分の好みのものが見つかりやすくなっています。日本のメーカーが作っており、各カラーはどこか和を感じさせる雰囲気を醸し出しているのも魅力です。
和風のギアとの相性がよく、アイテム1つで周りとの差別化を図れるでしょう。
ロイヤルブリーズ EDC アンピロ
サイズ:約長さ12×幅2cm 重量:13g
パラコードキーホルダーの自作方法
パラコードキーホルダーは、自作も可能です。好きな色のコードを用意し、自分の好きな長さや編み方にカスタマイズすれば、世界に1つだけのキーホルダーを作れます。
パラコードキーホルダーの自作にあたって用意するものと、ベーシックな平編みのやり方、仕上げに行う焼き止めのコツを解説します。
パラコードを自作してみよう!
用意するもの
パラコードキーホルダーを自作する際、用意するものは以下の通りです。
- パラコード
- はさみ
- ライターまたはバーナー
- ナスカンやカラビナなどの金具
ライターは、最後に焼き止めをするために使います。鍵を取り付けるための金具は、好みに合わせて選びましょう。大きなものに引っ掛けるなら、カラビナが便利です。
平編みは1本のパラコードを使用しますが、2色のパラコードを連結させて半分ずつ使うことも可能です。パラコードを連結させるには、ライターで接続部分を炙り、溶けた部分をくっつけてから指で固定しましょう。
平編みのやり方
平編みは『コブラ編み』とも呼ばれる、パラコードキーホルダーの中でも基本的な編み方です。具体的な手順は、以下の通りです。
- ロープを半分に折り、端を上にする
- 右のひもで外側に向かって輪を作り、余ったひもを左に伸ばす
- 左のひもを下におろし、裏側から輪に通す
- 絞る
- 左右交互に2~4の手順を繰り返す
- 編み終わったら余分な部分をカットし、ライターで焼き止めをする
左右の順番が分からなくなったら、最後の縦の編み目が左右どちらにあるかを確認しましょう。右にあるなら、次は右で輪を作ります。
焼き止めのコツ
焼き止めは、知識として知っている人は多いかもしれませんが、なんとなくやるだけでは効果を十分に発揮しません。焼き止めをしておかないと、末端から徐々にほどけてしまいます。しかし、ただ炙るだけでも時間とともにほどける可能性があるので、しっかりとコツを押さえましょう。
まずは、パラコードを3~4mm残してはさみでカットします。次にバーナーやライターで先端を炙ったら、直後にはさみで先端を押さえるのがポイントです。
先端を押さえることで、溶けた部分が広がって固定されやすくなります。一手間を加えるだけで仕上がりが変わるため、ぜひ実践してみましょう。
自作におすすめのパラコード
パラコードキーホルダーを自作したい人に向けて、おすすめのパラコードを紹介します。キャンプでも活躍するアイテムばかりなので、キャンプ用のものを探している人にもおすすめです。
ギアトップ「パラコード」
約250kgの重さにも耐える、タフなパラコードです。悪天候下でも型崩れが起きにくく、丈夫なキーホルダーが作れるでしょう。
反射材入りのワイヤーが内蔵されているため、暗い場所にいても視認性が高く、キーホルダーを掲げて目印としても使えます。太さは約4mmと、編みやすくなっています。
カラーは6色あり、いずれも自在金具が付属しているため、実務用としてもおすすめです。キーホルダーとして持っておけば、パラコードが足りないときの予備としても活躍します。
GEERTOP(ギアトップ) パラコード
長さ:4m 直径:4mm 重量:37g
Soomloom「パラコード」
テント・タープを張るのにも使えるほど、タフなパラコードです。約2~6mmの太さが展開されており、1mm刻みで選べるため、好みに合わせて思い通りのキーホルダーを作れます。
1セット約50mあるため、実務用と合わせて購入するのがおすすめです。カラー展開はさまざまにありますが、いずれも反射材によって視認性が高くなっているため、キーホルダーにしても存在感があるでしょう。
パラコードが足りないときや、けがをしたときの止血にも役立つため、キーホルダーの材料として申し分ありません。
Soomloom パラコード
長さ:50m 直径:2~6mm
キャンプグリーブ「反射材入りパラコード」
約3~5mmから太さが選べ、5mmタイプは耐荷重約420kgと驚異の耐久性を誇ります。継ぎ目のないノーカットデザインになっているため、部分によって強度が弱くなることがありません。
キーホルダーにするときも、切り取る位置を気にしなくてよいのがポイントです。自在金具付きで実用性が高く、反射材を入れることで視認性を高めています。
アウター材にはポリエステルを使用しており、屋外で使用しても性能が劣化しにくいパラコードです。
CAMP GREEB(キャンプグリーブ) 反射材入りパラコード
長さ:50m 直径:4mm 重量:585g
まとめ
パラコードキーホルダーは、テック系のファッションアイテムとして簡単に取り入れられます。おしゃれな既製品も多く販売されていますが、自分だけのキーホルダーを作るのも楽しいでしょう。
パラコードキーホルダーがあれば、キャンプの際には予備のパラコードとして活躍します。キャンプや日常生活を豊かにする秘密兵器として、手に取ってみてはいかがでしょうか。